Strategy CEO:13万ドル超えでもBitcoin(BTC)買い継続を示唆

Strategy CEOのPhong Le氏は13万ドル超えでもBTC購入継続を示唆。9月の季節性(平均-2.97%)と68.2%の利上げ確率が価格を重く。

(18:25 UTC)
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AI要約AI
  • Strategy CEOのPhong Le氏、13万ドル超えでもBTC買い継続を表明
  • 9月のBitcoin平均リターンは-2.97%で暦月中最悪、13回中8回下落
  • CME FedWatch、9月15〜16日のFOMCで利上げ確率68.2%を表示
  • Joel Kruger氏、8万〜82,820ドルを決定的な抵抗帯と指摘
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買い増しを止めないStrategyの姿勢

Strategy社は、Bitcoin(BTC)が史上最高値を更新しても買い増しペースを落とす考えはない。最高経営責任者(CEO)のPhong Le氏は今週、同社を「純買い手」と位置づけ、売却の意図がないことを明言した。そのうえで、価格が8万ドル、9万ドル、10万ドル水準なら追加購入を再開しうるとし、Bitcoinが13万ドルを突破して新記録を付けても買いは続く可能性が高いとの見方を示した。この姿勢は、同社が長年貫いてきたHODL(长期保有)型のアプローチ、すなわちBTC treasuryを一時的なトレードではなく恒久的な資本配分として扱う方針を裏付けるものだ。一方、Fundstratの調査責任者Tom Lee氏は、機関投資家の配分拡大と4年サイクルの終盤phaseを根拠に、年末にかけて15万ドルが依然として射程圏内だと再強調した。同氏はさらに、米国の暗号資産市場構造法案が可決されれば、BitcoinとEthereumの両方にとって強い第4四半期が用意されるとの見解を示している。短期的なリスクも無視できない。米国によるイランへの攻撃はBrent原油を95ドル超へ押し上げ、米軍基地への報復脅威を招き、Bitcoin市場の軟化と時期が重なった。加えて、今月のFOMC会合を前に利上げ確率は約60%と高水準にあり、流動性環境への警戒感が残る。

9月は過去平均-2.97%の統計的な苦手月

「買い継続」の宣言が飛び出したのは、Bitcoinが統計上最も苦手とする月に足を踏み入れるタイミングと重なる。集計済みの市場データによれば、2013年以降に完了した13回の9月のうち8回で下落しており、平均月間リターンは-2.97%、中央値は-2.44%と、いずれも暦月の中で最悪の数字だ。平均でマイナスとなるのは9月のほかには-1.59%の6月だけで、残るすべての月はプラス平均を記録している。株式市場にも避難場所はない。S&P 500は1945年以降、9月に平均でおよそ0.6%下落しており、1986年以降の直近10回の中間選挙サイクルでは、株式が9月2日前後で底を打つまで過去高値から約17%下落した。ただし昨年はこの季節性を裏切った。Bitcoinは一時111,986ドルまで売られたものの、現物ETFへの資金流入に支えられ、9月を+5.16%で終了。その後10月6日には126,000ドル超えでピークを付けたが、100%関税発動の脅しが引き金となり、24時間以内に160万人のトレーダーを巻き込んで190億ドル規模の強制清算が発生し、10月は-3.69%に終わっている。

焦点は8万〜82,820ドルの抵抗帯

今年は、この季節的な逆風に金融政策がぶつかる。Bitcoinは8月に約25%上昇(2021年以来最強の8月)して9月を約77,500ドルで迎えたが、CME FedWatchは利上げ確率を68.2%で表示しており、Kevin Warsh連邦準備制度理事会(FRB)議長はPCEインフレが年率3.7%で推移していることを指摘した。30年物米国債利回りは8月下旬に5.28%に達しており、これは2008年の金融危機前に見られた水準だ。LMAX Groupの市場ストラテジストJoel Kruger氏は、Bitcoinが上昇分の大半を維持していること(8月の月間上昇率は2024年11月以来の高さ)に着目し、崩落ではなく保ち合いを想定する。同氏が「決定的」と位置づけるのが8万ドル〜82,820ドルの抵抗帯で、これを持続的に上抜けば10万ドルに向けた動きが再燃しうるとの見方だ。予測市場もこのゾーンに注目を寄せており、Kalshiのトレーダーは9月中にBitcoin(BTC)が82,000ドルに達すると賭けている。Kruger氏は、今後の米雇用統計とFRBのメッセージングがリスク選好を維持できるかを左右すると述べている。 市場をリアルタイムで追いたい読者は、Bybitで現物・先物価格をライブで確認できる。

FOMC会合が次の試金石に

COINOTAGの読み解きでは、この3つのテーマは「企業の執拗な買い需要」と「厳しいマクロカレンダー」の一点で交わるトレードオフだ。Strategy社が8万ドルから13万ドルまで買い続けるコミットメントを示す限り、構造的な下値支えが存在する。ただし、Bitcoin Rainbow Chartを愛読する層が知る通り、4年サイクルは流動性環境を覆すものではない。いま最も重みを持つ一次シグナルはCME FedWatchそのものだ。取引所のデリバティブが含意する確率フィードは現在、9月15〜16日のFOMC会合での利上げ確率を68.2%と表示しており、これは2023年以来となる利上げに相当する。その帰結が出るまで、8万〜82,820ドルのレンジがまさに観るべき一線だ。

COINOTAG News Desk

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