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JPMorgan、イーサリアム上でトークン化MMFをローンチへ

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NADA NEWS編集部
(22:00 UTC)
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校閲者Kenji Suzuki
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JPMorgan、イーサリアム上でトークン化MMFをローンチへ

JPMorgan(JPモルガン)は、イーサリアムブロックチェーン上で新たなトークン化MMF(マネーマーケットファンド)をローンチする。5月12日に米証券取引委員会(SEC)に提出された書類によると、このファンドは、米国のGENIUS Act(ジーニアス法)に基づきステーブルコイン発行体に求められる準備資産要件を満たすことを意図して設計されている。

新ファンドの名称は「OnChain Liquidity-Token Money Market Fund」。投資対象は、米国債と、米国債または現金を担保とする翌日物レポ取引だ。JPモルガンは、このファンドがステーブルコイン発行体に求められる適格準備資産の要件を満たす形で運用されると説明している。

ジーニアス法では、米国で規制に準拠するステーブルコイン発行体に対し、発行トークンを米国債、現金、保険付き銀行預金などの高流動性資産で裏付けることが求められる。JPモルガンの新ファンドは、こうした規制環境を踏まえ、ステーブルコイン発行体が準備資産を管理するためのオンチェーン型商品として位置づけられる。

ファンドに使われるブロックチェーン技術は、JPモルガンの事業部門であるKinexys Digital Assetsが管理する。提出書類によれば、投資家が利用できるブロックチェーンは現時点ではパブリックチェーンであるイーサリアムのみだが、将来的には他のブロックチェーンへの拡大も見込まれている。

この動きは、伝統的金融機関がステーブルコインやトークン化資産の成長に対応し、既存のマネーマーケット商品をブロックチェーン上へ移行しようとする流れの一部といえる。ステーブルコイン発行体にとっては、準備資産の透明性や運用効率を高める選択肢になる可能性がある。

トークン化マネーマーケットファンドの分野では、Franklin Templeton(フランクリン・テンプルトン)も「BENJI」と呼ばれる商品を展開している。JPモルガンの参入により、オンチェーンで管理される短期金融商品の競争はさらに強まる可能性がある。

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