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100ドルが178万ドルに、15年眠った物理ビットコインが起動

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CT
CRYPTO TIMES編集部
(03:01 UTC)
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更新者Hiroshi Nakamura
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15年前に作られた「お宝」が、ついに目を覚ましました。ビットコインのウォレットの秘密鍵が埋め込まれた物理コインがオンチェーンで起動され、所有者が約178万ドル相当のビットコイン(BTC)にアクセスできるようになりました。

これは当時100ドルの価値もなかったため、実に約1万7800倍という途方もないリターンを得た形となります。

これは「カサシウス・フィジカル・ビットコイン(Casascius Physical Bitcoins)」と呼ばれるコレクターズアイテムの一つです。各コインには固有のビットコインアドレスが組み込まれ、秘密鍵は改ざん防止用のホログラムの下に隠されていました。所有者はこのホログラムを剥がすことで鍵を明らかにし、紐づくBTCにアクセスできる仕組みです。

当初は人々がビットコインについて語り合うきっかけとなる「概念実証」や「話のタネ」として設計されましたが、ビットコインがその後高騰したことで相当な金額を秘めた人気のコレクターズアイテムへと変わっていきました。

0.1BTCから1,000BTCまでの金額を含む未換金のコインは、eBayなどの二次市場で原資産価値を上回るプレミアム価格で取引されています。BTCが割り当てられていない未入金のコインでさえ、数百ドルで売れるとされています。今回換金されたのは「シリーズ1」の25BTCのバッチです。全345枚が製造され、これまでに236枚が換金されているとのことです。

コインの換金は近年増えているものの、そのペースはビットコインが初めて2万ドル近くまで上昇した2017年末から2018年初頭を下回っています。ビットコインが過去最高値の12万6,080ドルを付けた昨年10月には、46枚が換金されました。

デジタル資産が普及した今もなお、初期の物理コインが時を経て大きな価値を宿していたという逸話は、ビットコインの歩んできた道のりを物語っていると言えそうです。

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