Bitcoin(BTC)がBilello氏の2026年主要資産ランキングで最下位に、年初来7.3%の下落
Bitcoin(BTC)が2026年に年初来7.3%下落し、金(7.50%下落)と並んで主要資産ランキングの最下位となった。株、債券、現金にも後れを取る異常な順位の背景と、年末までの反転可否を整理する。
AI要約AI
- Bitcoin(BTC)は2026年に年初来7.3%下落し、金と並んで主要資産ランキングの最下位となった
- 金も年初来7.50%下落しており、両資産が同時に最下位2枠を占めるのはデータ上初めて
- 日曜日時点のビットコインの価格は80,492ドル付近で、直近24時間はほぼ横ばい
- Bitcoinの2011年以降の年率リターンは約120.6%で、同期間の金(6.3%)を大きく上回る
2026年、主要資産の最下位は Bitcoin と金
2026年の主要資産成績表で、
Bitcoin (BTC)と金が並んで最下位に沈んだ。この順位表のデータを作成したストラテジストいわく、両者の並びは自身の記録において前例がないという。Creative Planningのチーフ市場ストラテジストで、長年にわたり資産クラス間の成績比較を続けているCharlie Bilello氏がまとめた数値によれば、金は年初から7.50%下落、Bitcoinは7.30%下落している。株も債券も現金も上回れないという結果は、経済の不確実性が高まる局面で投資家が伝統的に頼ってきた2つの資産にとって、かなり衝撃的なものだ。同氏は毎年、主要資産クラスを相対的に順位付けしており、Bitcoinと金が同時に最下位2枠を占めたことはデータ上これまで一度もなかった。どちらの資産も年初来リターンをプラスにできておらず、相場が荒れるときの頼れるヘッジという定評に反する結果だ。とはいえ損失の幅自体は限定的で、7.30%の下落は、相場の慣例で弱気相場と定義される約20%の下落に遠く及ばない。ただ、Bitcoinマキシマリズムの中核にある価値保存の主張は目に見える形で揺さぶられている。ボラティリティがまったくない道具にすら、10か月にわたって競り勝てていないからだ。日曜日時点のビットコインの価格は8万ドル台の80,492ドル付近で、直近24時間ではほぼ横ばい。そのため今回の順位は、急落ではなく小さな下落の積み重ねを映している。同氏の比較表は主要な流動性のある資産クラスを対象としており、最下位2枠ということは、株式から現金等価物までのすべてに後れを取ったことを意味する。年の終わりまでは2か月余りの取引が残っており、同氏自身の文脈でも最終的な2026年の着地は未定のまま。どちらかがどこまで盛り返して最下位から脱せるかが、今年の総括を左右するポイントになる。
2年で立場が入れ替わった両者
長期の記録を見ると、今年の結果は構造的な物語とは分けて捉えられる。同氏の集計では、Bitcoinの2011年以降の年率リターンは約120.6%に達し、同じ期間の金は6.3%。比較表が追跡する資産クラスの中で、長期成績で最も強いのはあくまでも
Bitcoin (BTC)だ。近年の推移は、その首位がいかに速く入れ替わるかを示している。Bitcoinは2024年を121%の上昇で終え、主要資産クラスの首位に立った。伝統資産のどれもが遠く及ばない成績だった。ところが2025年は金が主役に躍り出て、63.7%の急騰で他の全資産を引き離した。そして2026年、両者は順位表の頂点から最下位へと一気に転落した。同じ表の両端で、実質的に2年がかりの立場逆転が起きた形だ。長期のHODL投稿を続ける保有者にとって、この数字が語るメッセージは明快だ。暦上の1年だけでは10年単位のリターンは語れず、両者の首位は3年連続で入れ替わっている。構造的な裾野も2011年当時から広がった。現物ETFの登場で機関投資家のバランスシートがBitcoinに直接エクスポージャーを持てるようになり、以前のサイクルには存在しなかった流通経路が生まれた。規制を通じたアクセスの拡大で、過去の急騰を牽引した個人投資家層を大きく超える買い手が市場に入っている。それでも今年のマイナスリターンは防げず、金とBitcoinが連れ下がる結果、ポートフォリオで両者が同じリスクをヘッジするという前提も揺れている。同氏自身の表に対する読みどおり、歴史的なリターンを持つ資産ですら、短い期間で市場の主導権が塗り替わりうる。年末まで2か月以上残っており、2026年の順位表に決着はついていない。
当社の複合スコアリングも、この展開を「崩壊」ではなく「レンジ内」と捉えている。ライブの価格は80,492ドルで直近24時間はほぼ横ばい、トレンド読みは「方向感なし」の横ばい、恐怖・強欲指数は54の中立圏だ。上値の目安である82,418ドルの抵抗は複合スコア100点満点中96、下値の78,535ドルのサポートは98と、ボード上で最も強い水準を示す。永久先物の資金率はほぼ中立の0.0058%、ロング/ショートのアカウント比率は2.26で、デリバティブのポジションはロング寄りながら過熱はしていない。当社のBitcoin記事一覧が追跡してきたところでは、週足が8万3,000ドルを下回って引けるとBenjamin Cowen氏の「見せかけのブレイクアウト」シナリオが有効のまま残り、8万ドルを割り込むとPeter Schiff氏による7万5,000ドルへの下振れ警告が発動、Ted Pillows氏は反転前の底を7万4,000ドル〜7万5,000ドルに見ている。各レベルの一式は、当社のBitcoinテクニカル分析ページにまとまっている。
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