via CRYPTO TIMES · CRYPTO TIMES編集部著
銀行バック型円ステーブルコイン「JPYSC」、数ヶ月以内にリリースか

Startale Group CEOの渡辺創太氏は自身のXで、SBIグループと共同開発中の銀行バック型円ステーブルコイン「JPYSC」について、数ヶ月以内のリリースを目指していると明かしました。
We are going to ship @JPYStableCoin, the first bank-backed JPY stablecoin, in a few months. What I want to achieve is to leverage the lowest-cost funding currency on earth — JPY — to invest in the highest-growth assets, i.e., US stocks, executing fully onchain. It will be big.
— Sota Watanabe (@WatanabeSota) May 12, 2026
注目すべきは、その活用ビジョンです。渡辺氏は「地球上で最もコストの低い調達通貨・円を活用し、最も成長率の高い資産である米国株に投資する。しかも完全にオンチェーンで」と述べ、JPYSCを単なる決済ツールに留まらない金融インフラとして位置づけました。
JPYSCはSBI新生信託銀行が発行を担う日本初の信託銀行バック型円ステーブルコインです。SBI VC Tradeが主要な流通パートナーとなりStartale Groupが技術開発を担う体制で、規制当局の承認を経て2026年第2四半期のローンチが予定されています。
日本円がシステム上重要な通貨となっている主な理由の一つとして「キャリートレード」が挙げられます。投資家は低金利の安価な円を借り入れ、それを他の通貨に両替して高利回りの資産に投資する戦略を行うことが可能であり、円は世界の金融市場において最も信頼される資金調達通貨の一つとなっています。
オンチェーン上においても円キャリートレードが実現されるのか、その先駆けとしてJPYSCが使われるようになるのか、円ステーブルコインの今後の進展に注目が集まっています。