Worldcoin(WLD)共同創業者Sam Altman率いるOpenAI、1.4兆ドル評価額で300億ドルの資金調達を目指す

Sam Altman氏共同創業のOpenAIが1.4兆ドルのプレマネー評価額で300億ドル調達を協議。ARRは700億ドル接近、DevDayではGPT-6.1 Solとdotsを発表。

(21:34 UTC)
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OpenAI、時価評価1.4兆ドルで300億ドルを追求

WLDトークンの基盤であるWorldcoinプロジェクトを共同で立ち上げたことでも知られるSam Altman氏率いるAI企業OpenAIが、引き受け価額(プレマネー評価額)約1.4兆ドルを前提に、新規資本として最低300億ドルの調達をめざす協議の初期段階に入ったことが9月29日に関係者の話で明らかになった。今回のラウンドは社内でプレIPOの橋渡しとして位置づけられており、実現すれば今年3月の、新規資金を含め評価額8,520億ドル・約1,220億ドル規模だった調達から大きく跳ね上がる。Altman氏は2026年の上場を一旦棚上げしており、AIの安全性やセキュリティインシデントをめぐる規制当局の監視が強まるなか、現時点でのIPOは賢明でないと述べている。協議はまだ未成熟で条件は変わる可能性があり、タームシートの署名も主幹投資家の特定もされていない。圧力は抽象的な話ではない。ホワイトハウスがOpenAIに対し英国でのAIテスト延期を要請したと伝えられ、資金調達の計算式に政治的な層が加わっている。

年間換算収益は700億ドルに接近

調達要求の裏付けとなる収益は急速に強含みだ。OpenAIの年間換算経常収益(ARR)は第3四半期に入ってから70%以上上昇し、700億ドルに接近している。法人顧客の獲得ペースは7月のほぼ2倍に達した。ChatGPTのコンシューマー部門は第3四半期だけで2025年通年の累計を上回る収益を計上した。転換はごく最近のことだ。8月18日時点の四半期成長率はわずか18%で、第1四半期の57億ドルから第2四半期の67億ドルへの伸びにとどまり、一方のAnthropicは47.3億ドルから116億ドルへ倍以上に拡大し、年間換算で5億5,900万ドルの営業利益を計上していた。ところがその6週間後、OpenAIの法人部門は同社で最も成長の速いセグメントへと様変わりした。重しはコストだ。営業損失は第1四半期の93億ドルから第2四半期には123億ドルへ拡大した見込みであり、まさにこの穴を、Wall Street上場前の段階で300億ドルの民間調達が埋めることを狙っている。

GPT-6.1 Sol、キャッシュ入力を95%削減

DevDay 2026では製品の出荷もあった。新たなミッドティアのフラッグシップ「GPT-6.1 Sol」は、Astraに近い知性を5分の1の価格で提供するとされており、同社の公式X発表がその裏付けだ。API価格は入力100万トークンあたり2ドル、出力は10ドル。ただしキャッシュ済み入力は100万トークンあたり0.10ドルに下がり、標準レートより95%安く、GPT-6 Solのキャッシュ価格の約半分だ。ベンチマークでは後継モデルに対しDeepSWE v1.1で6.4ポイント、OSWorld 2.0で約7ポイントの改善を示し、事実誤認率の低下と、Astraに迫るアライメントスコアも併せ持つ。モデルは現在、Plus、Pro、Business、Enterprise、Eduの各ティア向けにChatGPT WorkとCodex経由で提供中で、Ultrafastバリアントも示唆されている。SolとLunaにわたってGPT-6の価格を半減させたときに始まった価格リセットの延長線上にある。

エージェント「dots」、4,000以上のアプリを横断

DevDayでの第2の発表はdotsだ。GPT-6 Astraを基盤とする常時稼働のエージェントである。質疑応答のチャット窓口ではなく、dotsは仕事用のAIトレーディングボットのように振る舞う。休みなく動き続け、4,000以上のアプリに接続し、レストランの予約から、シニアエンジニア規模のプロジェクトの推進まで、ユーザーの習慣をバックグラウンドで学習する。ユーザーの端末ではなく専用のクラウドコンピュータ上で動作し、どのタスクを無人で完了してよいかの境界はユーザーが明示的に設定する。OpenAIは公式Xアカウントでdotsを発表し、投稿は数時間で40万回以上のビューを記録した。提供はChatGPTのPro、Business Premium、Enterprise顧客からWeb・モバイル・デスクトップで始まり、音声通話や「Specialist dots」のエンタープライズプレビューも計画されている。別の機会には国連にAIの意思決定監督を促したAltman氏の足跡は広がり続けており、Worldcoinセンチメントはこの歩みを追い続ける。 市場をリアルタイムで追いたい読者は、Bitgetで現物・先物価格をライブで確認できる。

WLDウォッチ:条件は未確定

Worldcoin(WLD)にとって構図は直線的だ。300億ドルの調達狙い、700億ドルの収益モメンタム、1日での2製品発表——Altman氏をめぐる大手の見出しの数々が、隣接する暗号資産事業をめぐる物語的重力を押し上げる。だが規律も要る。ラウンドは未署名で、主幹投資家は不明であり、1.4兆ドルという数字は初期協議で出回るプレマネーの目標値にすぎず、会社側が確定した評価額ではない。OpenAI自身の開示が別の事実を示すまでは未確定として扱うべきだ。Altman連動の資産への資金流入が確信なのかFUDなのかはともかく、トークンの時価総額はこうしたサイクルと連動して動いてきた経緯があり、Worldcoinエコシステムは次の署名済みタームシートに視線を向けている。

COINOTAG News Desk

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