via NADA NEWS · NADA NEWS編集部著
TON、トンコインの「Gram」改称案でコミュニティ投票開始
TON/USDT
$762,300,191.04
$2.282 / $1.876
差額: $0.4060 (21.64%)
+0.0027%
ロングが支払い
Telegram(テレグラム)のCEOであるPavel Durov(パベル・ドゥロフ)氏は、The Open Network(TON)のネイティブ暗号資産(仮想通貨)トンコイン(TON)を「Gram(グラム)」に改称する案を示した。
TONの公式Xアカウントも、トンコイン(TON)からグラム(GRAM)への改称について、コミュニティ投票を実施中だと説明している。グラムは、同プロジェクトの最初のホワイトペーパーで使われていた通貨名で、ドゥロフ氏は今回の動きを「原点への回帰」と位置づけている。
ドゥロフ氏はテレグラムへの投稿で、「グラムは最初のホワイトペーパーにおけるTONの通貨の名称だった」と述べたうえで、「私たちは原点に戻り、新たな章を始める」と説明した。移行には約3週間かかる可能性があるが、現時点ではコミュニティ投票の結果を踏まえる必要がある。ブロックチェーン名は引き続きTONのままとし、ネイティブ通貨の名称をグラムに変更する案となっている。
今回の改称は、ドゥロフ氏が進める「Make TON Great Again(TONを再び偉大に:MTONGA)」構想における7段階のうち4番目の施策にあたる。残る3つの施策はまだ公表されていない。これまでに明らかにされた施策には、TONのネットワーク高速化、取引手数料の大幅削減、テレグラムがTON Foundation(TON財団)に代わってエコシステムの主要な支援主体および最大のバリデーターになる計画が含まれる。
ドゥロフ氏は4月、ネットワークアップグレードによりTONが「10倍高速化」し、1秒未満の取引決済を導入したと説明していた。また、取引手数料をおよそ6分の1に引き下げる方針も示されている。
グラムという名称は、テレグラムが2018年に開始した当初のブロックチェーン計画に由来する。当時のTONはTelegram Open Networkの略称で、グラムはそのネイティブ暗号資産として構想されていた。しかしテレグラムは2020年、米証券取引委員会(SEC)との法的対立を受け、グラムトークン販売を停止し、プロジェクトから撤退した。
その後、独立開発者らがプロジェクトを引き継ぎ、The Open NetworkとしてTONの名称で開発を継続した。現在では、TONはテレグラムのアプリ・エコシステムと統合され、決済やデジタル資産取引関連の機能を中心に利用が広がっている。
