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21Sharesストラテジスト、FOMC会合前のBitcoin(BTC)上値を9万ドルと予測

21SharesのストラテジストMatt Mena氏が、マクロ不透明感の解消後にBitcoin(BTC)が9万ドルへ向かうと予測。最初の抵抗線は8万5,000ドルで、8万1,500ドルのETFコストベーシスと7万7,500ドルの下値サポートが鍵を握る。

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2026年10月15日, 11:01 JST1分で読めます
AI要約AI
  • 21SharesのMatt Mena氏がBitcoin(BTC)の目標を9万ドルに設定
  • 9月の米CPIは前月比0.6%、前年比3.7%とコア予想上回る
  • Glassnodeデータで米現物Bitcoin ETFのコストベーシスは約8万1,500ドル
  • 10月13日、米現物Bitcoin ETFに1億7,562万ドルの純流入
gate.com

9万ドルの前に立ちはだかる8万5,000ドル

資産運用会社21Sharesのストラテジスト、Matt Mena氏は、市場に残る短期的な経済指標の不透明感が晴れれば、プルーフオブワーク型最大手資産であるBitcoin(BTC)の価格が9万ドルに向けて上値を追うと見ている。その途上で最初に突破すべき抵抗線として挙げたのは8万5,000ドルだ。視界に入る材料は明確で、9月の生産者物価指数(PPI)が10月15日に公表される。これは10月27日~28日のFOMC会合前、最後の主要なマクロ指標となる。Mena氏は「8万1,000ドルへの押し戻しも依然あり得るが、残されたマクロの不透明感が解消されれば、8万5,000ドルを突破して9万ドルへ向かう方がリスクのバランスとして優位だ」との見方を示した。PPIは国内生産者が受け取る販売価格を測る指標で、同氏はこれをレベル試しの再挑戦のきっかけに位置付ける。支えとなる実績データも具体的だ。2023年以降、エコノミスト予想を上回ったコアインフレ指標発表後の7日間で、Bitcoin (BTC)は平均1.21%上昇してきた。同氏はこれを、インフレのサプライズが回復を確実に止めるわけではないことの根拠と読む。さらに先週の下落でインフレリスクの大半は織り込み済みとの見方を示しており、この第一評価はその後の取引で試されることになった。同氏がBitcoinを流動性、そして株式などのリスク資産を保有する投資家の趣向を測る物差しと捉えている以上、短期的な地図を動かすのはオンチェーンの動きではなくマクロのカレンダーというわけだ。

予測の根拠となったCPI

インフレをめぐる環境ははっきりしている。9月の消費者物価指数(CPI)は前月比0.6%、前年同月比3.7%と、食品とエネルギーを除くコア指数は前月比0.3%とエコノミスト予想の0.2%を上回り、前年比は2.6%だった。数字が判明するとBitcoinは8万3,000ドルを割り込み、8万2,800ドルへと下方に傾いた。直前の下落局面では8万1,000~8万2,000ドルの帯を試しており、発表前から8万1,300ドル近辺のサポートが焦点となっていた。当編集部は、指標公表後に8万2,000ドル近辺で安定した動きを追いかけている。それより下の水準には機関投資家の関与が厚い。Glassnodeのデータによれば、米現物Bitcoin ETF保有分の平均取得単価に当たるETFのコストベーシスは約8万1,500ドルで、Bitcoinはこの水準から二度反発してきた。ここを割り込むと、次の主要な下値の目処は約7万7,500ドルとなる。8万1,000ドルのサポート試験で示した段階的な構図であり、Bitcoinのテクニカル分析ページでも同じ梯子を随時更新している。資金フローは追い風に転じた。10月13日(火)、米現物Bitcoin (BTC) ETFは1億7,562万ドルの純流入を記録し、前日の流出を反転させた。内訳はFidelityのFBTCが1億306万ドル、BlackRockのIBITが6,589万ドル。Ethereumのファンドも10日連続の純流出を経てプラスに戻り、2,484万ドルを吸収した。Bitcoin以外では、Mena氏の四半期試算でEthereum ETFの流入は30億ドル超、Solanaは5億ドル超に達し、いずれも今年最高の四半期となる。同氏はETHが約2,500ドル近辺でもち合った後、2,800~3,000ドルのレンジに再挑戦すると見ており、Solanaは今四半期末に130ドルが視野という。アルトコインの目標水準全体の中にある位置付けだ。

8万3,000ドルから9万ドルまでの梯子

現在水準から測ると、予測には明確な梯子がある。Bitcoinが8万3,000ドルを維持すれば、9万ドルの目標は約8%上にあり、8万5,000ドルの関門は3%弱の距離だ。価格に織り込むべきは目標ではなく、この抵抗線である。留意すべきは、週次平均1.21%が2023年以降のコアCPIサプライズという限られたサンプルに基づく過去の統計であり、今週のPPIがどうなるかを約束するものではない点だ。10月27日~28日のFOMC会合が通過するまでは、8万1,500ドルのコストベーシスと、その下にある7万7,500ドルが、このシナリオが成り立つかどうかを決める。8万1,500ドルを下回る週足での終値確認があれば計算は一からやり直しとなり、Mena氏が引き続き残している押し戻し側の議論に主導権が渡る。

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一次情報源

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