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Ethereum(ETH)中核開発者、HoodiテストネットでのGlamsterdamハードフォークを保留

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2026年11月7日, 10:49 JST1分で読めます
AI要約AI
  • Ethereum Foundation、11月6日付公式ブログでHoodiテストネットでのGlamsterdamフォーク保留を確認
  • ChainSecurity、アップグレード後に脆弱化する複数のプロジェクトをテストネット検証で特定
  • Foundation、10月27日予定だったフォークを10月22日に延期発表、代替日程は未定
  • EIP-8037とEIP-8038がガス手数料とステートの価格付けを改訂、一部プロジェクトの前提が崩壊
Flush

Hoodiでのフォークは保留

Ethereum (ETH)の中核開発者は、次期大型アップグレード「Glamsterdam」について、未解決の問題が片付くまでテストネットHoodiへのフォークを見送ることを決めた。Ethereum Foundationが11月6日付の公式ブログで確認した。監査では、改訂後のルール下で壊れる恐れのあるプロジェクトが指摘された。テストネットでの検証の過程で、監査会社のChainSecurityが、アップグレード適用後に脆弱になる複数のプロジェクトを特定したという。保留はリハーサルの段階のみに及ぶ。Hoodiは、ハードフォークがメインネットに到達する前に実際のネットワーク負荷で検証するための環境であり、だからこそそこで見つかった欠陥は、実害ではなく遅延というコストで済む。メインネットでの有効化は工程の後段に位置しており、稼働中のチェーン、ひいてはEthereumの価格が延期の直接的な影響を受けることはない。問題の中心には、EIP-8037とEIP-8038という2つの提案が座っている。両者は特定の操作に課されるガス手数料を改訂し、ノードが常時保持・更新し続けるデータであるステートの価格付けの仕組みを作り直す。一部のプロジェクトは、これらの条件が変わらないことを前提に書かれており、改訂後の会計ではその前提が崩れる。スケジュールは、監査結果が浮上する前にも一度ずれていた。10月22日、Foundationは10月27日に予定していたフォークの延期を発表し、代替日程は添えなかった。その後の監査結果が、延期に具体的な原因を与えたかたちだ。Foundationは監査会社のChainSecurityと、2社目の監査会社であるDedaubに検証への協力を依頼し、財団自身の内部監査も並行して進めている。その上で同財団は厳しい限界も明言した。Ethereum (ETH)上の全プロジェクト、その一つ一つのオンチェーンとオフチェーンのコードまでを網羅できる者はいない。問題が座っているのは、Ethereumのアップグレードロードマップ上でメインネットよりはるか手前の、リハーサル段階である。

規模の問題こそが、単なる日程のずれを無期限の保留へと変えた。監査2社が動き、内部審査が進む中、Foundationは完全な網羅は不可能であると率直に述べた。Ethereumのブロックチェーン上の全プロジェクトを挙げることすらできず、ましてや個々のオンチェーン・オフチェーンのコードまで監査することはできない。そこで確認の主体は、ビルダー側へ移る。次回のコア開発者会議で現実的な時期判断が下されるに先立ち、Foundationはスマートコントラクト開発者と監査担当者に対し、自らのプロジェクトを点検し、挙げられた8つの不変条件のいずれにも依存していないことを確認するよう求めた。ここでいう不変条件とは、EIP改訂が乱すことになる固定された条件のことで、プロジェクトが保証済みとみなす性質を指す。例えば、特定の操作が実行時にどう課金されるかもその一つだ。Glamsterdamは、そのような保証のいくつかを仕様として変える。この自己点検は、実質的にフォーク時点のリスクを抱えたデプロイ済みコードの全数調査となる。賭け金の大きさは、Ethereum自身の歴史が物語る。このチェーンはこれまで大規模なフォークを経験しており、最も代表的なのが決済をプルーフオブステークへ移したEthereum 2.0アップグレードだ。そして、それらの移行はいずれも、Glamsterdamが今まさに座っているのと同じリハーサル工程を通過した。前提が壊れたままフォークを出荷すれば、依存するプロジェクトを道連れにする。監査結果が示したのは、まさにこの失敗パターンだ。工程の一部は手つかずのまま残る。別個のアップグレード「Hegota」の作業は並行して続き、FoundationはGlamsterdamの延期がHegotaに影響しないと説明している。新しいフォーク日程はまだ存在しない。判断は次回のコア開発者会議が担う。不変条件の確認が全てクリーンに戻るまでは、フォークを日程に乗せる材料が何もないのだ。

8つの不変条件が日程を決める

COINOTAGの見立てでは、今回の遅延は、ガス会計改革に付けられた目に見える価格だ。操作コストとステートの計量方法を変えることは、デプロイ済みコードが構築時に前提とした仕様の書き換えであり、8項目の不変条件チェックリストは、財団がそのリスクに対して用意した運用上の答えである。確認がクリーンに戻るまで、Glamsterdamには時計が存在しない。フォーク日程も、メインネットのリハーサル窓口もなく、このチェーン上で開発するチームが計画の足場にしていた直近のマイルストーンが一つ減ることになる。COINOTAGのEthereumのテクニカル分析は、日程が空白の間にトレーダーが注視する水準を追跡しており、先日は大規模な清算波の後に2,200ドルのサポートを守った経緯も報じた。Glamsterdamの次の一歩を決める数字は、8である。

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