ハンター・バイデン氏のミームコインLAPTOP、Base上場後1時間で98%急落

ハンター・バイデン氏のミームコインLAPTOPがBase上場1時間で98%下落。時価総額16億ドルに対し流動性は250万ドルと、オンチェーンデータが示す構造的脆弱性を解説。

(14:28 UTC)
1分で読めます
v3xn8bwc

上場1時間で98%下落したLAPTOP

ハンター・バイデン氏にちなんだミームコインLAPTOPが水曜日、Coinbaseのイーサリアムレイヤー2であるサイドチェーンネットワーク「Base」での取引開始から約1時間で、初値の高値からおよそ98%崩れた。トークンは上場からわずか2分で190.81ドルまで急騰した後、一時3.70ドルまで下落し、1時間経過時点では4.77ドル近辺で取引されていた。当時の時価総額は、検証済みの流通枚数3億5,000万枚を基に約16億ドルと計上されたが、プールされた流動性はわずか250万ドル。この乖離により、評価額は最初のローソク足から構造的に脆弱な状態だった。初動の板を読み解くと、最初の1時間の売買高は約1,900万ドルで、314の取引ペアに分散。Aerodrome SlipstreamのUSDC流動性プールがその46.8%を吸収し、残りの大半はBase上のUniswap v4を経由していた。ブロックチェーン分析プラットフォームのArkhamが上場時点で捉えたスナップショットはさらに衝撃的だ。完全希薄化後評価額は1,440億ドルに達した一方で、価格を裏付けるプールはわずか4万8,000ドルだった。トークン名は、2019年にバイデン氏がデラウェア州の修理店に置き忘れたMacBookに由来し、その中身は2020年大統領選を席巻した話題となった。

創設者に30%、エアドロップに20%

プロジェクトの開示資料によると、LAPTOPはユーティリティ、所有権、議決権、利回り、利益配当を一切持たないデジタルコレクティブルと位置づけられており、供給は10億枚で固定される。バイデン氏本人を含む創設者には供給の30%にあたる3億枚が割り当てられ、6か月間ロックされた後、その後24か月にわたり毎月ベスティングされる。さらに別の30%は政治・文化・暗号資産関連の予測に紐づいており、指定された結果が実現すればトークンはバーンされ、実現しなければ慈善団体に放出される。エアドロップは全体の20%を占める。うち8%は9月6日時点のバイデン氏の「Where's Hunter」Substackの購読者向け、2%はTRUMPミームコインで損失を被ったウォレット向けに確保され、残る10%は将来の配布用に留保されている。クレームはlaptoptoken.com/unlockから30日間の受付期間内に行え、購読者のメールアドレスでログインし、外部のウォレットを接続して請求する。Baseのガス代は設計上ごくわずかに抑えられている。バイデン氏は水曜日、Xで批判に反応し、「私を潰そうとするために使われたシンボルが、今や回復力、償い、立ち直りのシンボルになった」と綴った。その一方でドナルド・トランプ大統領のトークンを「詐欺的な稼ぎ(grift)」と呼び、LAPTOPの価値を自分も他の誰も押し上げると期待しないよう買い手に警告した。

上場前に1億枚が移動

オンチェーン記録によると、トークンは取引開始のかなり前から内部関係者に分配されていた。Laptop Tokenウォレットとしてタグ付けされたマルチシグは、上場の7日前に総供給の1割にあたる1億LAPTOPを受け取り、以後約4,250万枚を移動させた。BaseScanデータがそれを示している。マーケットメイカーのGSRには上場4日前に中継アドレス経由で1,550万枚が送られ、以後分散が続いており、水曜日だけでも900万枚、150万枚、50万枚の転送が確認された。Wintermuteはホットウォレットに約180万枚を保有し、Bitvavo、Kraken、KuCoin、Bitpandaの入金アドレスにも残高が現れている。最大の単独転送は1,450万枚で、取引開始のおよそ2時間前に特定できないアドレスへ送られた。ArkhamもBaseScanも受取先をラベル付けしていない。各大型転送の前には、10〜数百枚の少額テスト送金が置かれていた。マーケットメイカーへの上場前割当は一般的な慣行であり、LAPTOPのトークノミクスは供給の20%を流動性と運営のために確保している。チームはまた、Base上で偽物のLAPTOPトークンが出回っていると警告し、ユーザーに公式コントラクトアドレスの確認を呼びかけている。 市場をリアルタイムで追いたい読者は、MEXCで現物・先物価格をライブで確認できる。

立ちはだかるTRUMPの前例

これらを並べると、1時間での98%急落、30%の創設者割当、マーケットメイカーへの上場前配分という一連の動きは、話題性の時価総額を薄い流動性の上に築く、政治系ミームコインの繰り返される型を描き出す。LAPTOPの30のバーン条件の一つは時価総額がTRUMPを上回るか否かを問うものだが、それはすでに達成されている。1,600億ドルではなく、16億ドル対6億1,500万ドルである。私たちが確認したBaseScanの記録にはマルチシグの残高と全転送のタイムスタンプが残されており、供給の動きはリアルタイムで誰でも検証可能だ。TRUMPで合わせて約100万のウォレットが38億ドルの損失を計上したことを踏まえ、COINOTAGの見解は、政治テーマのトークンの主要リスク指標としてナラティブではなく、流通時価総額と流動性の乖離を取引者が重視すべきだ、というものである。

COINOTAG News Desk

COINOTAG News Desk

COINOTAGの編集・調査デスクです。

News Deskの仕組み
AI生成

AIによって生成され、AIによるレビューを経て、COINOTAGの編集監督のもとで公開されました。