OpenSea、Solana(SOL)NFT取引を約4年ぶりに再開
OpenSeaが2026年8月31日にSolana NFT取引を再開。ClaynosaurzやMad Ladsなど28チェーン体制で対応。日本ではMercariが1円からSOL購入を提供開始。
AI要約AI
- OpenSeaが2026年8月31日にSolana(SOL)NFT取引を約4年ぶりに再開
- MercariのMercoinがSOLを追加し取扱資産は16銘柄に、1円から購入可能
- Solanaの日次手数料収入の7日移動平均が約9,200 SOLで史上最高
- 直近1週間のSolana非投票トランザクションは約1億9,100万件で過去最高
OpenSeaがSolana NFT取引を復活させる
NFTマーケットプレイス大手のOpenSeaは、2026年8月31日付の公式発表で、Solana基盤のNFT取引サポートを復活させたと確認した。同機能がベータ版として初めて登場してから4年以上が経過しての再開となる。コレクターは今後、プラットフォーム上でSolana NFTを直接検索・購入・売却・入札できるようになった。初期対応対象はClaynosaurz、Mad Ladsのほか、ストアフロント型コレクティブルプロジェクトであるCollector Crypt、Phygitalsなどで、Mad LadsはSolanaを代表するプロフィール画像系コレクションとして、Claynosaurzとともにローンチラインナップの中心を担う。
今回の復活は、Solanaエコシステムに対するマーケットプレイスの長年のカバレッジ不足を埋めるものだ。OpenSeaは2022年4月に約165コレクションを対象とするベータ版としてSolana NFT取引を開始したが、NFT弱気相場の深まりとともに統合を縮小していた。その間、同社はOS2と呼ばれる刷新版プラットフォームの周辺で取引基盤を再構築しており、OS2は2025年5月29日に完全稼働し、Solanaのファンジブルトークンにはフル対応していた。ただしNFT取引のみ、今週の再開までオフラインのままだった。OpenSeaが現在リストアップする対応ブロックチェーンは合計28チェーンに上り、Ethereum、Base、Arbitrum、Optimism、Polygon、Avalanche、Ronin、Sei、Berachainに加え、Monad、MegaETH、Unichain、Zoraといった新興チェーンも含まれる。今回の公式発表は、初期の4コレクション以外にどのSolanaコレクションが追加されるかについては言及しておらず、カタログ拡大のペースは未確定だ。それでも、かつて業界最上位の取引高を誇ったコレクションを複数抱えるチェーンに一級のNFT市場が再び参入し、小売りの入口が増えるタイミングでコレクター需要の第二の受け皿が復活したことの意味は明確だ。Solana NFT取引の再稼働を確認するOpenSea公式X投稿はこちら。
Solana NFT取引の再稼働を確認するOpenSea公式X投稿はこちらhttps://x.com/opensea/status/2094547650502631836?ref_src=twsrc%5Etfw
Mercariが1円から買える入口を開設
同じ8月31日、日本でも小売向けの入口が並行して開かれた。Eコマース大手Mercariの暗号資産部門であるMercoinは、同社の公式発表に基づき、Mercariアプリ内取引サービスにSolana(SOL)を追加し、取扱銘柄を16資産に拡大した。同サービスは2026年6月まではBTC、ETH、XRPのみを扱っており、当時のCoincheck統合によってDOGE、SHIB、BCH、LINK、AVAXなど12銘柄が追加された。この流れはすでに弊誌のMercariのSOL上場に関する日本向けのレポートで詳述したとおりだ。
決め手となる仕組みは資金調達にある。購入者は、Mercariでの売上金やポイントから生成されたMerpay残高を使い、1円からSOLを購入できる。通常の取引所購入で必要な銀行入金の手順が不要になる点が最大の特徴だ。ただし、注文の執行はCoincheck経由で行われる。Mercoinが各注文を仲介し、Coincheckが小売りの気配値でカウンターパーティーとなるため、手数料は無料でも気配値に組み込まれたスプレッドが実質的なスリッページとして機能する仕組みだ。利用にはMercoinの取引口座に加えてCoincheckの連携口座が必要で、標準的なCoincheck口座をすでに持つユーザーは申請できない。保管面の制約もある。Mercari経由で購入したSOLは外部ウォレットへ送金できず、直接Coincheckの顧客は2026年6月4日から出金が可能になっている。採用促進のため、Mercoinは9月1日から9月14日12:00(日本時間)までキャンペーンページ経由でSOLを購入した対象の初回購入者に、200円分のポイントを付与する。扱う層が際立って新規ユーザー中心なのも特筆すべき点だ。Mercoinユーザーの約90%が暗号資産取引の経験がなく、累計口座数は2026年3月末時点で400万を突破した。SOLの購入方法を検討する初心者にとって、アプリ内で完結する導線は摩擦を大きく減らす。ただし同サービスは衝動的なFOMO買いではなく、小口の積み立て的な買い付けを想定して設計されており、変動リスクとスプレッドリスクは依然として存在する。 市場をリアルタイムで追いたい読者は、Gateで現物・先物価格をライブで確認できる。
手数料の過去最高と新たな導線
両方のローンチは、オンチェーンの処理量が過去最高を更新するなかで実現した。オンチェーンデータによれば、Solanaの日次手数料収入の7日移動平均は8月27日時点で約9,200 SOLに達し、史上最高水準を記録した。また、直近1週間の非投票トランザクション合計は約1億9,100万件と、こちらも過去最高だ。COINOTAGの読みはこうだ。現在のSolanaの成長レバーは価格ではなく「アクセス」にある。大規模規模で再参入した一級NFTマーケットプレイスと、売上残高を安定した買い需要に変換するEコマースアプリ。新たな接点が一つ増えるごとに、二段階ディスインフレ投票を最近可決したばかりのこのチェーンへ流れ込むファネルが広がり、トレーダーからコレクター、初めての小売り層へと需要が多角化するなかで、ステーキング経済は引き締まっていく。
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