BitwiseのSolana(SOL)ステーキングETFが運用資産10億ドルを突破

BitwiseのSOLステーキングETF「BSOL」が運用資産10億ドルを突破。SOL系ETFの累計流入は約12.6億ドル、発行縮小とレバレッジ主導の値動き、主要なサポート・抵抗ラインを解説する。

(11:53 UTC)
1分で読めます
更新
AI要約AI
  • SOL系ETFの累計流入は約12.6億ドルで時価総額の約2.2%に相当
  • SolanaのSGP-0002承認でデスインフレ率が15%から30%へ引き上げ
  • SOLは103.43ドル近辺で取引され日足で約2.25%下落
  • DeFi Development Corpが1.9万SOLを追加購入し保有は約233万SOL
k7rq2fdm

BitwiseのBSOL、10億ドルの大台に到達

Bitwiseが運用するソラナ(SOL)ステーキングETF「BSOL」が、SOLを追跡する上場投資信託として初めて運用資産残高(AUM)10億ドルの大台を突破した。発売から1年足しらずでの到達という異例のスピードだ。本商品はステーキング型のラッパーであり、保有トークンをネットワークのバリデータに委任し、得られる報酬を株主に還元する仕組みを持つ。伝統投資家はウォレット管理を一切せずにプロトコル利回りを獲得できるのが最大の魅力だ。直近の金曜日は出来高が1億2,600万ドルを超え、BSOL史上最高の1日となった。直前の7セッションの合計売買代金は5億ドルを超えており、弊誌はこの資金流入の流れを先に追いかけていた。10億ドル到達の節目は、CoinMarketCapのX公式投稿でも取り上げられている。12カ月足らずで10億ドルに達した単一資産型の暗号資産ファンドはほとんどなく、このペースは特筆に値する。しかも資金は当ファンド固有のものではない。SOL系ETF全体の累計流入額は約12.6億ドルに達し、SOLの時価総額の約2.2%に相当する。ラッパー需要が基軸資産に占める比率としては異例の水準だ。

買集めはETF以外にも広がっている。トレジャリー企業のDeFi Development Corpは約186万ドルでSOLを1.9万SOL追加購入し、保有量を約233万SOLまで引き上げた。時価にして約1億8,200万ドルの規模である。一方、BitwiseのXRP商品にも1,540万ドルの新規資金が流入し、AUMは約6億300万ドルに達した。ステーキング連動型のアルトコインファンドへの需要が、BitcoinやEthereumを超えて裾野を広げつつあることを示す動きだ。ステーキング型ファンドが粘り強い資金を集める理由は、報酬がラッパー内部で複利運用され、純資産価値の下落を和らげるためだ。ファンド経由と現物直接保有のどちらを選ぶか迷う初心者には、現物購入から保管、自己ステーキングまでを解説したSolana購入ガイドが役立つ。

発行ペースの縮小がレバレッジ主導の上昇と交錯

SOLを直近高値へ押し上げた週足約19%の上昇は、その大部分をレバレッジに依存していた。同期間の先物取引量は約146億ドルに達したのに対し、現物売買代金は約17億ドルにとどまり、ほぼ9対1の歪みが生じている。つまり価格形成の主導権を握ったのは現物の買い集めではなく、デリバティブのポジショニングだった。この構造は諸刃の剣だ。資金流入が強い局面では上昇を加速するが、ポジション解消が始まれば下落も同様に速く進む。直近24時間はまさにその両方を垣間見せた。SOLは103.43ドル近辺で推移し、日足で約2.25%下落。出来高は16.15%減の49.4億ドルだが、売買代金比率は時価総額の約8.17%にとどまり、調整局面でも市場の関与度は高水準を維持している。

供給側の地殻変動も進行中だ。SolanaのバリデータはSGP-0002、通称「Double Disinflation(二重デスインフレ)」を承認し、年間デスインフレ率を15%から30%へ引き上げた。長期的なインフレ下限の1.5%は据え置きである。なおデスインフレとは新規トークンの発行ペースが逓減することを指し、絶対的な供給削減ではない。この提案は、ネットワークに導入された新しいオンチェーン・ガバナンス制度を通過した最初の案件だ。過去の検証では、投票は Kraken が直前に賛成へ回ったことで辛うじて承認ラインを超え、最終的に賛成67%、反対25.16%、棄権7.84%、投票率60.7%という内訳だった。新スケジュールでは、最終的な1.5%到達が約5.7年から約2.8年に前倒しとなり、今後6年間の流通増加を約1,890万SOL回避できる見通しだ。ただし発行分はステーキング報酬の原資であるため、バリデータと委任者への利回りは薄くなる。ホルダーの希薄化が減る代償として、Solanaエコシステムのセキュリティ予算が縮小するトレードオフだ。リアルタイムで現物・先物価格を追いたい読者はBybitの市況ページを利用できる。

110ドル台の抵抗線に注目

更新された読み取り値から、SOLの時価総額は過去24時間で2.23%減の604.2億ドルとなったことが分かる。価格も約2.25%下げて103.43ドル近辺まで下押しした。この評価額の縮小は、機関投資家のポジショニングが拡大を続けている最中に起きた。累計流入約12.6億ドル、時価総額比約2.2%というETF需要の集中度は、基軸資産の規模と比べていかに偏っているかを浮き彫りにしている。今週の約19%上昇は、先物と現物の出来高比が示す通り、相当部分がレバレッジ主導だった。デスインフレ前倒しで1.5%の最終発行率が約2.8年で到達し希薄化が緩和される中、市場の焦点は、混み合ったレバレッジ・ロングの解消売りを現物需要が吸収できるか否かに移っている。 市場をリアルタイムで追いたい読者は、Bybitで現物・先物価格をライブで確認できる。

(13:51 UTC時点) 弊誌独自の42指標複合サポート/レジスタンス・スコアリング・エンジンによれば、SOLはいま意思決定の分岐点にある。104.85ドルの抵抗線は67/100を記録。Fibo 0.114水準、RSIの買われ過ぎシグナル、ピボットポイントが合流しており、現物は直下の103.82ドルで取引されている。その上の強い天井は110.60ドルで、ドンチャン上限とボリンジャー上限バンド、R2ピボットの一致により70/100と評価された。下値では101.28ドルのサポートが77/100(一目雲の基準線、S1、前抵抗線のサポート転換、Fibo 0.214)を付け、91.37ドルが75/100で板の次に強い水準だ。こちらはBBミドル、SMA 20、転換線(基準線)に支えられている。RSIは73.68でモメンタムの伸びきりを示す一方、MACDシグナルは上昇トレンド内で強気を維持。資金調達率は-0.0006%、建玉残高22.7億ドル、ロング/ショート口座比率2.03とロングが混み合っており、Fear & Greed指数68(Greed)は追い上げ買いに水を差す構図だ。日足で91.37ドルを下回れば焦点は85.88ドル(69/100)へ移り、110.60ドルを突破すれば124.33ドル(48/100と弱め)が射程に入る。

COINOTAG News Desk

COINOTAG News Desk

COINOTAGの編集・調査デスクです。

News Deskの仕組み
AI生成

AIによって生成され、AIによるレビューを経て、COINOTAGの編集監督のもとで公開されました。