世界最大の資産運用会社であるFidelity Investmentsは、本日、スポットビットコインETFのためにSECに申請しました。
Fidelity、スポットビットコインETFの申請を行いました
アメリカの金融大手であるFidelity Investmentsは、11兆ドル以上の資産を管理しており、本日、Wise Bitcoin TrustというスポットビットコインETFの再申請を行いました。
FIDELITY、スポット#BITCOIN ETFの申請を行いました
— CO NEWS (@coinotag) 2023年6月29日
この動きは、約2週間前にBlackRockのiShares部門がiShares Bitcoin Trustの申請を行った後に行われたものであり、これもスポットビットコインETFです。
6月初めにBlackRockがスポットETFの申請を行って以来、InvescoやWisdomTreeなどの他の多くのファンド会社も同様の動きをしており、今週公表されたレポートによれば、Fidelityの申請も近々行われるとされています。
Fidelityは実際には2021年にスポットビットコインETFを立ち上げようと試みましたが、この試みは2022年にアメリカ証券取引委員会(SEC)によって却下されました。
Fidelity、Grayscaleに動くのか?
先週、FidelityがETFの申請を行うという噂に加えて、Grayscaleを買収するための提案も浮上しました。Grayscaleは現在、世界最大のデジタル資産管理会社です。これらの噂の間、GrayscaleのBitcoin TrustファンドであるGBTCは約40%の上昇を記録し、取引量は80%増加しました。
Fidelityは以前から暗号資産に関する取り組みを行ってきましたが、この最新の動きは、BlackRockや他の企業とのスポットビットコインETFの競争に参入したことを示しています。