スポットSEI ETFは、SEIトークンを直接保有し、規制された取引可能な形でSEIネットワークへのエクスポージャーを提供する上場投資信託です。21SharesはCoinbase Custodyをカストディアンに指定したS-1をSECに提出しており、承認されれば機関投資家のアクセスを加速させる可能性があります。
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21SharesはSECに対して、Coinbase CustodyをカストディアンとするスポットSEI ETFの申請を行いました。
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Canary Capitalは4月にステーキングのエクスポージャーを含む最初のSEI ETF申請を提出しています。
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申請後、SEIトークンは4%以上上昇し、TVL(総価値ロック)は6億8200万ドルに達しました。
SEI ETF:21SharesがCoinbase Custodyを利用したスポットSEI ETFを申請。価格、TVL(6億8200万ドル)、ETF競争への影響を分析。
スポットSEI ETFとは何か?
スポットSEI ETFは、SEIトークンを直接保有してCF SEI-ドル基準レートを追跡し、投資家に公開市場で取引可能なエクスポージャーを提供するファンドです。21SharesのS-1申請ではCoinbase Custodyをカストディアンに指定し、機関・個人投資家双方を対象としています。
21Sharesの申請はCanary Capitalの申請とどう異なるか?
21SharesはCanary Capitalの4月の申請に続きS-1登録声明を提出しました。Canaryの申請は明確にSEIトークンのステーキングを含み報酬獲得を狙っています。21Sharesはステーキングを検討中と述べており、法務・税務・規制面の評価次第で実施予定です。
21Sharesはこの申請をSEIネットワークへの取引所取引アクセス拡大の「重要な節目」と位置付けています。ファンドはCF SEI-ドル基準レートを追跡予定で、これは複数取引所の価格データを集約し、一つの取引所に依存しない価格指標を作る仕組みです。
We’re excited to announce that we’ve filed with the SEC for a SEI ETF in the U.S. – a key milestone in our vision to expand exchange-traded access to @Seinetwork. pic.twitter.com/nTuCLAjXyY
— 21Shares US (@21shares_us) August 28, 2025
申請はSEIトークンの価格やオンチェーン指標にどう影響するか?
市場は迅速に反応し、申請直後にSEIは約4%上昇し0.30ドル付近で取引されました。オンチェーンデータでは、SEIの総価値ロック(TVL)が約6億8200万ドルに達し、Dragonswapなどのプロトコルが支えています。
ETF申請は機関資金の障壁を下げ需要を増やすことがあります。承認されればスポットSEI ETFは流動性を高めアクセスの幅を広げるが、規制の結果やファンド構造(例:ステーキングの有無)が影響度を決定します。
よくある質問
SECはスポットSEI ETFを承認するか?
保証はありません。SECは市場の健全性、カストディ管理、評価方法、投資家保護を基準にS-1申請を審査します。報道では75日間の簡略審査ルートを採用する可能性があるものの、最終的な承認はSECの判断と異議に依存します。
SEI ETFでステーキングを含めてリターンを増やせるか?
可能性はあります。Canary Capitalなどはいくつかの申請でステーキングを提案しています。21Sharesはステーキングは検討中だが、法務・税務・規制リスクがない場合のみ導入するとしています。
CF SEI-ドル基準レートはどう機能するか?
CF SEI-ドル基準レートは複数の取引所から価格データを集約し、ファンド評価や純資産価値(NAV)計算に使う単一の監査可能な基準価格を作ります。この方法は単一の流動性市場への依存を軽減します。
主要ポイント
- 21Sharesが申請:Coinbase CustodyをカストディアンにするスポットSEI ETFのS-1を提出。
- 競争継続中:Canary Capitalはステーキング付きで先に申請し、複数の発行体がアルトコインETFを追求中。
- 市場影響:申請でSEI価格は4%超上昇し、TVLは約6億8200万ドルで強いオンチェーン活動を示す。
結論
21SharesのスポットSEI ETFに関するS-1は、アルトコインETF競争における重要な一歩であり、承認されれば機関および個人投資家によるSEIネットワークへのアクセスを拡大する可能性があります。ステークの取り扱い、カストディ体制、規制審査がファンドの構造と市場影響を左右します。今後の公式申請やオンチェーンデータの動向を注視してください。