Bitcoin(BTC)が8万2,200ドルを回復、FRBウォラー理事の金利据え置き示唆を受け5月以来の高値に
Bitcoin(BTC)が8万2,200ドルに上昇し5月以来の高値を更新。FRBのWaller理事が9月の金利据え置きを示唆、ETF流入7億3,000万ドルとショート清算が下支え。
AI要約AI
- Bitcoin(BTC)が8万2,200ドルに到達し5月以来の高値を更新
- 現物Bitcoin ETFに9月3日、7億3,000万ドルの純流入
- 過去24時間で約4億5,600万ドルの先物ショートが清算
- CME FedWatchの9月利上げ確率が約63%から約50%へ低下
BTC、8万2,200ドルを上回る
Bitcoin(BTC)は木曜日に8万2,200ドルまで上昇し、5月以来の高値を付け、暗号資産市場全体を押し上げた。引き金となったのは米金融政策の期待の変化だ。連邦準備制度理事会(FRB)理事の発言を受けて、9月の利上げ観測が後退した。Bitcoinの上昇の裏側で、ポジションデータは極めて一方directionalな展開を示していた。過去24時間で約4億5,600万ドル相当の暗号資産先物ショートポジションが清算され、そのうち約2億5,000万ドルがBitcoinの契約だった。現物Bitcoin ETFの需要も追い風となり、米国上場のファンドは9月3日に7億3,000万ドルの純流入を吸収した。これは1月以来で最大の单日流入である。アジア時間には心理的な節目である8万ドルのラインを上抜けが維持されており、BTC/USDTのチャートにはブレイクアウトが伸びている姿が映っている。
Waller理事の9月シグナル
カタリストとなったのは、FRB理事Christopher Wallerによる9月3日の講演だ。Waller氏は、今後のインフレデータが物価圧力の沈静化を裏付ければ、9月の会合で政策金利を現状維持するとの立場を支持すると述べた。同氏は、3か月年率のコアPCEが2月の4.76%から7月には3.05%まで低下したと指摘し、このペースを「心強い」と評価する一方、12か月のPCEが3.7%、コアが3.3%と、FRBの2%目標をなお上回っていることを強調した。市場は素早く織り込みを修正した。CME FedWatchが示す9月利上げの確率は約63%から約50%へ低下し、10年債利回りは4.81%の高値から4.75%付近まで低下、ドル指数も軟化した。当メディアはこのWaller氏の9月金利据え置きシグナルを発言と同時に報じた。講演の全文はFRBの公式サイトで公開されている。
アルトコインと暗号資産関連株
この反発は市場全体を押し上げた。暗号資産の総時価総額は約2兆8,200億ドルまで上昇し、7か月ぶりの高水準を付けた。1月中旬の約3兆4,000億ドルのピークから、2月上旬には約2兆3,000億ドルまで下落していた局面からの回復である。アルトコインは幅広く上昇した。ZcashのZECは16.5%、CardanoのADAは約13%、DogecoinとXRPはそれぞれ約10%上昇した。暗号資産関連株もこれに続き、StrategyとCircleは約15%、Coinbaseは約10%上昇した。WincentのシニアディレクターPaul Howardは、8万ドルのブレイク、ETF流入の安定的な継続、OTCでのクジラ取引の活発化が弱気センチメントを明確に冷やしたとし、年内に10万ドルへ向かう可能性があると見ている。RootstockLabsのRichard Green氏は、最大のProof of Work資産であるBitcoinへの買いを金と並ぶ「通貨の切り下げトレード」と位置づけつつ、一段の調整の可能性は残ると注意を促した。
出来高とセンチメントデータ
市場データは、この上昇が実需を伴うものであったことを示している。Bitcoinは8万2,200ドルを一時上回った後、約8万910ドル(+4.25%)で取引されており、24時間出来高は51.58%増の411億3,000万ドルに急拡大した。Fear & Greed Indexは前日の65から74へ上昇し、「Greed(強気)」圏にしっかり入った。Bitcoinの優位性は0.15ポイント上昇して59.76%となり、資金がリスクカーブの下流へ回転するのではなく、最大時価総額の資産に集中していることを示唆する。アクティブウォレット数は1.9%増の67万1,828に達し、SOPRは1.0009とわずかに1の上を維持した。これは売り手が小幅な利益のみを実現していることを意味する。資金調達率は+0.0090%とプラスを保ち、レバレッジのロングがショートに支払う構図が続いている。注意すべきサインもある。取引所残高は2,391 BTC増加して2,485,701 BTCとなり、純流出入は+2,386 BTCの流入へと反転した。短期的な供給の重しになり得る水準だ。軽微な利益確定にとどまる限り、HODLポジションにとっては追い風の構図だ。
デリバティブとステーブルコインフロー
デリバティブ市場はさらに賑わいを見せた。セッション中盤の集計データでは、Bitcoinが8万931.85ドル(+4.22%)、Ethereumが2,507.29ドル(+4.45%)、総時価総額は約2兆7,200億ドル、24時間売買高は1,055億2,000万ドルを記録した。暗号資産デリバティブの出来高は35.26%増の9,652億ドルに急増し、金利見直しを巡るヘッジと短期的な売買が活発化したことを反映する。ステーブルコインの時価総額は2,838億ドルで、24時間出来高は43.24%増の1,088億8,000万ドルに上昇した。9月の政策ウィンドウを控えた「発射台の弾薬」の積み込みと読める動きだ。DeFiの時価総額は777億ドルに達し、24時間出来高は24.69%増となった。優位性のシフトも注目に値する。Bitcoinのシェアは59.77%へ上昇し、Ethereumも11.25%へ小幅上昇した一方、中型アルトコインは取り残された。リアルタイムで市場を追いたい読者は、Bybitで現物および先物のライブ価格をフォローできる。
10万ドルへの道はCPI次第
テクニカルの見通しも明確になってきた。Bitcoinは6万9,700〜7万2,500ドル付近に固まった50日・100日・200日のEMAを快適に上回り、97,924ドルから57,800ドルへの下落に対する78.6%のフィボナッチ・リトレースメント(87,476ドル)へ接近中だ。ここを突破すれば、直近高値の再テストへの道が開ける。下値の目安は50%リトレースメント付近の75,233ドルと200日EMAの72,493ドルだ。アルトコインでは、Zcashが16%上昇して史上最高値の979ドルまで上昇を延長し、127.2%のフィボナッチ・エクステンションである1,058ドル、さらに1,322ドルを視野に入れた。Ethenaは12%上昇して0.1600ドルを維持し、上値メドは78.6%リトレースメント付近の0.1982ドルだ。
(日本時間9月4日05:03 UTC時点)COINOTAGの市場データもこの動きを反映している。Fear & Greedは74(Greed)、Bitcoinは当メディアの追跡ユニバースの68.8%を占め、追跡時価総額は約2兆3,700億ドルとなっている。9月11日にCPI、9月15〜16日にFOMCを控え、政策による押し上げはいよいよデータの試練に直面する。当メディアのBitcoin Rainbow Chartガイドは、8万2,000ドルが過去のサイクルの中でどの位置にあるかを視覚化している。
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