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ソラナ

Alpenglow、スロット459,653,000でSolana(SOL)バリデータを新コンセンサスへ移行

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2026年10月29日, 04:48 JST1分で読めます
AI要約AI
  • Solanaがエポック1064でAlpenglowを有効化、スロット459,653,000から新コンセンサスが稼働
  • 最終性の目標は150ミリ秒、移行直後のメインネット実測は6.6秒
  • Firedancer v26.10.4が10月21日に公開され新コンセンサスに参加、Agave系で移行を実施
  • 投票アカウントは最低免除残高に0.8 SOLの上乗せが必要、不足で翌エポックに除外
gate.com

エポック1064でAlpenglow稼働

Solana (SOL)はエポック1064でコンセンサスの新方式Alpenglowを有効化し、バリデータとブロックを索引するサービスは週を通じてその変更への対応に追われた。エポックは10月21日13時36分(UTC)に始まり、既存のTowerBFTによる最終性が約5,000スロット分維持された後、スロット459,653,000から新しいコンセンサスメカニズムが引き継いだ。Solana Foundationの移行ガイダンスは、この切り替えをトランザクションの順序付けと最終状態の合意方法の変更と位置づけ、最終性の目標を約150ミリ秒に設定した。従来方式では約12.8秒かかっていた計算で、大幅な短縮を狙うものである。ただし150ミリ秒はあくまで目標値であり、実測ではない。有効化後のメインネットで早期に計測された最終性は6.6秒にとどまり、目標にはまだ達していない。有効化の前後には、バリデータや開発者が動かすソフトウェアのリリース群が固まって公開された。Foundationの開発者チェンジログ(10月22日付)によると、Agave v4.3.2が10月15日、Firedancerのメインネットクライアントv26.10.4が10月21日、Web3.js v3.1.1が10月19日にそれぞれ公開され、アドレスルックアップテーブルやステーク、システム、トークンプログラム向けのSDK更新も併せて提供された。チェンジログはFiredancerが新コンセンサスに参加したと記録しているが、公開日だけではどのクライアントが主導したかを断定できない。Firedancerのリリースは有効化と同じ日だからである。一方、Foundationは移行の時点でFiredancerとFrankendancerが移行処理自体に対応していなかったことを明示しており、結果としてAgave系クライアントを動かすバリデータが切り替えを通過した。変更範囲は設計上、意図的に狭く保たれた。プログラム実行、トランザクション形式、手数料体系には手が加えられていない。トークン経済ではなく検証の仕組みを変える変更であり、ネットワークの基礎体力と並べてSolanaの価格を追う立場の者にとって、この境界線は重要だ。

投票トランザクションがブロックから消える

機械的な変更の影響をまともに受けるのは、ブロックデータを集計したり索引したりする側である。バリデータの投票トランザクションはブロック内に現れなくなり、従来「confirmed」「finalized」とラベル分けされていたステータスは同一の状態を指すようになり、Proof of Historyのtickエントリもデータストリームから姿を消した。ブロックのトランザクション数を集計する開発者や、ストリームを直接索引する運用者は処理の基準を作り直す必要がある。投票取引を含んだ指標は、この切り替えを挟んで同一の土台で比較できなくなるからだ。変更はSolana (SOL)のスタック全体、クライアントからツール類まで及ぶ。Firedancer v26.10.4のリリースノートは修正内容を明示する。AgaveとFiredancerの間でゴシップテーブルに不整合があり、トラフィックと処理負荷を膨らませていた問題が解消され、遅れを取ったノード向けのリカバリアルゴリズムも調整された。Agaveのチェンジログには作業中の項目が残る。ファイルシステム入出力でのページフォールトを減らすバッファ調整、ステーク比重のゴシップ処理、アカウントのステーク一覧への依存を弱めたスナップショット読み込み、そして対応しないsBPFプログラムのバージョンをアップロード前に除去するCLIチェックである。Foundationのガイダンスは運用者向けに残高の厳格なルールも課した。バリデータのステーキングに紐づく投票アカウントは、最低免除残高の上に0.8 SOLを持たねばならない。この額はFoundationがバリデータ参加チケットに適用する水準で、不足すれば翌エポックで投票とブロック生成から外される。実際にSolflare運営のSolanaバリデータは156万SOLをステークした状態で不履行(デリンクエント)となり、綻びの一つがどれほど高くつくかを示した。10月6日のv3系後継版であるWeb3.js v3.1.1のパッチは、既存アプリに非同期コードの改修を求めた前版に続き、レガシーとV0の形式を制限する別のSIMD提案を前提にTransaction V1のみをサポートする議論をチェンジログに載せている。ただし、その廃止は完了していない。スロット削減後の外部買い比率を当メディアが確認した結果は横ばいで、53%対52%だった。クライアントアカウントの準備を進める運用者は、SolflareでのSOLステーキング手順を解説したステーキングガイドを参照できる。

索引側は旧基準のまま

リリース群を並べて読むと、このサイクルは完成済みの作業、進行中の作業、提案段階の議論に分かれる。いちばん判然としない未了項目は最終性の数字そのものであり、150ミリ秒の目標に対して実測は6.6秒という差が残っている。動いていないのは索引と分析のレイヤーである。切り替え前後のトランザクション数を旧基準のまま並べて比較するダッシュボードは、基準を作り直すまでアクティビティを誤読し続ける。トレーダーにとっての方向性を示す材料ではなく、Solanaのテクニカル分析が追うサポート・レジスタンスの水準の外にある話題だ。レガシートランザクション形式を制限するSIMD提案はまだ提出されておらず、レガシーとV0は当面生き続ける。

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