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24時間の暗号資産ロスカット2億5,100万ドル、ロングポジションが85%を占める

24時間の暗号資産ロスカットが2億5,100万ドルに達し、ロングポジションが84.94%の損失を負った。銘柄別ではBitcoinが9,088万ドルで最大、Ethereumが6,064万ドルで続いた。

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2026年10月24日, 15:54 JST1分で読めます
AI要約AI
  • 10月24日6時56分協定世界時時点の24時間ロスカット合計は2億5,114万ドル
  • ロングポジションの解消額は2億1,331万ドルで全体の84.94%
  • Bitcoinのロスカットは9,088万ドル最大でロングが約89%
  • Solanaの1,270万ドルとNEARの787万ドルはそれぞれ92%、93%がロング
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2億5,100万ドルのロングスクイーズ

暗号資産市場では土曜日朝までの24時間に、総額約2億5,100万ドルのレバレッジポジションが強制的に決済され、その損失の9割近くが上昇側に賭けていたトレーダーに集中した。デリバティブの強制決済データを集計するCoinGlassが、ロスカット規模上位20銘柄を対象にまとめたところによると、10月24日6時56分(協定世界時、日本時間15時56分)時点の合計は2億5,114万ドル。このうちロングポジションの解消が2億1,331万ドルに達し、全体の84.94%を占めた。ショート側の消滅額は3,783万ドルで、ロングはその約5.6倍という計算になる。仕組み自体は機械的だ。信用取引のポジションが取引所の要求する証拠金を下回ると、システムが自動で決済を執行し、損失はその瞬間の板に提示された価格で確定する。今回のロスカットは、広いが浅い下落に沿って発生した。集計時点でBitcoin(BTC)は8万666ドルと24時間で1.38%安、Ethereum(ETH)は2,374ドルと1.35%安だった。上位層の他の銘柄を見ると、Solana(SOL)が2.46%、HyperliquidのトークンHYPEが2.09%、XRPが3.04%、Zcash(ZEC)が4.84%、それぞれ下げた。当社のライブ監視では現時点でBTCが約1.4%安の8万800ドル付近、ETHが約1.3%安の2,380ドル付近で推移しており、スポット価格は集計時からほとんど動いていない。ロスカット統計が捉えるのは実際に強制決済されたポジションだけで、含み損を抱えたまま残る、はるかに大きなレバレッジ残高は計測されない。それでも84.94%というロング比率は、どちら側がレバレッジを背負っていたかに対する完全な答えだ。ショートが1ドル失うごとに、ロングは約5.5ドル失ったことになる。

ロスカットの内訳

銘柄別ではBitcoinが単独で最大の9,088万ドルを計上し、その中身は市場平均より偏っていた。ロングが約89%、金額にして約8,122万ドルを占める。Ethereumは6,064万ドルで、うち83%がロング側だった。アルトコインの小規模な行は、上位2銘柄よりもポジションの実態を素直に物語る。Zcashの1,555万ドルは81%がロング、Solanaの1,270万ドルは92%、NEARの787万ドルは93%がロングで、これらの資産の保有者が下落局面でも圧倒的に買い側に立っていたことを意味する。一覧に金や銀が並ぶのは妙に見えるが、両者は暗号資産ではない。それでも同じ行にあるのは、同種のレバレッジロングが商品市場にも組まれており、同じ時間帯に解消されたことを示す。金は938万ドルのロスカットのうち98%がロング側、銀は933万ドルのうち94%がロング側だった。対照的なのがWTI原油だ。805万ドルの決済のうち99%がショート側で、一覧の中で唯一、下落に賭けたトレーダーが上昇に踏まれた銘柄となった。この偏りには機械的な価格影響もある。ロングの強制決済は取引所エンジンが執行する成り売りであり、約2億1,300万ドルのロング解消が、価格が下落していたのと同じ時間帯にその分の売り圧力を市場に追加したことになる。なお、ここまでの数値には二つの留保が付く。合計はCoinGlassが集計するロスカット上位20銘柄・取引所の積算であり、市場全体ではないため、各取引所が強制決済をどのように分類・報告するかによって集計値は変わる。価格スナップショットもCoinMarketCapのレートを参照しており、同じ時間帯でも別のデスクが示す水準と食い違い得る。

ロング85%が示すもの

この分布は、下値局面をレバレッジで拾い続けていた市場の姿を読み取らせる。安値圏でロングを積み増す動きは一般にFOMOと呼ばれる追い掛け型のパターンで、一方向に偏ったロスカットの数字が最初に一掃するのはまさにこの層だ。ロング比率が5.6対1だった今回の数字は、それが起きたことを示唆する。金属の行も同じ方向を指す。金・銀のロングが暗号資産のロングと並行して解消されたのは、特定の資産やプラットフォームに固有の問題ではなく、リスク資産全体の巻き戻しだったことに整合する。強制決済は取引相手の意思を経由せずに当日の売買代金を積み上げるため、ロスカットの時間帯には出来高が実勢の需要を過大に映す点にも注意が必要だ。6時56分の集計以降、スポット価格はほぼ動いておらず、ロスカットを潜り抜けたロングのレバレッジは、同じ方向性リスクを抱えたまま週末に持ち込まれる。

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