via NADA NEWS · NADA NEWS編集部著
米マイニング企業TeraWulf、AIデータセンター収益がBTCマイニングを初めて上回る
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デジタルインフラ企業TeraWulf(テラウルフ)は、2026年第1四半期決算で、高性能コンピューティング(HPC)事業の収益が初めてビットコインマイニング事業を上回ったと発表した。
ビットコイン(BTC)マイニング専業に近かった企業が、AIやハイパースケーラー向けインフラへ軸足を移す流れを象徴する結果となった。
同社の第1四半期売上高は3400万ドル(約53億円、1ドル=155円換算)で、前年同期の3440万ドルとほぼ横ばいだった。一方、内訳を見ると事業構成は大きく変化している。HPCリース収益は2100万ドルに達し、デジタル資産関連収益の1300万ドル弱を上回った。
テラウルフのPaul Prager(ポール・プラガー)CEOは決算説明会で、今回がHPCリース収益が同社の財務に意味のある形で反映された初めての期間だと説明した。Patrick Fleury(パトリック・フルーリー)CFOも、第1四半期は「移行期の事業」を反映しており、収益がより安定したコンピュート契約に結びつき始めていると述べた。
同社は、ニューヨーク州のLake Mariner施設で、Core42向けに60メガワットのクリティカルIT向けHPC容量を稼働させ、3月31日時点で収益を生み始めている。
テラウルフはまた、2社目のテナントであるFluidstack(フルイドスタック)との調整も進めており、Google(グーグル)も関わる形で、インフラ引き渡しと技術配備のタイミングを合わせている。HPCキャンパスの開発が進む中、同社は従来のビットコインマイニング設備の一部を、より高付加価値のHPCワークロード向けに転用している。
ただし、この転換にはコストも伴っている。同社のコストは約2億ドルまで増加し、その中にはマイニング事業の停止に一部関連する2570万ドルの減損も含まれる。第1四半期の純損失は4億2760万ドルとなり、前年同期の6140万ドルから大きく拡大した。ただし、その約半分は非現金のワラント再評価によるものとされる。
