Hyperliquid ETF第3弾0.29%で上場間近、HYPE史上最高値74.18ドル、CFTC無期限承認で30%超急騰
HYPE/USDT
$3,301,532,113.15
$75.79 / $70.43
差額: $5.36 (7.61%)
+0.0026%
ロングが支払い
目次
Hyperliquidニュース
暗号資産運用大手Grayscaleは6月1日、HYPE現物ETF「Grayscale Hyperliquid Staking ETF」のフォームS-1第6次修正版を米証券取引委員会(SEC)に提出した。ティッカーシンボルは「HYPG」、スポンサー手数料は年率0.29%に設定された。先行する21Sharesの「THYP」(0.30%)およびBitwiseの「BHYP」(初月無料、その後0.34%)を僅かに下回る競争的水準だ。Bloomberg Intelligenceのアナリストは今週中の上場が「間近」との見方を示しており、HYPE関連現物暗号資産取引所商品としては米市場3例目となる見込みである。

Grayscaleは5月27日、Hyperliquidに関するリサーチレポート「Hyperliquid Breaks the Mold」を公開し、同プロトコルを「現代のデジタル資産業界における傑出した成功事例」と評価した。レポートによれば、Hyperliquidの2025年無期限先物取引高は約2.9兆ドル、年間手数料収益は約8億ドル、建玉は約70億ドル規模に到達。建玉ベースで世界3〜4位の無期限DeFi(分散型金融)取引所へ成長したと分析する。中央集権型取引所並みの性能とセルフカストディの両立、コミュニティ主導のトークン配布など5つの成功要因も提示された。
Grayscaleの届出修正版では、シード資金として約200万HYPEトークン(提出時点で約1.2億ドル相当)の出資をHyper Holdings Global LPと交渉中であることも開示された。HYPGはステーキング機能を組み込み、預託資産から利回りを獲得する設計だ。同様のステーキング型構造は21SharesとBitwiseも採用しており、追加リターンを通じてアルトコインETF市場における投資家獲得競争が激化している。ナスダックでの取引開始を予定しており、機関投資家マネーの流入経路が一段と広がる構図となる。
HYPEは6月1日に過去最高値74.18ドルを記録し、直近1週間で約20%の上昇となった。先行する2本のHYPE現物ETFには資金流入が継続し、SoSoValueによる5月29日時点の合計純流入額は1.32億ドル、純資産残高は約2週間で1.64億ドル規模まで拡大した。上場以来流出を計上した日が一度もなく、機関投資家の需要が堅調であることを示している。過去最高値(ATH)更新の背景には、ETF経由のアクセス拡大と強気相場(ブルマーケット)のセンチメントが重なる。

規制面では、米商品先物取引委員会(CFTC)が5月29日に無期限契約の上場方針声明を公表し、登録市場(DCM)によるビットコイン現物価格参照型のパーペチュアル契約上場を初承認した。これによりKalshiが米国規制下で初のビットコイン無期限契約を提供、CoinbaseもDeribit経由で米顧客向けに無期限商品アクセスを得る道筋が開けた。市場は即座に反応し、HYPEは木曜安値から30%超上昇して史上最高値を更新。米国における無期限先物市場の合法化は、競合参入リスクを孕みつつもHyperliquid本体への評価向上として消化された。
オンチェーン分析によれば、ウォレットアドレス0xcf6を運用するトレーダーは4月初旬から2か月でわずか2万7,950ドルを約300万ドルへと膨らませた。レバレッジ・ロングをMicron、Intelといった株式パーペチュアル銘柄に集中させた戦略で、Micronだけで約196万ドル、Intelで約101万ドルの含み益を計上している。HYPEの10倍ロングポジションも169万ドル規模で保持し、約12万3,000ドルの含み益。ピーク時には310万ドルを超え、Hyperliquidが提供する株式トークン化無期限商品の浸透と高レバレッジ需要を象徴する事例となった。
HYPEは71.04ドル付近で取引され、24時間変動率は-1.77%と短期過熱感の調整局面にある。RSI73.32は買われ過ぎゾーンへ突入し、過去最高値74.18ドル更新後の利益確定売りを警戒すべき水準だ。MACDは強気シグナルを維持し、上昇トレンドは継続。直近サポート70.07ドルを保てば、レジスタンス72.89ドル突破後に77.25ドル試しが現実的シナリオとなる。一方、70ドル割れは65.05ドルまでの調整余地を生む。Grayscale ETF上場とブロックチェーン規制緩和という二大触媒が下値を支える構造だが、56.62ドルの中期サポート割れは強気シナリオ反故の警戒ラインとなる。
