中国の米国債保有が18年ぶり低水準、日本の年金が暗号資産を組み入れ、Kalshiは220億ドルでのIPOに接近

(02:25 UTC)
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暗号資産ニュース

岡山県を拠点とする地方企業の確定給付型年金基金が、2026年度に運用資産の1%を暗号資産へ振り向ける方針を固めた。日本の企業年金が運用するデジタル資産配分を公表する初の事例の一つとなる。同基金は約1,200社の中小企業と2万人超の加入者のために約213億円(約1億3,600万ドル)を運用しており、組み入れ規模は約136万ドルに相当する。関係者はこの判断を、円安とドル安双方に対するヘッジと位置づけ、円建て資産の比率を80%から70%へ引き下げる。投資は直接購入ではなくパッシブ型のマルチアセットファンドを通じて行われ、6月11日に成立した金融商品取引法の改正が国内の暗号資産ETFへの規制上の道筋を開いた、まさにその局面と重なる。

米財務省の公式統計によると、中国の米国債保有額は4月に6,511億ドルへ減少し、2008年9月以来の低水準に落ち込んだ。純売り越しは3カ月連続で、北京の保有残高は433億ドル目減りした。一方、海外勢全体の保有額は9兆3,500億ドルへ増加し、過去最高に次ぐ2番目の水準となった。最大の保有国は依然として日本で1兆2,100億ドル、英国が9,375億ドルで続き、カナダは420億ドル減らして3,971億ドルとなった。この残高縮小は中東情勢の緊迫と米連邦準備制度(FRB)の独立性をめぐる懸念を背景に進んだ。新議長のケビン・ウォーシュ氏は、金利を1%へ引き下げよとのトランプ氏の圧力に抗して政策金利を据え置いた。

予測市場運営大手のKalshiが、株式上場の可能性をめぐり複数の銀行と非公式な初期協議に入った。ただしS-1(上場登録届出書)の提出はまだなく、実際のデビューは早くても2027年後半か2028年とみられる。同取引所の年率換算売上は20億ドルを突破し、2025年11月からおよそ3倍に拡大した。5月の想定元本ベースの取引高は、NBAプレーオフやワールドカップ関連の契約を追い風に約170億ドルと過去最高に達し、機関投資家の取引高は半年で800%急増した。5月にCoatueが主導した10億ドルの調達ラウンドで企業価値は220億ドルへ上昇し、12月の110億ドルから倍増。CFTC規制下のイベント契約取引所として初めてウォール街を視野に入れる存在となった。

米国とイランの代表団がスイスで徹夜の交渉を重ね、二つの分野で前進が見られた。イラン外務省は凍結資産と、ホルムズ海峡の安全航行の仕組みについて進展があったとしている。合意が成立すればカタールに保有されているイラン資金約60億ドルが返還される見通しで、報じられる60日間の枠組みのもとで同海峡の通航料が免除されるという。ホルムズ海峡は海上輸送される原油のおよそ4分の1が通る要衝だ。米側の代表団はヴァンス副大統領が率い、外交官が退いた後も実務担当者が核問題と制裁をめぐる協議を続けた。地政学リスクの後退は原油市況の安定につながり、ひいてはビットコインを含むリスク資産を下支えする可能性がある。

イーロン・マスク氏は6月20日の投稿で、政府はAI企業の株式を取得するのではなく、財務省の資金を国民へ直接給付すべきだと主張した。AIとロボティクスが生み出す豊かさはインフレではなくデフレをもたらすとの見立てだ。この立場は、大手AI企業に一度限り50%の株式移転税を課して国富ファンドの原資とするバーニー・サンダース上院議員の提案を退けるものだ。マスク氏の発言は、SpaceXが1株135ドルでのIPOを完了し、同氏の純資産が1兆ドルを突破した数日後に飛び出した。複数の資産追跡データによれば、同氏はこの大台を超えた史上初の人物となった。

インテルの新最高経営責任者(CEO)リップブー・タン氏は、ポッドキャストでマスク氏の半導体事業「Terafab」における同社の役割を明かし、マスク氏を今世紀屈指の起業家と評した上で、AI半導体の生産能力が規模・効率・消費電力のいずれの面でも需要に追いついていないと警告した。この枠組みのもとでマスク氏が製造拠点を建設し、インテルが先端の14Aプロセス技術と製造支援を提供する。テキサス州オースティンのギガ・テキサス敷地内に設けられる同プロジェクトは30億ドル超の予算を抱え、年間2,000億個のチップ生産を目標とし、SpaceXの計算需要やテスラのAI学習基盤にも対応する。タン氏はこれを単独の賭けではなく、共同で設計された取り組みだと説明した。

これらの動きを総合すると、一つの大きな流れが浮かび上がる。資本が人工知能を軸に再配置されつつ、ドルへのエクスポージャーから距離を置き始めているという構図だ。円をヘッジする日本の年金から、米国債を圧縮する北京まで、相関性の低い価値の保存手段を探す動きは広がっており、歴史的にはデジタル資産に追い風となる地合いである。もっとも、COINOTAG独自の集計データは、その楽観に冷や水を浴びせる。当社のFear & Greed指数は20と「極度の恐怖」圏に沈み、ビットコインのドミナンスは70.1%、暗号資産の時価総額は約1兆8,500億ドルにとどまり、アルトコインよりビットコインへの防御的なローテーションを示唆している。ステーブルコインの流動性とオンチェーンウォレットの活動が低調なまま、マクロの視界が晴れるまで確信は薄いままだ。

COINOTAGは金融アドバイザリーサービスを提供していません。このコンテンツは情報提供のみを目的としており、投資アドバイスとして解釈されるべきではありません。暗号資産投資には高いリスクが伴います。

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Takeshi Yamamoto

Takeshi Yamamoto

COINOTAGライター

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AI生成シニアテクニカルアナリスト·山本武は、暗号資産市場の技術分析を6年以上にわたって手がけているシニアテクニカルアナリストです。東京を拠点に、ビットコインおよび主要アルトコインのテクニカル分析を専門とし、日足と4時間足のチャート分析を中心に活動しています。RSIダイバージェンス、MACDヒストグラムのモメンタム変化、フィボナッチリトレースメント、ボリュームプロファイル分析を組み合わせ…

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