カントンコイン運営Digital Asset、a16z主導で約3億ドル調達へ──評価額20億ドルに到達
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CCニュース
機関投資家向けブロックチェーン「Canton Network(カントン・ネットワーク)」を運営するDigital Asset Holdingsが、約3億ドル(約470億円)規模の資金調達を進めていることが明らかになった。今回のラウンドは米ベンチャーキャピタル大手アンドリーセン・ホロウィッツの仮想通貨部門a16zクリプトが主導し、企業評価額は約20億ドル(約3,140億円)に達する見通しだ。調達は数週間以内にクローズする予定で、最終的な額は変動する可能性があるとされている。同社は2025年6月にも1億3,500万ドルを調達しており、半年で評価額が大幅に上昇した形となる。機関向けブロックチェーン採用の加速が背景にある。
スイスのETFプロバイダー21Sharesが組成した米国初の現物カントンコイン裏付けETF「21Shares Canton Network ETF(ティッカー:TCAN)」が、2026年5月にナスダックへ上場した。これは米国の機関投資家がカントンコイン(CC)へ規制下のチャネルを通じて投資できる初の経路となる。Canton Networkは資本市場向けに設計されたプライバシー保護型のパーミッションレス型基盤であり、ETFの登場は同ネットワークのネイティブトークンを伝統金融商品の枠組みに組み込む転換点となった。CCは数あるアルトコインの中でも機関向け文脈で異彩を放ち、上場以降は金融セクターからの関心が一段と高まっている。

米国の中央証券保管機関DTCCの子会社DTC(Depository Trust Company)が、米国証券のトークン化サービスを2026年10月に広範展開すると発表した。7月から限定的な本番取引を開始し、技術基盤としてCanton Networkを採用する。対象には米国上場株式、ETF、米国債が含まれ、まずは米国債からネットワーク上での発行が始まる計画だ。参加者は通常の口座から証券を「Digital Omnibus Account」に振り替え、登録ウォレットへ対応するトークンを発行する仕組みで、24時間ウォレット間での直接移転が可能となる。SECは2025年12月にno-action letterを発出し、規制上の道筋を整えた。
スイス金融市場監督機構(FINMA)規制下の暗号資産銀行アミナバンクが、5月6日にカントンコイン(CC)の取引およびカストディ提供を開始したと発表した。CCに対応する銀行としては世界初の事例となる。同行の顧客は規制下の銀行プラットフォームを通じてコールドウォレットを含むカストディサービスを利用でき、機関投資家やスーパー・バリデータ、プロ投資家向けの摩擦低減につながると説明されている。同行は2025年以降、Sui、Polygon、Ripple USD、USDGなど機関向けデジタル資産対応を相次いで拡充しており、規制金融とオンチェーン金融を接続する基盤としてのポジションを着実に強化している。

決済大手Visaは2026年3月25日、決済企業として初めてCanton Networkのスーパー・バリデータに参加した。スーパー・バリデータはネットワークのコンセンサスメカニズムと取引承認を担う中核ノードであり、Visaの参画はカントンネットワークが伝統金融と決済インフラの中心領域へ食い込み始めたことを象徴する。同ネットワーク上ではすでにDTCC、ビットゴーなどがトークン化や担保管理を巡る次世代金融インフラ構築を進めており、レポ取引、レンディング、ラップド資産を含むオンチェーン資本市場エコシステムが形成されつつある。決済領域での実装が進めば、CCの実需基盤はさらに広がる可能性がある。
a16zクリプトは直前に5本目となる仮想通貨ファンドで22億ドル(約3,450億円)を調達し、運用資産は約100億ドル規模に到達した。同社は機関向けブロックチェーン領域への投資を最重要テーマに据えており、ゼネラルパートナーのアリ・ヤヒヤ氏はオンチェーン金融の最大の障壁としてプライバシー機能を挙げている。プライバシー保護とコンプライアンス両立を設計思想とするカントンネットワークは、まさにこの問題意識に応える存在として位置付けられている。みずほをはじめとする金融機関の参画も2026年に入って続いており、機関採用の連鎖が今回の評価額上昇を後押ししている形だ。
CCはスポット価格0.16196ドル、24時間で5.1%上昇し、テクニカル上は強気相場入りを示唆している。RSIは65.74で過熱手前の水準、MACDも強気シグナルを点灯。直近サポートは0.1582、0.1539、0.1479ドル、上方は0.1653、0.1706、0.1828ドルが意識される。0.1653ドルを日足で明確にブレイクできれば0.1706・0.1828ドルへの上値余地が広がる一方、0.1582ドル割れは短期的な強気シナリオを無効化し0.1479ドル試しのリスクが高まる。RSI70超え局面では一時的な調整圧力にも警戒が必要となる。
