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ビットコイン

仮想通貨、8万1,000ドル接近 中間選挙後の反発が決定的試練に

米中間選挙の結果を受けビットコインが8万ドルを回復、一時81,196ドルまで上昇。イーサリアムは6.35%高、Fear & Greed指数は中立の50に復帰。50日平均82,064ドルが次の決定的な試練となる。

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2026年11月5日, 11:13 JST1分で読めます
AI要約AI
  • ビットコインが木曜日未明に80,000ドルを上抜け、一時81,196ドルまで上昇、24時間で4.2%高
  • イーサリアムが6.35%上昇し2,421ドル近辺、日中レンジは2,226〜2,450ドル
  • ダウ平均が3.03%高の53,356.12ドル、S&P500は1.58%高、ナスダックは1.44%高
  • Fear & Greed指数が34から50に上昇、8日間で2度目の中立値

ビットコイン、中間選挙後に8万ドル台を回復

反発で価格は日足の分岐水準に戻った。ただし、10月の調整が終わったかどうかはまだ答えが出ていない。木曜日未明にビットコインは80,000ドルを上抜け、24時間で4.2%上昇。一時は81,196ドルまで高騰し、今月に入ってからでは最大の一日となった。COINOTAGのライブ監視データでは、執筆時点で80,748ドルと、セッションでは小幅ながら高めに推移している。イーサリアムの上昇はさらに強く、6.35%の騰幅で2,421ドル近辺を取引。当日の安値2,226ドルから高値2,450ドルまでのレンジ内での動きだった。二つの主要資産とも週末に失った地歩の一部を取り戻したが、11月上旬の下落幅をすべて解消したわけではない。

きっかけは政治だった。中間選挙の結果、与党が単独でワシントンを支配する構図が崩れ、不確実性が縮小したとの見方からリスク資産が買われた。株式市場は同じセッションで明暗が分かれた。ダウ工業株30種平均は3.03%高の53,356.12ドル、S&P500は1.58%高、ナスダックは1.44%高。一方、フィラデルフィア半導体株指数はAI規制に絡むFUD(不安・不確実性・疑念)でデータセンタ関連株が売られ、約3%下落した。主要アルトコインもこれに追随し、Solanaは一時98.14ドルまで付けて3.48%高の95.79ドル、XRPは高値1.3414ドルに達して3.29%高の1.3031ドルとなった。センチメントも価格に沿って動いた。Fear & Greed指数は恐怖圏の34から中立の50まで上昇。過去8日間で中立を付けたのは今回が2度目だ。指数は10月29日に51を示した後、6営業日にわたり26〜37の範囲に留まっていた。中立は高揚感を意味しない。6日間の恐怖からの脱出であり、天井で見られる貪欲ではない。この安定をトレーダーが新規の需要に変えられるかが、残り時間の問いになる。

Solanaは100ドル割れ、ZECは1,300ドル接近

11月4日の日足チャートが、今回の上昇がクリアすべき基準を設定している。Solanaは同日のセッションを92.69ドルで終え、心理的節目の100ドルを失い、10月高値の約124ドルからの下げを拡大した。9月の回復を支えてきた98ドル近辺の長期移動平均を含め、主要な移動平均をすべて下回った。RSIは売られすぎ圏近くにあり、急落局面では出来高も増え、100ドル割れを一時的な動きと片付けるのは難しい。上値の目安は98〜100ドル、その先は103〜108ドル。下値は90ドル近辺にあり、割り込むと85ドル、さらに80ドル台が視野に入る。そのチャート以降に95.79ドルまで回復したとはいえ、同じ天井が上に残る構図は変わっていない。

イーサリアムの11月4日チャートも同じ絵柄で、2,200ドル付近までの下げの後は2,317ドル近辺だった。ただし直近の取引で状況は一部書き換わった。2,425ドルで引け、2,400ドルを上回っている。このチャートが示した「2,500ドルへの試練を現実味あるものにする水準」がまさにこの2,400ドルだ。背景の調整は10月初旬の2,750〜2,800ドルからの上値拒否に始まり、安値と高値を切り下げる展開を辿った。下値の目安は2,250ドル、その下が2,200ドル、さらに2,100ドルが控える。NEAR Protocolは4.02ドルで取引されており、10月ピークの約6ドルを大きく下回る。短中期の移動平均は下回る一方、3.65ドルと3ドル近辺の長期平均はまだ維持している。4.30〜4.60ドルに移動平均のクラスタが最初の上値を形成し、下値は3.80ドルと3.65ドル。9月の小口投資家とマーケットメイカーが幅広く参加した急騰に比べ、出来高は依然として薄い。ZEC(Zcash)は堅調を保つ例外的な存在で、1,150ドル圏からの反発後は1,288ドル近辺。長期平均の1,050ドルと850ドルを上回り続けている。課題は1,300ドルで、10月中に繰り返し上値を抑えた水準だ。突破できれば1,350ドル、次いで1,400ドルが開けるが、この水準では売り戻しの動きが1か月続いている。

82,064ドルの試練

今回の上昇は、チャートが問うた最初の問い、すなわち割れた水準の取り戻しには答えた。ただ、強気相場を再開するのか、長い弱気相場の一段落にすぎないのかは未回答だ。ビットコインの日足終値80,504ドルは、20日平均の80,320ドルと200日平均の73,231ドルを上回る一方、50日平均の82,064ドルは下に残る。MACDヒストグラムは弱気のまま当日幅を縮め、RSIは50.6だった。イーサリアムは2,425ドルで引け、RSIは54.1。強気側へ拡大中のMACDと、ミッドボリンジャーの2,352ドルを上回る価格が並ぶ。議論を決める観測点は明確だ。日足終値が82,064ドルを超えれば50日平均を突破し、チャートはボリンジャー上部の約84,326ドルへ視線を向ける。逆に80,320ドルを再度割れれば、主導権は売り手に戻る。イーサリアムの対応する試練は、ボリンジャー上部の2,494ドルだ。

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COINOTAGの編集・調査デスクです。

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