コミュニティ記事

via CoinPost · CoinPost編集部

イーサリアム大型アップグレード「マージ」実装完了

ETH

ETH/USDT

$1,987.21
-3.98%
24時間出来高

$15,114,001,399.58

24時間高/安

$2,072.93 / $1,967.00

差額: $105.93 (5.39%)

Long/Short
79.4%
Long: 79.4%Short: 20.6%
ファンディングレート

+0.0041%

ロングが支払い

データはCOINOTAG DATAから取得リアルタイム
Ethereum
Ethereum
日足

$1,990.10

-1.72%

出来高 (24時間): -

レジスタンスレベル
レジスタンス 3$2,157.36
レジスタンス 2$2,085.47
レジスタンス 1$2,024.35
価格$1,990.10
サポート 1$1,964.33
サポート 2$1,875.80
サポート 3$1,800.00
ピボット (PP):$1,995.43
トレンド:下降トレンド
RSI (14):29.8
C
CoinPost編集部
(06:38 UTC)
1分で読めます
HN
更新者Hiroshi Nakamura
772 ビュー
0 コメント

CoinPostで今最も読まれています

イーサリアム大型アップグレード「マージ」実装完了

The Merge実装を完了

暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)は15日、待望の大型アップグレード「The Merge(マージ)」の実装を完了した。

we merged! pic.twitter.com/5wyOMZokam

— banteg (@bantg) September 15, 2022

これにより、イーサリアム・ネットワークのコンセンサス(合意形成)アルゴリズムが従来のプルーフ・オブ・ワーク(PoW)からプルーフオブステーク(PoS)への移行を遂に実施した。

この影響で、イーサリアム・ネットワークではマイニング(PoW)が停止し、後続のブロックはバリデーター(PoS)に生成されている。これまで発生していたマイニング報酬(13,000ETH/日)が0(ゼロ)になったことで、イーサリアム財団の概算によると1日のETH新規発行量はステーキング報酬(1,600ETH)のみとなる。

また、21年8月の「ロンドン」アップグレードでは、手数料モデルを変更するEIP-1559が導入され、ベースフィーを焼却(バーン)するシステムが組み込まれており、デフレ資産(供給量が減少する)にシフトする可能性に期待する声も見られる。

関連:イーサリアムマージ後「潜在的にデフレ資産へと移行する見通し」 米ファンド パンテラが指摘

また、気候変動リスクなどを懸念する米政府やESG投資家などからはネットワークの消費電力がこれまでの99%以上も削減する体制になる点が着目されている。

関連:イーサリアム財団「Merge完了後は消費電力を99%削減」

他方では、従来のPoWを存続させるためにマイナー主体の暫定ガバナンスグループ「EthereumPoW」が立ち上がり、イーサリアム・ブロックチェーンを分岐(フォーク)するための準備を進めている。事前アナウンスによると、EthereumPoWのチェーンとその仮想通貨(ETHW)は、マージ完了から24時間以内に開始する予定だ。

関連:イーサリアムPoWフォーク(ETHW)、マージ完了から24時間以内にリリースへ

The Mergeとは

イーサリアム・ブロックチェーンのコンセンサス(合意形成)アルゴリズムを「プルーフ・オブ・ワーク(PoW)」から「PoS」へ移行する大型アップグレード。現在のメインネットとコンセンサス形成を担う新しいチェーンを統合(マージ)することで、役割の異なる二つのレイヤーがそれぞれ形を残して連携しながら、一つのイーサリアムを構成する。

▶️仮想通貨用語集

マージ後のポイント

マージの目的はコンセンサスアルゴリズムを変更することにあり、ネットワークのキャパシティを向上する類のアップグレードではない点に注意する必要がある。ユーザーが取引手数料としてネットワークに支払うガス(GAS)や、トランザクションの処理能力に大きな変化は生じない仕様だ。

関連:来たるイーサリアム「マージ」、8つの誤解とは

データサイトDuneによると、イーサリアムのステーキング・ネットワーク(コンセンサスレイヤー)には9月14日時点に42.8万のバリデーターノードが存在し、ETH供給量の11.3%に当たる1,370万ETH(約3.2兆円相当)がロックされている。

こうしたバリデーターやステーキング参加者に年利4%~6%の報酬が日々配分されているが、彼らが預けたETHや受け取っている報酬はマージ完了後もロックされたままである。

これらのイーサリアムはマージから6か月~1年後の実施が見込まれる「Shanghai」アップグレードで出金できるようになる計画だ。さらに、Shanghai完了後も一度に大量のバリデーターが離脱して不安定になることを防ぐため、イーサリアムネットワークに出金制限が設けられている。

こうした構造を加味してブロックチェーン分析企業Nansenは、マージが無事完了してPoS移行リスクが解消された後にイーサリアムのステーキング総量が増加し続ける可能性を指摘した。

Shanghaiアップグレードが行われる2023年頃まで出金できないため、ステーキングETH量はそれまで上昇し続けるしかないことを意味する。市場の状況によっては、さらに山を作る可能性がある。

主張の根拠としてNansenは、クジラ(大口投資家)が22年の弱気相場に継続してETHを蓄積し続けているデータを示した。また、ETHステーキング比率(11.3%)がPolygon(41%)やSolana(77%)等の競合と比較して低い点を指摘した。

関連:ブロックチェーン企業Nansen、マージ後イーサリアムの売り圧など考察

PoSとは

保有(ステーク)する仮想通貨の割合に応じて、ブロックを新たに承認・生成する権利が得られるコンセンサスアルゴリズムのこと。

▶️仮想通貨用語集

関連:イーサリアム・マージ直前、ビットコイン相場をプロが分析|寄稿:仮想NISHI

有識者のコメント

イーサリアムの共同設立者であるヴィタリック・ブテリン氏はMergeがファイナライズしたと報告。以下のようにコメントした。

これはイーサリアム・エコシステムにとって大きな瞬間だ。

マージ実現に協力した全ての人は今日、誇りに思うべきだ。

And we finalized!

Happy merge all. This is a big moment for the Ethereum ecosystem. Everyone who helped make the merge happen should feel very proud today.

— vitalik.eth (@VitalikButerin) September 15, 2022

大手仮想通貨取引所バイナンスのチャンポン・ジャオ(CZ)CEOは以下のように祝辞を述べた。

マージが成功。PoSの起動が開始した。

Merge successful. POS activated.

We are all still here.

— CZ 🔶 BNB (@cz_binance) September 15, 2022

21年3月に高額NFT「5000 days」がオークションで落札したデジタル・アーティストのBeeple氏はイーサリアムのThe Mergeに因んだ作品を投稿した。

THE MERGE pic.twitter.com/7tdfNZiuuv

— beeple (@beeple) September 15, 2022

なお、おおまかなステージとしては、Mergeの後は以下の流れでアップグレードを行う計画だ。

  1. The Merge(完了済み)
  2. The Surge
  3. The Verge
  4. The Purge
  5. The Splurge

CoinPost App DL

COINOTAG を優先ソースに追加

Google ニュースと検索で COINOTAG を優先ソースとして追加し、最新記事を優先的に表示しましょう。

Google で追加

ソース

CoinPost編集部 · CoinPost

全文を読む →

コメント
コメント