暗号資産用語集

出来高(ボリューム)とは?

一定期間内に売買された通貨の数量、もしくはその米ドル換算額であり、市場の関心の強さを測ります。

出来高(Volume、ボリューム)は、特定期間に取引された通貨の総量、またはその米ドル換算額を示します。トレンドの持続性を測るためには出来高による確認が不可欠で、上昇トレンドで出来高が増加していれば健全、減少していれば勢いの減衰を示します。下落トレンドでも同じ枠組みで判断します。ボリューム・プロファイル(Volume Profile)は、対象期間中に最も出来高が集中した価格帯(POC、Point of Control)と、バリューエリアの上限・下限(VAH/VAL)を可視化する手法であり、機関投資家のアクティビティが集中する水準を示唆します。出来高の薄いラリー(操作的ラリー)には注意が必要で、ポンプ&ダンプ・スキームは通常、出来高が増えないまま短時間で価格が急騰するパターンで始まります。CEXの出来高(Binance、OKX、Bybitなど)とDEXの出来高(Uniswap、PancakeSwapなど)は構造が異なり、CEX出来高の30〜40%はウォッシュトレーディングではないかと独立調査機関が指摘しています。そのため、CoinGeckoなどのプラットフォームは「フィルター済み出来高」と「Trust Score」指標を公表しています。投資判断を下す前に、24時間出来高/時価総額の比率が5%以上あれば、健全な流動性の目安と見なされます。