Aerodrome Finance(AERO)とは?意味と解説
Aerodrome Finance(AERO)は、CoinbaseのBase L2上でトップシェアを誇るDEXです。Velodromeのフォークであるve(3,3)モデル(veAEROロックでゲージ投票・賄賂受け取り)と集中流動性マーケットメーカー(CLMM)プールを採用しています。
Aerodrome Financeとは何か?Base L2のDEXリーダー
Aerodrome Finance(AERO)は、CoinbaseのEthereum L2「Base」上で最大のTVLと取引量を誇るDEXです。OptimismのDEXであるVelodromeをフォークし、2023年8月にBaseへの最適化を施してローンチされました。
Aerodrome FinanceのveAEROゲージ投票メカニズム図
ve(3,3)モデルとveAERO
Aerodrome最大の特徴はAndre Cronje考案のve(3,3)(ヴォート・エスクロー×ゲーム理論3,3)メカニズムです。
- veAERO:AEROをロック(最大4年)することで投票権トークン(veAERO)を取得
- ゲージ投票:veAEROホルダーは週次でどの流動性プールにAERO排出を振り向けるか投票
- 賄賂(Bribes):プロトコルがveAEROホルダーにトークンを支払い、自分のプールへの投票を誘導
- 手数料受取:投票したプールの取引手数料を受け取る
CLMMプール
Aerodrome v2ではUniswap v3型の集中流動性マーケットメーカー(CLMM)プールを採用しています。流動性提供者は特定の価格帯に集中して流動性を提供できるため、資本効率が大幅に向上します。
Base L2上でのポジション
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ネットワーク | Base(Coinbase L2、Ethereum OP Stack) |
| ローンチ | 2023年8月 |
| Base TVLシェア | 常時トップ(最大70%超も記録) |
| モデル | Velodrome fork + ve(3,3) + CLMM |
エコシステムの役割
Aerodromeは多くのBase上の新興プロジェクトがトークンの初期流動性を獲得する場として活用しています。賄賂マーケットでは新規プロジェクトがveAEROホルダーに対して自プロジェクトトークンを提供し、AERO排出を自プールに誘引することでDeFiのBootstrapping(流動性立ち上げ)を行います。
COINOTAGの見解
AerodromeはBase L2において圧倒的なDEXポジションを確立しており、ve(3,3)メカニズムによるプロトコル収益の分配と賄賂エコノミーが流動性の長期ロックを促進しています。BaseへのCoinbaseのフル支援とEthereum L2エコシステムの成長がAerodromeの追い風となっています。ただし新たなDEXとの競争やAERO排出によるインフレ管理が継続的な課題です。