Saylor氏、Strategyの720億ドルBitcoin(BTC)準備金がS&P500金融各社を上回ると主張

Saylor氏はStrategyの720億ドルBitcoin準備金がBerkshireを除くS&P500金融各社を上回ると主張。同社ブリーフィングの純準備金は507億ドル。

(21:59 UTC)
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AI要約AI
  • Michael Saylor氏がStrategyの総準備金723億ドルをX上で主張
  • StrategyのBTC保有量は845,050BTC、評価額は約652億ドル
  • Strategyが8月31日に4,603BTCを3億7,000万ドルで追加購入
  • MSTRは水曜に122.30ドル近辺で2.1%下落、BTCは約77,250ドル
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Saylor氏の720億ドル準備金主張

Michael Saylor氏は、Strategy社の保有する総準備資本が、Berkshire Hathawayを除くS&P500構成の金融サービス企業すべてを上回ったと主張した。この主張の根拠となっているのは、現存する企業向け戦略的Bitcoin準備金の仕組みとして最大級のものだ。同社のBTC保有量は845,050BTCに達する。積み立ては2020年8月、2億5,000万ドルで21,454BTCを初購入した時点から始まり、そのポジションは現在およそ652億ドルの評価額となっている。ここに67億ドルのドル建て資産を加えると、総準備金は723億ドルに達する。Saylor氏がS&P500ランキングをかけて主張を投稿したX上の投稿で示したのがこの数字だ。蓄積は2度の半減期サイクルにまたがっており、トレジャリーの取得原価は大きく異なる市況環境に分散している形だ。Phong Le最高経営責任者(CEO)は9月2日の投稿で補足詳細を提供した。過去2ヶ月でBitcoinと米ドル資産が34%増の720億ドルに増加、純レバレッジは0%まで低下し、購入を再開したという。レバレッジゼロという主張は同社自身の数字と整合する。8月までのドルプール構築を経て、ドル建て資産67億1,400万ドルは総負債67億1,400万ドルとほぼ一致している。購入の停止期間は10週間に及んだが、8月31日に購入が再開され、同社は3億7,000万ドルで4,603BTCを追加した。Le氏はさらに、MSTRがBTCをアウトパフォームしたこと、優先株が10%超の上昇を維持しながら配当を支払っていることに言及し、「秋はかなり面白いものになる可能性がある」と警告した。

指標はStrategy社独自のもの

この自慢は、同社が自ら構築した物差しに依存している。Strategy社の定義によるTotal Reserve Capital(総準備資本)は、流動性準備からシニア請求権を差し引く。銀行にとって顧客預金はシニア請求権に該当するため、JPMorganはこの指標で約マイナス1兆3,500億ドルを示すことになる。主張に添えられたチャートはStrategy社を660億ドルの位置に置いている。しかし同社自身の8月30日付投資家向けブリーフィングは、優先株148億ドルを含む215億ドルのシニア請求権を計上し、純準備金を507億ドルと報告している。660億ドルという数字は、この優先株を除外した場合にのみ成立する。銀行預金はJPMorganに関しては除外されないのに、だ。同じ選択はレバレッジ比率にも都合よく作用する。チャート上では準備金はシニア請求権の10.75倍だが、優先株を含めると3.4倍まで落ちる。Strategy社がこれを隠しているわけではない。ブリーフィング自体、これらの補足的指標に重大な限界があると明記し、会計基準ではないとしている。比較相手側の数字はより堅い。Berkshireの提出書類は6月30日時点で3,655億ドルの現金と短期米国債を示しており、これは検証可能な数字だ。その下に並ぶランキングはそうではない。市場の反応は当初から冷ややかだった。MSTRは水曜に122.30ドル近辺で取引され、2.1%下落。コイン自体の下落より速く、高ベータ株群——Marvell Technology(MRVL)を含むセクター——が弱い相場環境で示しがちな動きだ。同株は8月下旬に投資家が現金積み増しを評価した際、140ドル近辺まで買われていたが、Bitcoinが当社のライブテープで77,250ドル近辺を維持するなか、日足のローソク足は現在その水準を大きく下回っている。 市場をリアルタイムで追いたい読者は、Binanceで現物・先物価格をライブで確認できる。

優先株を数えるか、数えないか

二つの筋書きを並べて読むと、一つの構図が浮かび上がる。企業のBitcoinトレジャリーはいまや独自のベンチマークをマーケティングできる規模に達し、市場はその細部の但し書きを突いている。我々が確認している一次資料——Strategy社の8月30日付ブリーフィング——は、Total Reserve Capitalに重大な限界があることを自らのページで認めている。一方、Berkshireの6月30日付提出書類は、Saylor氏のランキングに含まれる唯一の独立検証可能な比較対象であり続けている。会計のレンズを通して生き残るのは、チャート上の660億ドルではなく、507億ドルという純準備金の数字だ。購入再開とともにMSTRが基礎となる保有資産とのディスカウントを解消できるかどうかが、来四半期の焦点となる。

COINOTAG News Desk

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