BitMineのトム・リー氏、イーサリアム(ETH)1万ドル超えを予想

BitMineのトム・リー氏はイーサリアム(ETH)の1万ドル超えを予想。Webullではイーサ買い注文が約300%増加、ArbitrumはZK決済へ前進。

(02:56 UTC)
1分で読めます
AI要約AI
  • BitMineはイーサ総供給量5%保有目標の約97%に到達し、残額は約3億5,000万ドル相当
  • リー氏はイーサリアムが今回のサイクルで5,000ドル超、その後1万ドル超えも可能と予想
  • ArbitrumはSP1仮想マシンでメインネットブロックのゼロ知識証明を生成し、RustバリデータをBOLDに統合
  • Webullの売上高は第1四半期の1億6,000万ドルから第2四半期に約2億ドルへ拡大
v3xn8bwc

イーサリアムの次章――トークン化とAI

BitMine Immersion Technologies会長のトム・リー氏は、8月24日公開のポッドキャストインタビューで、イーサリアム(ETH)は新たな上昇サイクルに入ったと述べた。長期にわたる弱気相場は終了し、次の需要をけん引するのは資産トークン化、続いて人工知能(AI)だという。リー氏はデジタル資産の価格変動のおよそ90%がプロジェクト固有のストーリーではなくマクロ環境で決まるとの考えを示し、この枠組みがイーサリアムの最近の相対的な冴えなさを説明するとした。同氏は現在の局面を「クリプト・スプリング(暗号資産の春)」と表現し、イーサリアムは今回のサイクルで5,000ドルを超え、ウォール街の資産トークン化とAI需要が本格化すれば1万ドル超えが現実味を帯びるとの見方を示した。これはイーサリアムにとって新たな史上最高値の更新を意味する。同氏はトークン化市場はステーブルコインよりはるかに大きく、実世界資産(RWA)の取り組みの大半は既にイーサリアムとソラナ上で進んでいるとの認識を示した。BitMineはイーサ総供給量の5%を蓄積する目標の約97%に到達しており、残りの金額はインタビュー時点でおよそ3億5,000万ドル相当だった。同社は60週以上にわたって続けた毎週の購入ペースを落とし、過度に中央集権化しているように見えるのを避けつつ、売却の計画はなく、イーサリアムを利回りを生む価値の保存手段と位置づけている。リー氏はまた、CLARITY法の規制進展が購入スケジュールを左右する要因になり得ると指摘した。インタビュー時点でイーサは約2,500ドルで取引されていた。

インフラ面では、Arbitrumがメインネットのブロックに対するゼロ知識証明を、Succinct LabsのSP1仮想マシンを使って生成できるようになったと発表した。楽観的ロールアップであるArbitrumがZK決済へ近づく一歩だ。同プロジェクトは公式X投稿でこのマイルストーンを詳述し、同じ証明パイプラインはSolidityに限らず、ArbitrumのAltVMフレームワーク経由でC++とRustで書かれたStylusコントラクトにも対応すると付け加えた。さらに、専用のRustバリデータが紛争解決システムBOLDに統合され、異なるクライアント実装で決済を検証できる手段がもたらされた。Arbitrumは現状、トランザクションが一定の時間枠内に異議申し立てされない限り有効とみなす楽観的モデルを採用しているが、簡潔な証明を生成できれば、詐欺証明のチャレンジがエラーを捕捉するという前提に頼らず、暗号学的な確実性をもって決済できるようになる。今回の発表は詐欺証明フレームワークの放棄を意味するものではないが、大手レイヤー2が楽観的メカニズムとゼロ知識メカニズムを組み合わせたハイブリッド設計に収斂しつつあることを示している。イーサリアムエコシステムにとって、ユーザーがメインチェーンに価値を戻す際の主要なボトルネックの一つがレイヤー2のファイナリティであるだけに、この進展は重要だ。

個人投資家のイーサリアムへのアクセスも変化している。Webullの最高経営責任者(CEO)アンソニー・デニエ氏は、6月4日施行の米国のパターン・デイトレーディング規定撤廃後の1週間半で、ビットコインとイーサの買い注文が約300%増加したと語った。テレビインタビューでデニエ氏は、2万5,000ドルの口座残高要件が撤廃されたことで、平均残高がおよそ5,500ドルのWebull顧客基盤の大半が頻繁な当日取引を利用できるようになったと説明した。同氏はこの規制変更を第1四半期の売上高1億6,000万ドルが第2四半期に約2億ドルへ拡大した要因に挙げ、その大半は1カ月の好調によるものだと述べた。ビットコインとイーサを活発にデイトレードするWebull顧客は一部に限られ、全商品でデイトレードを行う約10%のユーザーを下回るという。大半の顧客は長期保有を基本としつつ、ボラティリティの高い局面では活発に売買する。デニエ氏はまた、Webullは顧客の運用資産(AUM)が減少した四半期をまだ一度も記録していないと付け加え、無制限の暗号資産取引への参入が単に解約を加速させるのではなく、エンゲージメントを拡大させた証拠だと述べた。イーサリアムにとって、注文簿の急増は規制変更が個人需要の構図を急速に塗り替え得ることを思い起こさせる。

これら3つの動きを総合すると、イーサリアムはリスク面とインフラ面の双方から再評価されていると言える。BitMineによる総供給量5%目標に向けた蓄積とWebullの注文データは供給の吸収を示し、Arbitrumの公式発表は具体的な効率性のマイルストーンを提供する。ここで一次情報が重要だ。Arbitrum自身の投稿は、SP1がメインネットブロックのゼロ知識証明を生成し、RustバリデータがBOLDに統合されたことを確認しており、提案ではなく機能するエンジニアリング成果だ。ただ、これらの証明が本番の決済にいつ採用されるかはまだ明らかになっていない。われわれの読みとしては、機関が毎週イーサを買い増す動きと、リテール証券会社が約300%の注文増を記録するという需要の広がりこそが、最も持続可能なシグナルである。

COINOTAG News Desk

COINOTAG News Desk

COINOTAGの編集・調査デスクです。

News Deskの仕組み
AI生成

AIによって生成され、AIによるレビューを経て、COINOTAGの編集監督のもとで公開されました。