トランプ氏、CLARITY法の倫理条項を約8割受容 ― Bitcoin(BTC)に追い風
トランプ氏がCLARITY法の超党派倫理条項の約8割を受容。ブラインドトラストや州司法長官の執行権限などが含まれ、9月15日の上院採決を控える。
AI要約AI
- Trump氏、CLARITY法の倫理枠組みの約80%を受容、9月13日に判明
- 9月15日の上院手続き採決には60票が必要
- 上院共和党は9月10日にDeFi扱いを改めた改訂案を公表
- トランプ一族はWorld Liberty Financialに関与
倫理案の約8割に同意
ドナルド・トランプ大統領が、米国の暗号資産市場構造法案「CLARITY法」に付随する利益相反規制の条項を大枠で受け入れたことが分かった。共和党上院議員らが9月13日、トランプ氏が共和党のトム・ティリス上院議員と民主党のルーベン・ガレゴ上院議員が示した超党派の倫理枠組みの約80%に合意したと明らかにした。9月15日に予定される上院の手続き採決を前に、共和党上院幹部補佐がこの数字を裏付けている。譲歩の焦点は法案最大の懸案だった。トランプ氏自身がデジタル資産政策を左右する立場でありながら、デジタル資産取引所関連の事業で個人的な利益を抱えているという利益相反だ。上院共和党は9月10日に改訂案を公表したが、利益相反規制はほぼ手つかずのままで、民主党の支持は不確実なままだった。
処分かブラインドトラストか
改訂案の規定では、デジタル資産発行体に重大な金銭的利害を持つ公職者は、当該資産を処分するか、ブラインドトラストへ移管することが求められる。ブラインドトラストとは、独立した管理者が資産を管理し、本人は具体的な保有銘柄を見ることができない仕組みだ。当初の倫理条項はより狭い内容で、連邦選挙で選ばれる公職者、その配偶者、連邦判事によるデジタル資産の発行を禁じるだけだった。トランプ氏の暗号資産事業の規模を踏まえれば不十分だと、民主党議員数名とティリス氏が判断していた水準だ。ホワイトハウスのデジタル資産担当顧問パトリック・ウィット氏はこれに先立ち、政権と上院共和党が1年以上にわたる協議で民主党の政策目標に関与してきたと述べ、超党派法案を成立させる時機が来たと強調していた。
州司法長官に原告資格
トランプ氏はまた、司法省を超えた執行を可能にする条項にも同意した。州司法長官には、法案が発行や取引を禁止するデジタル資産を上場した取引所を訴える権限が与えられる。ホワイトハウスは当初この権限付与に抵抗し、野党系の州司法長官が政治的目的で大統領を標的にし得ること、あるいはその報復の対象になり得ることを主張していた。条項の受け入れにより、民主党が挙げていた実質的な異議は最後の一本を除いて取り除かれた。ただし、州レベルの執行が連邦規制当局とどう連携するかについては、政権は具体的な説明をしていない。
トランプ一族の暗号資産事業
倫理問題を巡る攻防は、大統領自身の暗号資産事業に直接由来する。トランプ氏の公式ミームコインは現在も取引が続いており、本人と一族はトランプ・ブランドに結びついたデジタル資産事業World Liberty Financialに関与している。市場構造ルールに署名ないし拒否権を行使する人物そのものが、そのルールが統治する業界から利益を得られる構図だ。批判者たちはこの力学を繰り返し指摘してきたが、懸かる金額の規模を考えれば、単なるFUDだったことは一度もなかった。利益相反条項は、政策判断が個人や一族の金銭的利害に左右されるのを防ぐために設計されている。
5月以来の上院工程
法案は5月14日に上院銀行委員会を通過し、民主党議員数名が賛成に回ったが、党指導部は上級公職者により厳格な利益相反規制を設けることを追加支持の条件としていた。上院共和党は9月10日に改訂版を公表し、分散型金融(DeFi)活動の扱いを手直しした一方、倫理条項はほぼ元のまま残した。この落差を民主党は受け入れなかった。大統領は9月11日に側近と協議して対応を固め、2日後に明らかになった譲歩はこの見直しから生まれたものだ。
9月15日の採決要件
成否は9月15日の上院での手続き採決に懸かっている。法案を本格審議へ進めるには60票が必要で、共和党単独ではこの基準に届かないため、民主党の支持が決定変数であり続ける。強化された倫理規制が拒否姿勢を崩せない民主党議員を十分に取り込めるか、そして本会議がSEC(米証券取引委員会)とCFTC(米商品先物取引委員会)の間で監督権限を分ける市場構造枠組みを可決するか。この両方が、今会期で米国が初めて包括的な暗号資産法を成立させるか否かを左右する。 市場をリアルタイムで追いたい読者は、Gateで現物・先物価格をライブで確認できる。
提案段階 ― まだ法ではない
COINOTAGの立法記録の読み解きでは、現時点で何者をも法的に拘束するものはない。5月14日に上院銀行委員会が採択した版はあくまで法案であり、倫理改正は採決待ちの議案に付随する文言にすぎない。法的効力は、上院本会議、下院、そして大統領が成立させた場合に初めて生じる。成立すれば、連邦公職者とその配偶者、連邦判事を拘束し、禁止資産を上場する取引所に対して州司法長官に原告資格を与えることになる。Bitcoin(BTC)と市場全体にとっては、管轄権の明確化と執行可能な倫理ガードレールのセットが、この枠組みにとって最後の手続き的障壁を取り払った形だ。約80%の受け入れは、両党が60票への道筋を見ていることを示すシグナルだ。
関連タグ

AIによって生成され、AIによるレビューを経て、COINOTAGの編集監督のもとで公開されました。


