XRP Ledgerのレンディングプロトコル、80%承認を条件にバリデーター投票へ

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XRP(XRP)の基盤であるXRP Ledgerが、ネイティブなレンディング枠組みをバリデーター投票の段階へと進めた。オンチェーン与信に向けたこれまでで最も明確な一歩だ。Rippleは6月29日、XRPL Lending Protocolの概要を公表し、オンチェーン資産を保有する借り手が資産を売却せずに流動性を引き出せるインフラだと説明した。同社は、米国債やマネー・マーケット・ファンド、ステーブルコイン、コモディティ、プライベートクレジットといった現実資産(RWA)が台帳上へ移行しつつある現状を設計の前提に据える。注目すべきは、信用力の評価をオフチェーンに残したまま、融資の組成・返済・利息計上・デフォルト処理をオンチェーンで標準化する点だ。Rippleは、ブロックチェーンはルールを一貫して執行できるが、引受審査や各法域のコンプライアンス、担保評価そのものを置き換えるべきではないとの立場をとる。アルトコイン市場の文脈を以下で続ける。

枠組みは、いまネットワークのバリデーターに諮られている2つの補完的なアメンドメントに支えられている。XLS-65は単一資産ボールト(Single Asset Vault)を定義し、複数の預入者から1つの資産をプールして、その流動性を他のオンチェーンプロトコルに提供する。XLS-66はレンディングプロトコル本体を定義し、プールされたボールト資金から無担保の確定期間ローンを組成する。リスクはファシリティ単位で設定されるファーストロス資本(first-loss capital)によって構造化され、プール管理者や引受業者がジュニア部分の損失をまず吸収する。発動は自動ではない。XRPLのアメンドメントは、メインネットで有効化される前に、バリデーターの支持率が連続2週間にわたり80%を上回り続ける必要がある。RippleXのプロダクト責任者ジャスミン・クーパー氏は、トークン化のインフラはこれまで断片的か、あるいは存在していなかったと述べた。

与信レイヤーの外でも、Rippleは欧州での規制対応領域を着実に広げている。同社は、EUの暗号資産市場規則(MiCA)のもと、ルクセンブルクで暗号資産サービスプロバイダー(CASP)ライセンスの予備承認を取得した。MiCAは、トークン発行と暗号資産サービスを統一的に規律するEUの共通ルールブックだ。CASP認可が最終的に確定すれば、Rippleは単一拠点から欧州経済領域(EEA)全域へ規制下サービスをパスポートできるようになる。この動きは、コンプライアンスを満たす取引相手を必要とする決済企業や資産運用会社を狙う、機関投資家志向の姿勢を示す。規制下での分配は、Rippleが描く運転資金やトレジャリーの利用ケースを呼び込む上で核心であり、レンディングとトークン化の取り組みとも整合する。

日本では、SBI VCトレードが国内で初めてRipple USD(RLUSD)の取り扱いを開始した。同社のドルペッグ型ステーブルコインで、当初の対応はイーサリアム版トークンに限られる。この上場が重要なのは、日本が世界でも厳格な部類のステーブルコイン規制を敷き、発行者や取扱業者に準備金や登録に関する明確な基準を求めているためだ。免許を持つ取引所を通じてRLUSDを取り込むことは、主要市場で同資産に規制された入口を与え、米国外への分配を広げる。Rippleにとって、RLUSDを保有・取引できる場を拡大することは、クロスボーダー決済構想の中でステーブルコインが担う準備資産としての役割を補強する。

Rippleはまた、アフリカ最大級の決済プロセッサーの一つであるFlutterwaveへ戦略的投資を実施した。RLUSDとXRP Ledgerを同社の決済レールに統合する狙いを掲げる。アフリカは依然としてクロスボーダー送金のコストが高い回廊であり、流れをパブリックな台帳経由でルーティングすれば、従来は数日に及んでいた決済時間を圧縮できる可能性がある。今回の提携は、既存の決済ネットワークと競合するのではなく、自社のステーブルコインと台帳をその内側に直接組み込むというRippleの一貫したパターンを延長するものだ。複数のアフリカ市場で取扱量を持つプロセッサーの内部にRLUSDを据えることで、Rippleは同トークンを投機商品ではなく、加盟店や送金フローの運転資金として位置づける。

さらに2つの取り組みが今週を締めくくる。Rippleとメキシコの取引所Bitsoは、ペソ連動型ステーブルコインMXNBをXRP Ledger上で発行する計画で、ネットワークのローカル通貨ステーブルコイン群を厚くし、米国・メキシコ間の送金回廊を支える。これとは別に、Rippleは開発者向けにXRP Ledger用のAIエージェント決済スターターキットを公開し、自律型ソフトウェアエージェントがオンチェーンで直接取引できるツールを提供した。ステーブルコインとレンディングの取り組みと併せ、これらのリリースは決済・与信・プログラム可能な決済を同じ台帳の上に重ねる戦略を描き出し、機関投資家の発行体と、XRPL上で自動化された金融サービスを構築する開発者の双方を呼び込む。

当デスクが板情報を読む限り、XRPは1.0433ドル近辺で、当日比0.54%安。モメンタムは明確に弱気で、RSIは32.86、MACDは確認された下降トレンドの中でマイナス圏にある。COINOTAG独自の42指標コンポジット・スコアリングエンジンは、フィボナッチ0.114リトレースメントとR3ピボットの重なりを根拠に1.0716ドルのレジスタンスを70/100(強い)と評価する一方、1.0037ドルのサポートは下限ボリンジャーバンドとドンチャン安値に支えられ75/100をつける。デリバティブは慎重姿勢で、資金調達率(ファンディングレート)はわずかにマイナスの-0.0095%。一方でロング・ショート比率は3.05(ロング75%)と、フラッシュに弱い過密なロング偏重だ。恐怖・強欲指数が15(極度の恐怖)にある中、日足で1.0716ドルを回復して引ければバイアスは強気へ転じ、1.0037ドルを割れば底値が無効化され0.86ドルが視野に入る。

COINOTAGは金融アドバイザリーサービスを提供していません。このコンテンツは情報提供のみを目的としており、投資アドバイスとして解釈されるべきではありません。暗号資産投資には高いリスクが伴います。

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Kenji Suzuki

Kenji Suzuki

COINOTAGライター

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AI生成クリプトリサーチャー·鈴木健二は、ブロックチェーン技術、分散型金融(DeFi)、Web3エコシステムの発展に焦点を当てた暗号リサーチャーです。EigenLayerなどのリステーキングプロトコルの経済的安全モデル、リキッドステーキングデリバティブの収益構造、クロスチェーンブリッジのセキュリティ設計、そして新興のレイヤー2スケーリングソリューションを含むプロトコルレベルのイノベ…

AIによって生成され、AIによるレビューを経て、COINOTAGの編集監督のもとで公開されました。

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