ETF(Exchange Traded Fund、上場投資信託)は、特定資産の価格に連動し、伝統的な証券取引所で株式のように取引されるファンドです。ビットコイン現物ETFは2024年1月11日、米国SECの承認を受けて取引が開始されました。BlackRock IBIT、Fidelity FBTC、ARK 21Shares ARKBなど主要発行体が参入しています。現物ETFはファンドが実際にビットコインを保有することを意味するため、現物価格に直接影響を与え、先物ETF(BITOなど)とは構造的に異なります。現物ビットコインETFの意義は、機関投資家(年金基金、ウェルスマネジメント、IRAなど)がビットコインに直接ではなくブローカレッジ口座を通じてアクセス可能になった点にあります。承認後最初の半年で500億ドル超の純流入を記録し、ビットコインは2024年3月に過去最高値を更新しました。米国では2024年7月に現物ETH ETFも承認されています。ETFのメリットは税務・報告の容易さ、カストディの簡便性で、デメリットは週末の取引不可、年率0.20〜0.25%程度のエクスペンスレシオ、「Not your keys, not your coins」の原則からの逸脱が挙げられます。日本では国内現物暗号資産ETFは2025年時点で未上場ですが、海外証券会社経由でのアクセスが可能な場合があります。
暗号資産用語集
ビットコインETFとは?
伝統的な証券取引所で売買され、ビットコインの現物価格に連動するよう設計された上場投資信託です。