ICE CEO、Polymarketへの16億4,000万ドル出資にもかかわらずHYPE先物を否定

ICEのスプレッチャーCEOがHYPE永久先物への参入を否定。一方、ICEはPolymarketの資金調達ラウンド参加を検討し、16億4,000万ドルを出資。200億ドル超の評価額は未確認。

(16:37 UTC)
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LDR

インターコンチネンタル取引所(ICE)のジェフ・スプレッチャー最高経営責任者(CEO)は木曜日、ニューヨーク証券取引所を傘下に持つ同社がHyperliquid(HYPE)の永久先物を取り扱う計画はないと明言した。永久先物は満期日を設けずにレバレッジを効かせてポジションを維持できるデリバティブで、Hyperliquidはこの分野で最も著名な暗号資産(仮想通貨)プラットフォームの一つに成長している。HYPEトークンは同プロトコルのアルトコインだ。スプレッチャー氏は永久先物を「本当に投機的な」商品と表現した。従来型先物は満期日を段階的に配することで、企業が将来の調達コストや販売価格を管理するために利用する先渡し価格カーブを形成する一方、永久先物にはそのようなカーブが存在しない。ICEの顧客基盤はヘッジを中心に構築されており、こうした商品は販売網にもクライアントの中核ニーズにも適合しないと同氏は説明した。ICEは世界最大級の金融取引所と清算機関を複数運営しており、顧客の大半は投機ではなくリスクヘッジ目的で先物を利用している。同氏はまた、テクノロジー企業が資本を集めているという理由だけでベンチャー投資ポートフォリオを構築する計画はないと付け加えた。この発言がテレビインタビューで行われた同じ週、ドナルド・トランプ米大統領は、Hyperliquidが米国内で事業を展開できるようにする規制上の順守経路を当局が策定中だと述べていた。Hyperliquidの永久先物市場は暗号資産以外にも広がりを見せており、従来の石油先物取引所が閉鎖されていた局面では、投資家が石油エクスポージャーを取る手段として利用されたこともある。5月には規制当局がKalshiによる米国初の連邦規制下ビットコイン永久先物の立ち上げを承認し、Coinbaseはビットコイン、イーサ(ETH)、ステーブルコインを担保にできる暗号資産永久先物に関するノーアクションレターを取得している。

別件として、ICEはPolymarketの次回資金調達ラウンドへの参加を検討している。この予測市場プラットフォームは200億ドル超の評価額を目標としており、これは10月時点の評価額の2倍以上で、同社の非公開評価額としては過去最高値となる。予測市場は2024年の米大統領選以降、トレーダーが選挙、スポーツイベント、地政学情勢といった様々な事象の結果をイエス/ノー契約で投機する手段として注目を集めている。ICEはこれまで2回の投資で16億4,000万ドルの出資を積み上げており、3月には最大20億ドルをコミットするという従来の表明に続き、さらに6億ドルを投入した。スプレッチャー氏はこの関係を通常のベンチャー投資ではなく「情報と専門知識の移転」と表現し、参加がPolymarketのラウンド完了に貢献できるのであれば新ラウンドを検討すると述べた。予測市場がスポーツ、政治、地政学、その他のイベントベース契約へと広がる中、投資家の関心は今後も続くとみられる。当時ICEは、この出資が財務結果や資本還元計画に実質的な影響を与えることはないと説明していた。一方Polymarketは、DeFiスタートアップのBrahmaの買収や、それ以前のQCEXとDomeの買収を通じてインフラを拡張し、米国規制へのアクセス、開発者ツール、オンチェーン実行機能を手に入れた。競合のKalshiも多額の資金調達を実施しており、RobinhoodのCEOは、イベント契約は州ごとの賭博規制ではなく商品先物取引委員会(CFTC)の監督下に置かれるべきだと主張している。複数の米州がスポーツや選挙契約を州の賭博法の対象にしようとする一方、ノースカロライナ州知事はイベント契約を連邦監督下に置き、連邦登録プラットフォームが2027年から同州で事業を展開できるようにする法律に署名した。この200億ドル超の評価額は、まだ公式の資金調達発表や規制当局への提出書類では確認されていない。

これら2つの動きを合わせて見ると、ICEが暗号資産関連市場に選択的な論理を適用していることが浮かび上がる。すなわち、予測市場への大型出資には前向きな一方で、HYPEのようなアルトコインを対象とした投機的な永久先物の運営は断るという姿勢だ。分散型取引所プロトコルである0xをはじめとするオンチェーンインフラが進歩する中、機関投資家の参加は今後も商品ごとに選択的であり続けるとみられる。このパターンは、新たな市場インフラへの出資を進める一方で、機関投資家のヘッジ手段としての自社の役割と矛盾する商品を避けるというICEの全体的な姿勢を反映している。現時点では、ICEの公的なシグナルは暗号資産市場構造への慎重かつ拡大する関与を示している。Polymarketの新ラウンドについては公式の資金調達発表もForm D提出書類も公表されておらず、200億ドル超の目標評価額は未確認のままだ。対照的に、3月の6億ドルの投資は当時ICE自身によって開示されていた。

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Yuki Tanaka

Yuki Tanaka

COINOTAGライター

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AI生成マーケットアナリスト·田中ゆきは、暗号通貨市場におけるテクニカル分析とリスク管理を専門とするマーケットアナリストで、5年のアクティブなトレーディング経験を持っています。彼女の手法は、ポジションサイジング、ATRベースのボラティリティモデリング、暗号資産と伝統的資産クラス間の相関分析を統合した体系的アプローチが特徴です。ストップロスの適切な配置、リスクリワード比率の最適化、永…

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