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セキュリタイズ、ソラナ上でトークン化株式をオンチェーン化へ、ジャンプとジュピターと協業で

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あたらしい経済編集部
(04:26 UTC)
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更新者Hiroshi Nakamura
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ソラナ上で規制準拠のトークン化株式市場構築へ

現実資産(RWA)トークン化プラットフォームのセキュリタイズ(Securitize)が、ソラナ(Solana)上で規制準拠のトークン化株式取引基盤を展開すると5月5日に発表した。ジャンプトレーディンググループ(Jump Trading Group)およびジュピター(Jupiter)との協業により実施される。

セキュリタイズは、トークン化証券の発行や規制対応インフラを提供する企業だ。同社はニューヨーク証券取引所(NYSE)と、NYSE関連のデジタル取引プラットフォームにおけるトークン化証券市場のインフラ整備を支援するための協業を行っている。また5月4日にセキュリタイズは、通常のブローカーディーラー内でトークン化証券をカストディし、トークン化証券とステーブルコインのアトミック決済を行える承認を取得したと発表している。なおこの承認は、米証券業界の自主規制機関「フィンラ(FINRA)」のCMAプロセスを通じて、子会社セキュリタイズ・マーケッツ(Securitize Markets)が取得している。

一方、ジャンプトレーディンググループはプロップ取引企業ジャンプトレーディングや、ブロックチェーン分野に注力するジャンプクリプト(Jump Crypto)などを含む取引グループだ。ジュピターは、ソラナ上の主要な分散型取引所(DEX)アグリゲーターおよび分散型金融(DeFi)プラットフォームとして知られている。今回の取り組みでは、ジャンプが流動性を提供し、ジュピターが投資家向けの取引アクセスを担う。

セキュリタイズによると、今回の協業によりトークン化株式の発行、取引、決済をオンチェーン上で一体的に行えるようにするという。

ジャンプは、ソラナ上で展開する「プロップAMM(PropAMM)」を通じて流動性を提供するとのこと。これにより、狭いスプレッドと価格発見を実現すると説明している。

またジュピターは、ユーザー向けのアクセスインターフェースを提供する。投資家は、分散型金融(DeFi)型インターフェースを通じてトークン化株式へアクセスできるようになるとのこと。

一方セキュリタイズは、ブローカーディーラー、ATS(代替取引システム)、移転代理人、KYC対応・ホワイトリスト済みウォレットなどの規制インフラを提供する。これにより、既存の証券規制に準拠した形でトークン化株式を取り扱うとしている。

ジャンプ側は、「プロップAMMは、すでに中央集権型取引所を上回る執行品質を実現している」と説明したうえで、「今回の協業により、同様の仕組みをトークン化株式へ拡張する」と述べている。

なおソラナ上のトークン化株式関連サービスとしては、すでに「xストックス(xStocks)」なども展開されている。xストックスは、米国株やETFへのオンチェーン上の価格エクスポージャーを提供するトークン化株式プロダクトで、ソラナを含む複数のブロックチェーン上で発行されている。

一方、今回セキュリタイズが進める取り組みは、既存の証券規制や投資家保護の枠組みを維持したまま、株式の発行、流通、決済をオンチェーン化する方向で進められている点が特徴となる。

— Securitize (@Securitize) May 5, 2026

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この記事の著者・インタビューイ

渡邉洋輔

「あたらしい経済」編集部 記者
ブロックチェーンおよびデジタル資産分野を専門とし情報発信を行っている。オンチェーンデータや流動性構造など、市場設計の観点からのリサーチにも取り組んでいる。

「あたらしい経済」編集部 記者
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