エアドロップ(Airdrop)とは、暗号資産プロジェクトがプロモーションやコミュニティ拡大の目的で、特定の条件を満たすウォレットに対して無償でトークンを配布する施策です。代表的な条件には、特定ブロック時点で対象トークンを保有していること(スナップショット)、テストネットでトランザクションを実行していること、SNSでのタスク達成、特定DEXでの取引量達成などがあります。エアドロップは大きく二種類に分かれ、評価なしに対象ウォレットへ一律配布する「標準型エアドロップ」と、タスクベースでポイントを蓄積し配布日に数量が決まる「レトロアクティブ・エアドロップ」が一般的です。投資家側から見ると、エアドロップ獲得には時間とガス代のコストが伴い、すべてのエアドロップが利益になるわけではなく、上場直後に高い売り圧で大きく下落するトークンも少なくありません。受け取ったトークンの税務上の扱いは国によって異なり、日本では取得時点の時価で雑所得として課税対象になるのが一般的で、その後の売却益は別途譲渡所得として扱われる場合があります。セキュリティ面では、見覚えのないサイトでエアドロップを受け取る際にウォレットの署名(signature)や承認(approve)処理に細心の注意を払う必要があり、不正な承認によるウォレット枯渇攻撃を避けることが重要です。
暗号資産用語集
エアドロップとは?
暗号資産プロジェクトがユーザー獲得やトークン配布のために、無償でコミュニティへトークンを配るマーケティング手法です。