北朝鮮グループ、Hyperliquid経由で3,000万ドル超のBitcoin(BTC)を洗浄

オンチェーン分析により、北朝鮮勢力に紐づく3,000万ドル超のBitcoin(BTC)がHyperliquidを通じて洗浄されたと判明。一方ブラジル高裁は親BTC候補の選挙資金330万レアルを凍結。

(01:32 UTC)
1分で読めます
v3xn8bwc

Arkhamが3,000万ドルの資金流入を追跡

オンチェーン分析の結果、北朝鮮の工作員に紐づく3,000万ドル(約3,000万ドル超)のBitcoin(BTC)が、過去3週間にわたり分散型デリバティブ取引所Hyperliquidを通じて移動していたことが確認された。根拠となったのは、分析企業Arkhamの公開エクスプローラー上にあるLazarus Groupのエンティティページだ。この発覚は、米国のトレーダー獲得に積極的に動いている同取引所にとって、極めて微妙なタイミングで浮上した。Hyperliquidは2024年12月にも、北朝鮮関係者に結びつくデジタルウォレットを巡って同種の批判を受けたが、プラットフォーム側は不正侵入を否定し、顧客アカウントから資金が失われた事例はないと主張している。しかし今回の取引は、米国での人気が高まる中でも、こうした関連が消えていないことを示している。データ各社の推計によれば、北朝鮮は2025年に約20億ドル規模の暗号資産を略奪したとされ、記録上最も実入りが良い年となった。2016年以降の累計窃取額は約67.5億ドルに達し、これらの収益は武器開発資金に充てられているとされる。8月11日に公開された王立統合防衛研究所(RUSI)の報告書は、窃取したコインがどのように法定通貨に換金されるかを詳細に描き出した。こうした圧力は、同取引所の米国市場への本格参入構想を複雑化させている。8月19日のホワイトハウス会合では、CFTC(商品先物取引委員会)のMichael Selig議長がHyperliquidを完全コンプライアンスへ導く役割を果たしたとされ、これを受けてKrakenの親会社Paywardが、CFTC規制下の決済機関Bitnomialを通じ、登録済みの米国トレーダーに一部の無期限先物(パーペチュアル)へのアクセスを認める案を提出した。ただし、この申請はまだ承認されていない。機関投資家の需要はすでに顕在化している。BitwiseのBHYPビークルは暗号資産ETFに似た構造で、Anchorage Digitalをカストディアンとして5月14日にNYSE Arcaで取引を開始した。

ブラジル裁判所、330万レアルを凍結

ブラジルの選挙裁判所は今週、Bitcoin友好的なプラットフォームに対する最も鋭い政治的叱責を下した。8月31日、ブラジル高等選挙裁判所(TSE)は大統領候補Renan Santos氏のデジタル選挙戦を停止し、公的資金330万レアル(約64万ドル)を凍結した。同氏は国のBitcoin準備保有を公然と支持した唯一の立候補者だったが、そのわずか数週間後の措置である。日曜日に署名され月曜に公開されたDias Toffoli判事の命令は、公選資金プールである特別選挙資金基金(FEFC)からの新規支出を停止するとともに、Santos氏と副候補Aroldo Medina氏をラジオ、テレビ、ポッドキャストの討論会から排除した。登録申請の12日後に申告された選挙用SNSアカウント16件については、有料の政治広告を掲載できなくなる。違反には広告1件または討論1回あたり5万レアル(1万ドル弱)の罰金が科され、プラットフォーム側が該当プロフィールを推薦アルゴリズムから外さない場合は、プロフィール1件あたり毎時1万レアル(2,000ドル)の制裁金が課される。Toffoli判事は、申告されていないあるアカウントが240万人のフォロワーを持ち、ライバル候補の隣に表示され続けていたと指摘した。Santos氏はこの判断を検閲と呼び、弁護士団がTSEのNunes Marques長官に差し止め命令を求める方針を表明した。なお、同氏の登録済みXアカウントと唯一の選挙サイトは現時点でも稼働しており、立候補資格そのものが取り消されたわけではない。

Bitcoin準備保有の公約

司法措置の発端となった公約は8月13日にさかのぼる。42歳のSantos氏はBlockchain Rio 2026の聴衆に対し、ブラジルが戦略的Bitcoin準備保有を構築すること、リオデジャネイロが「クリプトフレンドリー」な都市になること、そして金融取引への課税(IOF税)が廃止されることを語った。同氏はブラジルのデジタル資産規制を時代遅れで過度に中央集権的だと批判した。この主張は、エルサルバドルのNayib Bukele大統領による準備保有モデル、アルゼンチンのJavier Milei大統領のデジタル資産容認、そしてコロンビアでの親クリプト派大統領の当選と軌を一にするものであり、ラテンアメリカ全体に広がる右派寄りのBitcoin採用の波の一環として位置づけられる。2025年に結成されたMissão党は、Santos氏とともに連邦議会選挙に57人の候補者を擁立しており、ブラジルの投票日は10月4日だ。タイミングも劇的だった。停止措置が下されたのは、国際的な週刊誌が同氏の立候補を「ブラジル版Milei的瞬間」として取り上げたのと同じ朝だった。市場側には独自の強気シナリオもある。Tom Lee氏はBitcoinが2倍の15万ドルに達しうると主張しているが、Santos氏の運命は、このテーゼの政治的実現経路が依然として脆弱であることを示している。

Bitcoinの影響範囲を巡る一つの攻防

これらの動きを並べて読むと、一つの争点が浮かび上がる。すなわち、国家戦略としてのBitcoinの影響範囲を誰が統治するのかという問いだ。オンチェーンデータは3,000万ドルの特定の中核的証拠であり、今後は制裁執行をリアルタイムで左右する力を持つ。一方、PaywardとBitnomialによる構想はあくまで提案であり承認ではない。HyperliquidはLazarus関連ウォレットをどうスクリーニングするのか、依然として公に説明していない。ブラジリアのTSE命令について、本編が確認した文書はSantos-Medinaの候補者ペア、FEFC、および16の未申告プロフィールを扱うすべてのプラットフォームを月曜日発行の対象として拘束するものだ。差し止め申し立ては係属中であり、現時点では最終判決ではなく裁判所命令にとどまる。米国でも類似の事例が同じ教訓を繰り返している。KalshiがGeorge Santos氏に生涯出場停止と71,356ドルの制裁金を科した一件も含め、Bitcoinに触れる政治アクターは、文書レベルの説明責任に直面する時代に入ったといえる。

COINOTAG News Desk

COINOTAG News Desk

COINOTAGの編集・調査デスクです。

News Deskの仕組み
AI生成

AIによって生成され、AIによるレビューを経て、COINOTAGの編集監督のもとで公開されました。