Remixpointがアルトコインを全面売却、Bitcoin(BTC)1,506枚に集約へ
RemixpointがETH・SOL・XRP・DOGEを売却し約8億7,881万円を回収。譲渡益約1億1,778万円を計上し、保有資産を約1,506 BTCに一本化した。
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- Remixpointが9月1日にETH、SOL、XRP、DOGEを全売却し約8億7,881万円を回収
- 譲渡益は約1億1,778万円で、保有資産は約1,506 BTCのみに集約
- BTCレンディング手数料は2026年2月24日から8月31日までに計14.92055902 BTC(約1億6,422万円)
- ETHとSOLのステーキング報酬は2,987万円を計上
東証上場のデジタル資産運用企業であるRemixpointが、保有するアルトコインの全面売却を実施した。9月1日付でETH、SOL、XRP、DOGEの4資産の非BTCポジションをすべて円転し、譲渡益は約1億1,778万円に達した。翌2日に提出された公式の投資家向け開示資料が裏付けるもので、売却代金の合計は約8億7,881万円に上る。今回の整理により、同社の暗号資産保有はBitcoin(BTC)約1,506枚のみとなった。
約8億7,881万円のアルトコイン売却
経営陣はこの意思決定を「ポートフォリオの選択と集中」と位置づける。市場環境と各資産のリスク・リターン特性を勘定したうえで、今後の保有・運用をBTC中心で進める方針だ。実現した譲渡益は、2027年3月期第2四半期のセグメント収益として計上される見込みだ。注目すべきは資金の使途である。開示資料が候補として列挙するのは系統用大型蓄電池と財務基盤の強化であり、追加のBTC購入は明記されていない。つまり、売却で得た円がそのままビットコインの買い増しに回る構図ではない。
この転換は、日本で最も積極的な企業のBTC accumulatorsの一角における「アイデンティティの明確化」と言える。Remixpointは、Bitcoinをバランスシートの中核的な準備資産として扱うデジタルアセットトレジャリー(DAT)企業の仲間であり、国家や機関投資家の間で議論される戦略的ビットコイン準備の上場企業版と位置づけられる。非BTCポジションがBTC建てリターンを希釈するというビットコイン・マキシマリズムの主張を、同社は事実上の行動で実証した格好だ。約6か月の買い控えを経て4月に最終週だけで4回・合計10億円規模の積み増しを続けてきた企業だけに、今回の回転の速さは際立っている。 Proof of Work方式の最大のブロックチェーンネットワークであるBitcoinが、同社のオンチェーンエクスポージャーの全幅を占めることになった。
BTCレンディングとステーキング収益
損益の内訳を見ると、どこで利益が出たかが明確になる。最大の単体利益はEthereumの6,020万円で、以下、Solanaが4,930万円、XRPが1,152万円と続いた。Dogecoinは唯一赤字の決着となり、326万円の損失を計上している。4資産の帳簿価額合計は7億6,104万円で、売却代金8億7,881万円との差額が譲渡益として実現した形だ。
同じ開示資料は、価格変動へのエクスポージャーとは別に稼働していた「利回りエンジン」の実績も記録している。BTCレンディングは、コインの所有権を手放さずにカウンターパーティーへ貸し出し手数料を得る仕組みで、長期のHODL投資家にとって身近なパッシブ収益だ。2026年2月24日から8月31日までの累計手数料は14.92055902 BTC、約1億6,422万円に達した。ステーキング資産も貢献しており、EthereumとSolanaのステーキング報酬は同じく8月31日までに円建てで2,987万円となった。レンディング手数料・ステーキング収益・今回の譲渡益という3つの収益ラインが、本体事業と並ぶ収益源として開示されている。
この順位はスケールを物語る。国庫トラッカーによれば、RemixpointのBTC保有量は日本上場企業で第3位であり、上位にはMetaplanetとNexonが座る。アルトコインからの撤退により、単一資産のBitcoinブックが完成した。8月20日時点では市場の反発を受けて保有全体が約4億2,305万円の含み益を計上していたが、そのわずか2週間後には非BTCポジションがすべて消えた。今後の決算開示は、分散型暗号資産ファンドとしてではなく、純粋なBTCトレジャリーとして読まれることになるだろう。 市場をリアルタイムで追いたい読者は、Bybitで現物・先物価格をライブで確認できる。
77,603ドルの抵抗線が焦点
COINOTAG独自の42指標コンポジットS/Rスコアリングエンジンによると、Bitcoinは24時間で1.50%下落し77,562ドルで推移しており、スコア89/100と評価された77,603ドルの抵抗線に直接迫っている。この抵抗線は日足ピボットポイント、Dojiのローソク足、MACDクロス、出来高低下ノードが重なるコンフルエンスだ。その上にはDonchian Upperバンド、スイングハイ、R2ピボットを根拠とする80,494ドル(スコア81/100)が控える。直近の強いサポートはHVN、一目均衡表の基準転換線(雲の基準線)、0.382フィボナッチが支える73,365ドル(スコア69/100)だ。デリバティブの建玉はロング寄りで、ファンディングレートは0.0058%、未決済建玉(Open Interest)は約157億ドル、ロング・ショート比率は1.33。恐怖・強欲指数は63(強欲)、RSIは65.88を示す。日足で77,603ドルを上回って終えることができれば80,494ドルへの道が開くが、73,365ドルを割り込めば楽観シナリオは無効化される。弱気のMACDシグナルが示すのは、まず横ばいの揉み合いだ。
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