英投資家、12年ぶりに61 Bitcoin(BTC)を取り戻す――時価450万ドル

英投資家がCEL Solicitors経由で12年ぶりに61 BTC(約450万ドル)を回復。旧Intersango利用者の資産とみられる5,500 BTC超のウォレットも判明。

(11:05 UTC)
1分で読めます
AI要約AI
  • 英投資家が12年ぶりに61 BTC(約450万ドル)を回復した
  • 旧Intersango利用者のものとみられる5,500 BTC超のウォレットが特定される
  • サトシ時代の7ウォレットが約16.5年の休眠を経て合計350 BTCを移動
  • BTCは直近で7万9,850ドル近辺、RSIは66.9を示す
k7rq2fdm

12年の時を超え61 Bitcoinが帰還

約12年前にアクセスを失っていたコインを、イギリス人投資家がついに取り戻した。「Chris」とのみ名前が公表されているこの投資家は、Bitcoin(BTC)61枚――時価でおよそ450万ドル(約330万ポンド)――を回復した。購入時期は2011年12月。当時のBTC価格は4ドルを下回っており、初期の英国取引プラットフォームBritcoinを通じて約1,500ポンド(当時のレートで約2,000ドル)を投じて入手したものだ。Britcoinはその後Intersangoと名称を変えたが、取引業務を縮小し、2014年初頭にはウェブ上から姿を消してしまった。アクセスを失った時点での保有額は約4,000ポンド。幼い子どもを持つ家庭を構え、新居も購入したばかりの身にとって、決して小さくない金額だった。法律事務所CEL Solicitorsによると、回復作業は法執行機関を関与させることなく約4カ月で完了したという。トレーシング技術と、15年近く前にさかのぼる銀行取引記録を組み合わせた捜査の成果だ。この事例は、X上で拡散された投稿をきっかけに広く注目を集めた。なおCELの姉会社にあたるThe Crypto Tracing Expertsは、旧Intersango利用者のものとみられる5,500 BTC超を含むウォレットを特定済みとする。1枚あたり7万6,500ドル換算で総額約4億2,000万ドルに上る規模だが、アドレスは公開されておらず、関連性は未検証のままにとどまる。

サトシ時代の7ウォレットが350 BTCを移動

一人の保有者が古いコインを取り戻したのと同じタイミングで、オンチェーンデータはBitcoin黎明期のウォレット7つが動き出した様子を捉えた。対象のアドレスは合計350 BTC――現在の価格で約2,800万ドル――を移動させており、非活動期間は合計でおよそ16.5年に達する。各ウォレットが送金したのは50 BTCずつの一括単位。これはコインが生成された2010年3月、ネットワークが2009年1月に稼働開始してわずか15カ月後に行われた初期のマイニングにおける標準的なブロック報酬に一致する。当時の50 BTCは、今日の相場で1束あたり約400万ドルの価値だ。重要なのは送金先だ。移動はすべてウォレット間で完結し、取引所や既知の流動性拠点には一切届いていない。アナリストは、この規模のクジラの動きでありながら、目先の売り圧力は確認できないと見ている。動きが起きたのは堅調な市況の中だ。BTCは直近の反発で一時8万1,000ドルを上回り、直近では7万9,850ドル近辺で取引されている。わずか数日前、強い米雇用統計を受けて8万ドルを割り込んだばかりだが、雇用データによる下落は速やかに吸収された形だ。テクニカル面では、20日移動平均が約7万5,116ドル、200日移動平均が約7万2,637ドルに位置し、日足RSIは66.9を示す。モメンタムは強いものの、まだ買われ過ぎ水準には達していない。直近の抵抗帯は8万1,000〜8万2,000ドルゾーンであり、今回の2010年産の休眠マイナー資金移動は、この値動きの背景に残れた珍しいオンチェーンの脚注と言える。

ブケレ大統領、準備基金の移管を否定

エルサルバドルのナイブ・ブケレ(Nayib Bukele)大統領は、同国の国家保有資産――7,763 BTC超――の管理権が民間事業者に引き渡されたとする見方を否定した。発端はスペイン紙El Paísの報道だ。IMFの最新声明文の文言が、同国の戦略的Bitcoin準備金の移管を示すものだと解釈されたのである。しかしIMFの説明によれば、過半の株式と運営管理権が民間事業者に移ったのは政府支援のChivoウォレットであり、準備金そのものではないという。IMFはさらに、エルサルバドルが提出した資料に基づき、2025年6月27日の拡大信用供与(EFF)第1回審査以降に蓄積されたすべてのBitcoinは民間からの寄付によるものであり、その期間の購入に公的資金は使われておらず、確認済みの寄付を超える追加蓄積も想定されていないと明言した。今回の声明は、EFF第2回・第3回審査を統合するスタッフレベル合意に続くものだ。IMF理事会が承認し、合意済みの事前措置が完了すれば、エルサルバドルは約1億4,000万ドルの追加融資にアクセスできる見通しとなる。 市場をリアルタイムで追いたい読者は、Gateで現物・先物価格をライブで確認できる。

古いコインが問い直す管理の在り方

3つの出来事を並べて読むと、一本の流れが見えてくる。Bitcoin市場におけるコインの所有を決めるのは、コインの古さではなく、証明可能なコントロールであるという事実だ。Bitcoin自身のブロックチェーンという一次記録はすべての送金を半永久的に保存しており、だからこそ調査側は2011年当時の購入記録を特定のウォレットに結び付け、16.5年ぶりに動いた2010年産のコインを検知できた。ただしトレーシングと回復はイコールではない。Intersangoの事例ではチェーン外の銀行記録と、報じられた範囲では当事者の協力が不可欠だった。5,500 BTCのウォレットに至っては、管理主体が明かされておらず、分配の時期も示されていない。長期のコールドウォレット保管を含むHODL戦略の教訓は明確だ。オンチェーン上の可視性は、本人確認・鍵の管理・法的請求権の三者が揃って初めて意味を持つ。

COINOTAG News Desk

COINOTAG News Desk

COINOTAGの編集・調査デスクです。

News Deskの仕組み
AI生成

AIによって生成され、AIによるレビューを経て、COINOTAGの編集監督のもとで公開されました。