ビットコインRed Teamが重大な脆弱性85件を報告
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ビットコイン(BTC)のセルフカストディ基盤に潜む脆弱性を洗い出すため、開発者有志が緊急のセキュリティ監査に乗り出した。「Bitcoin Red Team」と呼ばれるこの取り組みは、Calle氏とRob Hamilton氏が主導するボランティア活動で、これまでに390のオープンソースリポジトリを横断して4,962件の指摘を提出したと明らかにしている。うち85件はクリティカル(重大)レベル、635件は高リスクに分類され、合計約27.5時間のレビューで記録された。AIフロンティアモデルを用いたコードスキャンには、Kimi K3、GPT Sol、Fable、Opus、GLM5.2などの最先端モデルが投入され、AIトークン費用として4万ドル以上をOpenSatsが負担した。チームは独自にカスタムハーネスを構築しており、ピーク時にはコード行数が171,599行に達したという。このハーネスは重要なライブラリを特定し、疑わしい脆弱性を再現し、責任ある開示に向けた証拠をパッケージ化する。AIトレーディングボットが市場データに反応するのとは異なり、このツールはセキュリティ上重要なコードパスに特化している。チームは今後、このハーネスを公開し、企業がクローズドソース実装のテストにも活用できるようにする計画だ。初期段階ではモデルへのアクセスにばらつきがあり、OpenAIやAnthropicのチャネルが利用可能になるまでは、中国発のオープンソースモデルがそのギャップを埋めていた。Hamilton氏によると、エンジニアがニッチな文脈情報を追加することで、自動スキャンでは「臭いは感じても完全には分類できない」問題をハーネスが確定できるようになるという。
この監査の契機となったColdcardウォレットのエクスプロイトは、セルフカストディ史上最大級の盗難事件として記録されつつある。Galaxy Digitalのリサーチ責任者Alex Thorn氏によれば、Coldcardの脆弱性を突いた攻撃により、推定1,600 BTC以上が流出したとされる。これは第4のウェーブとみられる動きが加算される前の段階で、すでに1億ドルを大きく超える規模だ。確認された3回のスイープでは約1,367 BTC(約8,900万ドル)が引き出され、影響を受けたアドレスは約4,585件に及ぶ。8月3日にフラグが立てられた第4のパターンでは、通常レートのおよそ45倍という異常なブロック生成速度で数百BTCが追加移動され、合計推定は約1,815 BTC(約1億1,400万ドル)、対象アドレスは約5,294件に拡大した。Thorn氏はさらに、まだ公表集計に含まれていない約14の攻撃者パターンを特定したと述べている。同氏は被害者について「何も悪いことはしていない」と強調。盗まれたコインは平均して約4年間動かされておらず、アクティブなトレーダーではなく長期保有者が標的となったことを示唆している。Coldcardの開発元Coinkiteは謝罪し、修正ファームウェアをリリース。脆弱なソフトウェアで作成されたシングネーチャーアドレスからの資金移動をユーザーに勧告している。未確認トランザクションがreplace-by-feeに対応していれば、一部被害者はコインを回復できる可能性があるが、その窓口は極めて狭く、迅速な対応が不可欠だ。Thorn氏は第4ウェーブの確信度を「中〜高」とし、被害者に対してFBIのIC3および地元警察への届出と、侵害されたデバイスの証拠保全を呼びかけている。
最も詳細なポストモーテム分析は、この障害の根本原因を2021年3月17日のコード移行にまで遡って特定している。Coldcardのウォレットシード生成方式が変更されたこの移行で、libsecp256k1および組み込みlibNgUライブラリへの切り替えに伴い、シード生成がハードウェア乱数パスから予測可能なソフトウェアジェネレーターに切り替わってしまった。原因は、コンパイル時マクロの存在のみがチェックされ、その値が検証されなかったことにある。デバイスは正常に見えるリカバリーフレーズを生成し続けたため、この脆弱性は数年間にわたって発見されなかった。Coinkiteの公式アドバイザリおよび関連技術分析によると、影響を受けたMk2およびMk3シードの実効探索空間は約40ビットにとどまる。一方、Mk4、Mk5、Qデバイスは限定的な追加エントロピーしか得られず、本来の128ビット目標に対し約72ビットに留まっている。アドバイザリは具体的な脆弱ファームウェアブランチと修正済みリリースを列挙しており、Mk2/Mk3向けは4.2.0、標準Mk4/Mk5向けは5.6.0、Q向けは1.5.0Q、Edgeビルド向けは6.6.0Xまたは6.6.0QXが該当する。初回の大型スイープは7月30日に始まり、約25分間で約500アドレスが空にされた後、観測範囲が拡大していった。重要な点として、ファームウェアを更新しても古いフレーズは修復されない。ユーザーは修正済みファームウェアまたは別の信頼できる環境で新しいシードを生成し、資金を新アドレスに送金する必要がある。オンチェーンスイープは自動化された挙動を示しており、固定手数料でチェンジ出力のないトランザクションが多数確認されたが、この事象はビットコインの暗号自体を破ったわけではない。
COINOTAGの分析として指摘しておきたいのは、今回の一連の動きが一つの教訓に集約されるということだ。Coldcard事件は実装上の障害であり、ビットコインプロトコル自体の障害ではない。オンチェーン記録――繰り返されるスイープパターン、固定手数料トランザクション、RBF対応の送金、推定1,815 BTCの流出――は、自動化されたエクスプロイトの検証可能な証拠を提供している。Coinkite自身のアドバイザリは根本原因を脆弱なシード生成パスと特定し、修正ファームウェアで新しいシードを作成して資金を移行するという救済策を明示している。今後AIクリプトウォレットを利用するユーザーにとっても、鍵生成は独立して監査可能でなければならないという原則が、この事件から得られる最も重要な教訓だ。盗まれたコインの多くは長期保有されており、弱気相場を丸々乗り越えた資産であった。この点は運用上の失敗をより痛烈なものにするが、適切に実装されたセルフカストディの価値そのものを否定するものではない。
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AIによって生成され、AIによるレビューを経て、COINOTAGの編集監督のもとで公開されました。


