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伝統的金融(TradFi)

ARK Invest、テスラ(TSLA)の2031年企業価値の80%をロボタクシーに結び付ける

ARK Investがテスラの2031年企業価値の80%をロボタクシーに紐付け、理論株価4,400ドルを提示。第3四半期決算は10月21日予定で、コンセンサスEPSは0.21ドル。

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2026年10月20日, 18:30 JST1分で読めます
AI要約AI
  • ARK Investがテスラ(TSLA)の2031年理論株価を約4,400ドルと試算、2024年以来の改訂
  • 基準シナリオでロボタクシー約810万台が純売上高7,530億ドルを生む見込み
  • 第3四半期決算提出書類は10月21日に予定、コンセンサスEPSは0.21ドル
  • テスラ株は368.72ドルと24時間で3.53%上昇、当日レンジは352.91〜370.64ドル
gate.com

ARK Investの改訂版2031年モデル

Tesla(TSLA)の長期バリュエーションの根拠が、自動車販売以外の単一事業へと大きく傾いた。ARK Investが2024年以来となるモデル改訂で示した2031年の理論株価は1株約4,400ドルで、10月19日終値の368.06ドルの約12倍に相当する。年初来で株価がすでに18.16%下落している中での予測提示となる。この評価の中核を担うのはロボタクシー、つまりテスラの無人配車サービスだ。同ファンドは2031年の企業価値の約80%をこの事業に紐付けている。ロボタクシーとは、テスラ自身のネットワークを通じて有料利用者に無人車を配車する仕組みで、同社は2025年6月にテキサス州オースティンでこのサービスを開始した。ARKが数年前から展開してきたロボタクシー論は、今回のノートで実際の展開実績と突き合わせて定量評価された形だ。基準シナリオでは、テスラは2031年に年間1,020万台の車両を販売する(2025年は160万台)。また、約810万台のロボタクシーを運営し、配車事業で純売上高7,530億ドルを計上するとしている。人型ロボット「Optimus」は基準シナリオで2,120億ドルの価値を加算する。内訳は、工場内利用ではなく外部販売で約100万台が売れる前提だ。今回のモデルには新たな項目も加わった。Optimusを支えるAI(人工知能)インフラ関連で、2031年までの累計投資額が2,250億ドルに達する見込みとし、2025年末までの支出が約70億ドルだったことと対比させている。基準シナリオの総売上高は、車両販売、配車ネットワーク、Optimus関連サービスを合わせて同年1.45兆ドルに達する。なお、ロボタクシーのウエイト自体は前回版から引き下げられた。アナリストのTasha Keeney氏とDaniel Maguire氏によれば、2024年版では2029年時点の企業価値の約90%をロボタクシーが占めるとしていたが、今回は2031年時点で約80%だ。Optimusの「Robot-as-a-Service」提供が転換点に達する一方でロボタクシーも引き続き拡大する、という見立てが反映されている。

展開の遅れと水曜日の決算

ARK自身、ロボタクシーの展開が想定より遅かったと明言しており、このずれがノート全体の前提を形作っている。2024年版は2025年をサービス開始の有力な年と位置付け、2029年の目標株価を2,600ドルとしていた。実際、サービスは2025年6月にオースティンで開始され、その後3州7都市へ拡大した。人間の監視員なしでの無人走行距離は約7か月で100万マイルを突破した。同ファンドはこの遅れを踏まえ、Optimusが人間並みの能力に到達する時期を約2031年に設定した。自らの数値に対する主要リスクとしてARKが挙げるのは、ロボタクシー投入の遅延だ。原因として4つが列挙される。規制当局の遅れ(無人車が人間運転車より良い安全実績を出せば軽減するとの見込み)、イーロン・マスク氏の突然の退社、自然災害、そしてパンデミックである。開示資料はさらに、予測が楽観側に偏っている可能性と、一部または全部の結果が基準シナリオを大きく下回る可能性も明記している。タイムラインについては、Yorkville Ives & Co.のDan Ives氏が、ロボタクシーの展開都市は2027年前半から半ばにさらに広がり、Optimusは同年後半に続くとみている。展開実績は決算の読みどころにも直結する。都市数はARKアナリストが直接挙げる入力項目の1つだからだ。次の確認時点は近い。テスラの第3四半期決算提出書類は10月21日(水曜日)に予定され、市場コンセンサスは1株利益0.21ドル。前年同期の0.37ドルを下回る見通しだ。決算説明会はARKの前提が試される場となる。ロボタクシーの都市拡大、Optimusのスケジュール、AIインフラ支出のペースは、まさに保有者が注視するよう求められてきた項目である。水曜日の発表では、経営陣が新モデルの新項目が前提とするAIインフラ予算について公の場で言及する機会にもなる。

決算を前にした値動きには底堅さがある。当社データによると、テスラ株は368.72ドルと、直近24時間で3.53%上昇している。当日のレンジは352.91〜370.64ドルだった。当社の複合スコアリングでは、直近のサポートは366.57ドルで、移動平均の水準が積み重なり満点の100/100を記録。最強のレジスタンスは383.28ドルで、評価は92/100だ。モメンタムは方向感を欠く。日足RSIは51.2で中立圏の中央にあり、日足ではレンジ相場内に位置する一方、MACDのシグナルは弱気を示している。株式へのエクスポージャーを先物型の契約であるストックパーペチュアルで取るトレーダーの未決済建玉は、現時点で6,877万ドルに達する。暗号資産取引所を経由した株式取引の仕組みを知りたい読者は、Bitget Stock Futuresのガイドを参照されたい。

一次情報源

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