テザーCEO、USDTが四半期ごとに3,000万超の新規ウォレットを追加と明言

(18:35 UTC)
1分で読めます
1164 閲覧
0 コメント
AI要約AI
  • テザーのUSDTは四半期ごとに3,000万超の新規ウォレットを追加し、利用者基盤は5億5,000万人を上回る。
  • Ethereum上で20億ドルを追加発行後、USDTは一時1,860億6,000万ドルに達しイーサ(1,856億6,000万ドル)を逆転した。
  • BDOの保証報告書では2026年3月31日締め四半期の純利益は約10億4,000万ドル、超過準備金は過去最高の82億3,000万ドル。
  • テザーは4月に951 BTCを追加し保有量を9万7,141 BTCへ拡大、Revolutは8月31日までにEEAとスイスでのUSDT対応を終了する。

この要約はAIによって生成され、AIによるレビューを経て、COINOTAGの編集監督のもとで公開されています。

USDT関連ニュース

世界最大のステーブルコインであるテザー(USDT)は、四半期ごとに3,000万を超える新規ウォレットを追加している——最高経営責任者のPaolo Ardoino氏がこの数字を認め、時価総額は1,900億ドルの大台へと迫っている。同社自身の集計では、USDTの利用者基盤はすでに5億5,000万人を上回る。伸びの中心は新興国であり、そこでUSDTは投機の道具というより、事実上のドル建てインフラとして機能している。Ardoino氏はかねて、USDTの50~60%がクロスボーダーの貿易・決済に使われていると述べてきた。現在のペースが続けば、ネットワークは今後12カ月で約1億2,000万のウォレットを積み増す計算になる。これは日本の総人口を上回る規模だが、ウォレット数がそのまま実利用者数を意味するわけではない点には留意が必要だ。

このウォレットの急増は、テザーのバランスシートにもはっきりと表れている。Ethereum(ETH)上で20億ドル分のUSDTを分割して追加発行した後、その時価総額は1,900億ドル近くまで上昇し、一時はイーサ本体を追い抜いた。逆転の瞬間、USDTはおよそ1,860億6,000万ドルに達し、Ethereumの1,856億6,000万ドルを上回った。ドルにペッグされたトークンが短時間ながら暗号資産の第2位に立ち、両者が再び順位を入れ替えるまでのわずかな時間、その座を占めたことになる。この一幕は、法定通貨を裏付けとするアルトコイン型のドル代替資産がどこまで存在感を高めたかを物語る。1ドルの価値を保つためだけに設計されたトークンが、時価総額で最大のスマートコントラクト基盤を一瞬とはいえ凌駕したのだ。

収益力もまた、その拡大に歩調を合わせている。会計事務所BDOによる保証報告書によれば、同社は2026年3月31日締めの四半期に純利益で約10億4,000万ドルを計上し、超過準備金は過去最高の82億3,000万ドルまで積み上がった。これは完全な監査ではなくアテステーション(保証業務)であり、発行体の財務を外部から窺い知るほぼ唯一の公的な窓口であり続けている。流通するUSDTの価値を上回って保有される緩衝材である超過準備金は、この四半期に過去最高値を更新し、ペッグを支える財務的な余裕を一段と厚くした。同社は、次に注視すべき開示として第2四半期のアテステーションと、米国市場向け製品ラインの進捗を挙げている。

発行体は、専用のリザーブ用アドレスにビットコインを積み増す動きも続けている。オンチェーンデータによれば、テザーは4月にさらに951 BTCを同ウォレットへ移し、保有量を9万7,141 BTCへと引き上げた。これは企業として世界屈指のビットコイン準備高に位置づけられる。財務基盤の強化と並行して、同社は4月にtether.walletと呼ぶ消費者向け製品を投入した。人間が読める形式のアドレスとガス代ゼロを特徴とするセルフカストディ型アプリで、数億人規模の利用者を狙ったものだ。Ardoino氏は、国内規制の枠組みのもとで米国市場に特化したドル建てステーブルコインを用意する計画を含め、米国への本格進出を示唆している。

欧州では、規制の構図がUSDTの扱い方そのものを塗り替えつつある。OKX Europeは、顧客がUSDTを預け入れてUSDCへ交換できる一方向の変換機能を導入した。EUの暗号資産市場規則(MiCA)がテザー系トークンへの対応を制限するなか、任意で移行できる経路を用意した形だ。MiCAライセンスのもとでEUと欧州経済領域(EEA)の30カ国に顧客を抱える同取引所は、変換は期限を課すのではなく利用者の判断で完了できるとしている。USDCはコンプライアンス体制のもとでネイティブに発行されており、ステーブルコイン特化型のLayer-1であるArcブロックチェーンのような専用レールとの結びつきを強めている。

欧州の逆風にもかかわらず、USDTは依然として世界で支配的なステーブルコインだ。市場データによれば、テザーは3,100億ドル近いステーブルコイン市場のおよそ59%を占め、時価総額は1,840億ドル前後——CircleのUSDCの約730億ドルを大きく引き離している。テザーはMiCA認可の取得を見送っており、Ardoino氏は、裏付け資産の一部を欧州の銀行に預けることを義務づける同規則の準備金要件が不必要なリスクを生むと主張している。それでも圧力は高まっている。デジタルバンキング基盤のRevolutは、EEAとスイス全域でUSDTのサポートを終了し、利用者には8月31日までに売却または出金するよう求めると表明した。アルゴリズム型ステーブルコインとは異なり、USDTは準備金によって裏付けられている。

当デスクの視点では、USDTはCOINOTAG独自の42指標を統合したスコアリングエンジンにとって特殊なケースだ。1ドルへの連動を目的に設計された法定通貨裏付け型トークンであるため、通常のサポート・レジスタンスの階段は存在しない。読み取るべきはペッグの安定性と準備金の質であり、直近のアテステーションとオンチェーンの資金フローはいずれもそれらを損なっていない。我々の集計する市場データが背景を映し出している——Fear & Greed指数は27/100(恐怖)、ビットコインドミナンスは69.8%と高水準にあり、暗号資産全体の時価総額は1兆8,400億ドル付近だ。こうしたリスクオフの局面では、資本が変動の激しいエクスポージャーから退避するにつれ、ステーブルコイン需要は通常むしろ高まる。この見立てが覆るのは、準備金の透明性が悪化するか、規制の分断がUSDTの流動性を法域ごとに寸断した場合に限られる。

COINOTAGは金融アドバイザリーサービスを提供していません。このコンテンツは情報提供のみを目的としており、投資アドバイスとして解釈されるべきではありません。暗号資産投資には高いリスクが伴います。

COINOTAG を優先ソースに追加

Google ニュースと検索で COINOTAG を優先ソースとして追加し、最新記事を優先的に表示しましょう。

Google で追加
Takeshi Yamamoto

Takeshi Yamamoto

COINOTAGライター

すべての記事を見る
AI生成シニアテクニカルアナリスト·山本武は、暗号資産市場の技術分析を6年以上にわたって手がけているシニアテクニカルアナリストです。東京を拠点に、ビットコインおよび主要アルトコインのテクニカル分析を専門とし、日足と4時間足のチャート分析を中心に活動しています。RSIダイバージェンス、MACDヒストグラムのモメンタム変化、フィボナッチリトレースメント、ボリュームプロファイル分析を組み合わせ…

AIによって生成され、AIによるレビューを経て、COINOTAGの編集監督のもとで公開されました。

コメント

コメント