via CRYPTO TIMES · CRYPTO TIMES編集部著
ビットコイン急落で2880億円の大量清算、安心感はなぜ消えた?
BTC/USDT
$39,618,423,347.33
$67,516.00 / $61,383.56
差額: $6,132.44 (9.99%)
-0.0000%
ショートが支払い

仮想通貨ビットコイン(BTC)が7万ドルを割り込み、一時6万5,40ドルまで急落しました。この下落により約18億ドル(約2880億円)規模の強制清算が発生し、早期反発を期待して積み上がっていた強気のレバレッジ取引が一掃されたとされています。
Bitcoin price by TradingView
市場の関心は「押し目買い」から「下値リスクへの備え」へと大きく転換しつつあります。
背景には地政学的緊張があります。ホルムズ海峡をめぐる情勢の悪化でリスク資産が広く売られただけでなく、イラン外務省が核協議を明確に否定したことで地政学的な安心感は不透明な状況が続いています。
さらに市場心理を冷やしたのが、ストラテジー社による数年ぶりのビットコイン売却です。同社は高配当の優先株配当などを賄うため、32BTC(約250万ドル)を売却したと確認しました。
「決して売らない」企業の象徴とされてきた同社の売却は、価格に左右されない永続的な需要という前提を揺るがすものとして受け止められています。
同時に、これまで相場を支えてきた現物ETFの買いも細っています。ビットコインETFは直近4週間で40億ドル超の資金流出を記録。市場アナリストは、この資金流出をSpaceXやAnthropic、OpenAIといった大型テック企業のIPOを見据えたAI分野への「世代交代的な資金シフト」が原因だと分析しています。
トレーダーはプットやカラー取引を通じて下値を保険するようになっており、相場が回復を確認するまでは不安定な展開が続きそうです。
