銅が関税観測で過去最高値14,617ドル/トンを更新 — Bitcoin(BTC)へのマクロシグナル

銅がLMEで関税観測を背景に過去最高値14,617ドル/トンを更新。スポット金は4,399.26ドルに下落。COINOTAGがBitcoin(BTC)へのマクロシグナルを読む。

(06:51 UTC)
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AI要約AI
  • 銅がLMEで過去最高値14,617ドル/トンを更新し、4営業日連続で上昇
  • スポット金が4,399.26ドルまで下落、下落率はわずか0.15%
  • 金は1月28日の最高値5,589.38ドルを約21.8%下回る
  • BTCは約78,290ドル近辺、Fear & Greed Indexは69(Greed)
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銅がトンあたり14,617ドルを突破

銅のLME(ロンドン金属取引所)価格が月曜、トンあたり14,617ドルの過去最高値を付け、精製銅への米国関税導入観測を背景に4営業日連続の上昇となった。工業金属としては2日連続の最高値更新であり、年初からはおおよそ17%の上昇だ。短期的な供給のひっ迫と堅調な工業需要が背景にある。データセンター、再生可能エネルギー設備、送電網改修での消費が、伸び悩む鉱山生産を吸収し続けており、このひっ迫は電線・ケーブル、半導体、光部品へと波及し、Micron TechnologyLumentumといったサプライヤーにも影響を及ぼしている。LME価格は現物プレミアムの基準となる世界の指標であり、そこでの最高値更新は世界中で銅の価格を引き直した。政策面は依然として不透明だ。8月に署名された大統領令は半製品銅に50%の関税を課した一方、LME契約の決済対象である精製カソード銅を対象外とし、商務省に再検討を指示した。報告書の提出期限は6月30日だったが、期限から約2か月が経過した今もホワイトハウスから紙面は出ていない。それでも市場は関税を織り込みつつある。年内に数十万トン単位の銅が国内高値を狙って米国へ輸送され、他地域の流通を直接的に引き締めた。供給側も話は別ない。モルガン・スタンレーの供給警告は、2017年以来となる世界の銅鉱山生産の年間減少の可能性を示唆する。主要鉱山の老朽化が新規プロジェクトの投入ペースを上回っているためだ。ストラテジストのJim Biancoは、銅が2025年4月以降68%超上昇したと指摘する。これは現在の関税観測に先行する相場だ。同金属は今月、1月の過去最高値を更新して初めてトンあたり14,600ドルを突破した。8月にはCOMEXでポンドあたり6.71ドル超の過去基準値を付けていた。

金が4,400ドルを割り込む

スポット金は月曜、psychologicalな節目となる4,000ドル台後半のラインを下回り、トロイオンスあたり4,399.26ドルで取引された。 intraday下落率はわずか0.15%だ。同セッションの序盤には4,405ドル近辺で推移していたため、4,400ドル割れは短時間のもので、下落率は1%以内に収まっている。心理的な基準線をめぐる短期的な動きであり、トレンド転換が確定したものではない。過去にも同様に一時的にこのラインを失い、その後回復したセッションがある。1日の値動きでトレンドの方向は決まらない。スポット金(即時引き渡しの金価格、トロイオンス建て)は、世界中の現物トレーダーにとっての基準指標であり続けている。その内実は乖離している。金地金は8月に約10%上昇(1月以来の最大の月間上昇)し、過去12か月では約25%上昇した後もなお、1月28日に付けた5,589.38ドルの過去最高値をおおよそ21.8%下回っている。チャートアナリストは、銅対金レシオが年初来の下落トレンドを初めて突破したことを、防御型資産から工業用途への資金シフトとして読んでいる。投資家が「保険」を求めるか「成長」を求めるかを測る古典的な指標である同レシオは、今週のブレイクまで一貫して下落していた。小売需要も独自の下支えを加えており、その流れを象徴するのがCostco Wholesaleの金地金販売だ。投資家はURNM ETF(ウラン特化型)などへのハードアセット配分も広げている。調整局面でも現物買いは異例なほど粘り強い。未決着の関税判断が、両金属にとっての振れ要因だ。ワシントンが精製銅への関税を正式化すれば、最高値は価格にまだ織り込まれる途上の政策期待を反映することになる。正式化されなければ、同水準は根底にある供給不足に支えられたものであり、金の一時下落は歴史的な上昇の後の利益確定と読める。大きな反転の始まりではない、という見方だ。 市場をリアルタイムで追いたい読者は、Binanceで現物・先物価格をライブで確認できる。

Bitcoin(BTC)への流動性の読み

Bitcoin(BTC)にとって、この構図は流動性の話だ。ハードアセット全般の強さは、歴史的に暗号資産のリスク許容度と連動してきた。COINOTAGの集計市場データによれば、Fear & Greed Indexは69(Greed=強欲)、Bitcoinは当社が追跡する対象銘柄の時価総額合計2.31兆ドルのうち68.2%を占め、BTCは約78,290ドル近辺で推移している。

COINOTAG News Desk

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