SpaceX(SPCXB)IPOの当選者、3か月で1,000ドルが1,119.63ドルに

SpaceX(SPCXB)のIPO抽選当選者は、9月11日終値時点で1,000ドルを1,119.63ドルに伸ばし、約12%の含み益。株価は公募価格135ドルを16.15ドル上回る水準を維持する。

(14:04 UTC)
1分で読めます
AI要約AI
  • SPCXBのIPO抽選当選者は9月11日終値で1,000ドルが1,119.63ドルに達する
  • 調達額は約750億ドルで米市場史上最大、評価額は約1.77兆ドル
  • 第2四半期の売上高は78.14億ドルで前年同期比65.8%増
  • Starlinkの加入者数は前年同期比101.2%増、ARPUは22.4%低下

1,000ドルが1,119.63ドルに

SpaceXの6月の新規株式公開(IPO)で割当を獲得した個人投資家は、申込価格から約12%高い水準のポジションを抱えている。公募価格で1,000ドル分の申込を行い、全量が割り当てられた場合、9月11日の終値時点での評価額は1,119.63ドルとなる。この数値は、ナスダックでSPCXティッカーで取引される同株の過去価格記録を集計したもので、割当を全量受け取り、その後一切売買しなかった場合を前提とし、手数料・税金・為替変動は織り込んでいない。

SpaceXは6月11日、公募価格を1株135ドルに設定した。発表によると発行規模はA種普通株式555,555,555株で、翌6月12日にSPCXティッカーでナスダックに上場した。これはSEC(米証券取引委員会)への提出書類でも確認できる。135ドルの公募価格なら、1,000ドルの申込で約7.4074株を取得できる。この株数に9月11日の終値151.15ドルを適用すると、評価額はセント単位まで一致する1,119.63ドルになる。

3か月前、この株はどれだけの資金を用意しても誰も買えなかった。まだ上場していなかったからだ。上場後の最初の1週間で事情は二度変わった。寄り付き間もない場面で株価は225ドルを突破し、公募価格から60%超のプレミアムを付けたが、その後は割当取得者の取得水準近くまで売りに押された。公募価格とは、そもそも企業が公開投資家に株式を割り当てる基準価格のことだ。上場後に形成される市場価格は板に並ぶ買い注文と売り注文で動き、公募価格を上回ることも下回ることもある。9月11日の終値は135ドルの公募価格を16.15ドル上回る一方、初期の高値からは大きく下にあり、株主構成はここで二つに割れている。公募価格を引き受けた投資家は約12%の含み益を持ち、初動の急騰局面で買った投資家は損失を抱えている。12%という見出しの数字が指すのは、割当制度によって135ドルで入れた前者だけだ。

史上最大の750億ドル調達、評価は二分

この数字の背景にある公開は、米国市場史上最大の規模だった。調達額は約750億ドルに達し、公募価格ベースでSpaceXの時価総額は約1.77兆ドルと評価された。上場企業のほとんどが届いたことのない時価総額の水準である。WestEnd Capitalはこの公開への参加をすでに辞退しており、この拒否は「公募価格にリターンの余地が残されているのか」を巡る議論に油を注いだ。楽観派はJosh Kushner氏のSPCXB保有から、同社の600億ドルの買収推進に至るまで幅広い材料を頼りにしており、懐疑派はあくまで参入時のバリュエーション倍率に注視し続けている。公募価格ベースの1.77兆ドルという数字は、以後の評価変動を測る基準であり続ける。

6月30日時点の第2四半期決算は、なぜどちらの陣営も議論を決着させられないのかを示している。売上高は78.14億ドルに達し、前年同期比65.8%増となった。ただし同期間の研究開発費は35.48億ドルに上り、売上の伸びと同じ勢いで研究開発とインフラ予算も膨らんでいる。衛星インターネット事業のStarlinkは加入者数を前年同期比101.2%増やした一方で、1ユーザー当たりの平均収益(ARPU)は同22.4%低下した。これは国際展開と低価格プランの投入によるもので、構成が割安なプランに傾く状況では、加入者の増加が自動的にユニットエコノミクスの改善を意味するわけではない。売上高の伸びだけでは、収益性が向上しているとは言えない。

世間の反応もこの緊張を映している。上場を巡るRedditのスレッドには両方の立場が並ぶ。株価が公募価格を上回っていることとStarlinkの成長を「裏付け」と捉える読者がいる一方で、上場時のバリュエーションとあの規模での資金投入の負担を指摘する声もあり、一部は露骨なFUDと化している。いずれも個人の見解であって、市場の判定ではない。この公開を暗号資産のICOと比較する読者には、一つの点で仕組みが同じだ。参加を許される価格と、後に市場が付ける価格は別々の変数だということである。 市場をリアルタイムで追いたい読者は、MEXCで現物・先物価格をライブで確認できる。

225ドルの高値が依然として指標

ここで確定している記録は、公式の価格設定発表とSEC提出書類だけだ。A種株式555,555,555株、公募価格135ドル、6月12日のナスダック上場(SPCX)。それ以降の要素――225ドルの過去最高値水準となる高値、その後の下落、12%の含み益――はすべて市場データであり、日々動く。私たちの読みでは、注目すべきは1,119.63ドルという数字ではなく、その背後にあるアクセス格差だ。割当を逃した投資家は、株価が225ドルを超えて寄り付いた後にしかこの株に触れられなかった。Walmartの1970年IPOとの比較で示したように、公開の初期プレミアムが語るのは事業の実力よりも割当へのアクセスである。後発の投資家はブロックチェーン上のトークン化されたSPCXBを通じて間接的なエクスポージャーを得ることはできるが、135ドルで買うことは決してできない。株価が225ドルを再試験するか、バリュエーション懐疑派が制するかは、提出書類が示す売上とStarlinkの軌道に従う形で決まり、Isar Aerospaceのパイプラインが打ち上げセクターのもう一つの参照点として加わる。

COINOTAG News Desk

COINOTAG News Desk

COINOTAGの編集・調査デスクです。

News Deskの仕組み
AI生成

AIによって生成され、AIによるレビューを経て、COINOTAGの編集監督のもとで公開されました。