StrategyがSTRK(STRK)優先株の日次配当を委託書で申請、株主投票は10月28日
Strategy社がSTRF・STRC・STRK・STRDの日次配当承認を株主に求めた。投票は10月28日、STRCは11月1日から日次計上へ移行する。
日次配当の提案対象にSTRK(STRK)
旧MicroStrategyとして知られる ビットコイン 保有企業のStrategy社が、米国上場の優先株4銘柄 — STRF、STRC、STRK(STRK)、STRD — について日次配当の実施を株主に求める提案を正式化した。9月25日(金)に提出された暫定委託書によれば、配当は土日祝日を含む暦日ごとに発生し、支払いは翌営業日に行われる。配当の経済的条件そのものは変更されない。執行会長のMichael Saylor氏はこの計画を Xで発表 し、変更の狙いは株価の安定性、流動性、需要の喚起にあると述べた。配当とは企業が株主に分配する現金のことであり、今回の切り替えはその受け取り頻度を変えるだけで、年間総額には手を付けない。現在、STRCは月2回、STRF・STRK・STRDは四半期ごとに配当を支払っており、今回の動きは同社のインカム商品ライン全体の処理方式を作り直すものだ。株主による仮想特別株主総会は10月28日に開催され、議決権を握るのは普通株式の株主だ。提出書類の中で同社は、この変更が再投資の遅れを減らし流動性と市場効率を高め、デジタルクレジット商品の魅力を高めることで優先株式資本へのアクセスを容易にし、各銘柄周辺の 売買高 を厚くする効果があると主張している。提案のタイミングは微妙な局面だ。今年はビットコイン価格が 弱気相場 に沈む中でStrategy社の積み増しが鈍化し、財務防衛を優先。ドル準備金、優先株配当、利息支払いに最大12億5,000万ドルを充当し得る枠組みの下で保有ビットコインを売却する局面さえあった。先週は950 BTCを7,570万ドルで購入しており、これが8月以来の買い戻しとなった。一方、ナスダック上場の普通株は前年同期比でおよそ50%低い水準で取引されている。
Xで発表https://x.com/saylor/status/2103456332741521789?ref_src=twsrc%5Etfw
11月からの段階的移行
委託書は段階的な移行スケジュールを示している。名目残高約93億ドル、額面100ドルに対して年率12%を配当するSTRCが最初に切り替わる。最後の月2回基準の基準日は10月15日、初回の日次基準日は11月1日、最初の日次配当支払いは11月2日を予定する。STRF、STRK、STRDは12月15日の基準日で四半期サイクルを完結させた後、日次計上に移行し、最初の支払いは2027年1月4日となる。日次配当額はセント単位で切り捨てられ、月半ばと月末に精算される。例として年率12%なら額面100ドル当たり1日3〜4セントとなる。議決条項は厳格だ。投票できるのは9月25日時点の普通株式名義人だけで、成立には発行済み議決権の過半数が必要で、優先株主に議決権はない。Saylor氏がこの議決権の32.9%を保有しており、そのほぼ全てが1株10議決権を持つクラスB株式によるものだ。投票は本委託書の提出と同時に開始される見込みで、提出は10月5日が予想される。
変動幅を抑える計算根拠
経営陣の論拠は配当に関する変動幅の計算にある。STRCは現在年間24回の基準日を持つが、提案は4銘柄すべてを365回に引き上げる。Phong Le最高経営責任者(CEO)は四半期配当銘柄にとってこれが90倍の増加に当たるとし、暦日単位の計上と配当を持つ世界初の証券になると述べた。STRCが月次配当だった頃は配当落ち前日に価格が約49ベーシスポイント下落していたが、6月の月2回配当への移行後はこの下落が約36ベーシスポイントまで縮まった。取締役会は、配当頻度を高めることで各株の価格に織り込まれる未払い配当が縮小し、STRCが目指す100ドル近傍での取引を支えると主張する。さらにファンド運用者にとっての月末評価の安定や、 信用取引 での担保差し入れ時のヘアカット改善も利点として挙げられる。市場の信認はすでに示されている。6月の配当日程変更は普通株式投票の99.9%、STRC株主投票の97.5%の賛成で可決された。Strategy社はその後STRC配当として2億5,500万ドルを支払っており、STRCを約97ドルで買い戻した後には優先株自社買い戻し枠を20億ドルへと倍増させている。
100ドルのペッグと投票の行方
暫定委託書を読み解くと、Strategy社はすでに貸借対照表上で進行しているシフトを形式化していると弊社は見ている。ビットコイン購入が一時停止され、20億ドルの買い戻し枠が用意された今、優先株こそが同社の資金調達エンジンとなっている。これらは合わせて約150億ドル規模の日次配当証券5銘柄からなる世界的グループの一部だ。投票の構図は賛成に有利だ。6月の日程変更は賛成票の99.9%を獲得しており、Saylor氏の32.9%の議決権ブロックは単独では過半数に届かないものの、多数派の受け皿として機能する。日次計上は配当落ち前後の変動をならし、基準日周辺の 流動性プール を厚くするはずだが、信用リスクを消せるわけではない。6月にビットコインが6万ドルを下回った際、STRCは75ドルまで下落した。 市場をリアルタイムで追いたい読者は、Bybitで現物・先物価格をライブで確認できる。
10月5日提出予定の本委託書と、11月1日の初回日次基準日が次の確認ポイントとなる。
関連タグ

AIによって生成され、AIによるレビューを経て、COINOTAGの編集監督のもとで公開されました。


