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イーサリアム

BlackRockのETHAが主導、イーサリアム(ETH)現物ETFで1億1,060万ドルの純流出

米現物イーサリアム(ETH)ETFは10月22日、BlackRockのETHAから7,550万ドル流出し、合計1億1,060万ドルの純流出を記録した。前日は1,490万ドルの純流入。FidelityのFETHのみ240万ドルを吸収し、GlamsterdamのHoodi有効化も延期された。

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2026年10月24日, 02:04 JST1分で読めます
AI要約AI
  • イーサリアム(ETH)現物ETFが10月22日に1億1,060万ドルの純流出を記録した
  • BlackRockのETHAから7,550万ドルが流出し単一商品最大となった
  • GrayscaleのETHEとMini Trustが合わせて2,030万ドルを流出した
  • FidelityのFETHのみが240万ドルの純流入を記録した
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米国の現物イーサリアム (ETH)ETFが10月22日(木曜日)、合計で1億1,060万ドルの純流出を記録した。前日は1,490万ドルの純流入だったが、わずか1営業日で資金の流れが売り側に振り戻った形だ。この数値はFarside Investorsが毎日公表している資金流出入台帳に基づくもので、設定と解約の差し引き、つまり上場商品群全体の純残高を示す。個々のファンドの売買高ではなく、米国の取引日単位で計上されるため、現物市場での売買回転とは直接結びつかない点に留意したい。内訳を見ると、流出額の首位はBlackRockのETHAで、7,550万ドルが引き出された。これは当日の単一商品としては最大の規模で、純流出総額の約3分の2を単独で占める。続いてETHBから1,720万ドルが流出し、GrayscaleのETHEは960万ドル、Grayscale Ethereum Mini Trustは1,070万ドルをそれぞれ失った。Grayscaleの2商品を合わせると流出側に2,030万ドルが上乗せされる。一方で流入を記録したのはFidelityのFETHただ1商品で、240万ドルを純吸収した。4商品で計約1億1,300万ドルが流出し、1商品がそのほんの一部を取り戻した計算だ。

価格面では、10月23日(金曜日)のセッション終値が市場データ集計の一つで2,408.22ドル、照合用のもう一つのフィードでは2,409.21ドルと記録されている。方向性をめぐる食い違いではなく、終値の算出方式の違いによる差だ。執筆時点の当社のライブ監視では、イーサリアムの価格は2,410ドル付近にあり、24時間で1.4%上昇している。つまり資金流出への反転は、まだ現物価格の弱含みとしては現れていない。当日の純流出を価格の結果と直結する因果の証拠は現時点で提示されていない。ETFの1日当たり純額はファンド受益証券の流れを追う指標であり、基礎資産であるETHの売却にそのまま反映されるとは限らない。

資金フローの公表以降、現物の値動きは横ばいが続いており、流出日は直物価格を動かしていない。ただし当社の合成指標群は依然下落トレンドを読み取っている。相対力指数(RSI)は40.4、MACDのシグナルは弱気だ。当社の合成スケールでは、上値抵抗線の2,436ドルが100点満点中100点、サポートの2,286ドルが95点と、この2水準が相場の分岐点になる。足場全体はイーサリアムのテクニカル分析ページで随時追跡している。デリバティブのポジションはロング寄りが続く。建玉は101億ドルで、追跡対象口座の71.6%がロング側にあり、ロング・ショート比は2.52だ。2,436ドルの天井を抜ければ、資金フロー単独では説明しきれない規模の再ポジショニングが強制される可能性がある。同じ値幅を検討する向きには、先日の2,300ドルのサポート試験に関する当社の分析も参照できる。

GlamsterdamのHoodi有効化が延期

10月22日のイーサリアム (ETH)関連の動きは、資金台帳だけではなかった。イーサリアム財団は、10月26日(月曜日)に予定していたGlamsterdamアップグレードのHoodiテストネット有効化を延期した。理由として財団は、ガス会計を組み替える提案EIP-8037が、メインネットで既に稼働中のスマートコントラクトとどう相互作用するか、さらなる調査が必要だと説明している。Glamsterdamは実行層のAmsterdamとコンセンサス層のGlossを一括りにした改修で、ブロックの生成・検証の方法とガス代の計算方法を両方変更する。アップグレードは10月6日(火曜日)にSepoliaテストネットへ到達済みだが、SepoliaとHoodiでは有効化の手順が別々であり、今回の延期は今後の設定を調整するもので、Hoodiに既に記録された内容を取り消すものではない。

財団はHoodi上のノードおよびバリデータ運用者に対し、実行クライアントとコンセンサスクライアント双方の新しいガイダンスを確認し、旧有効化日時をまだ保持している設定があれば更新するよう指示した。その上で、当初の告知にあったクライアントバージョンの対応表だけでは、各リリースが延期を反映しているかどうかを判断すべきでないと付け加えている。メインネットの利用者とETH保有者は対応不要だ。Hoodiの新たな有効化日は後日公表され、メインネットへの適用時期は依然未定である。Glamsterdamはイーサリアム全体のアップグレードの中心に位置づけられており、変更前の工程表は関連報道「イーサリアム (ETH)財団がGlamsterdamのテストネット適用を延期」にまとまっている。改めて10月22日の純額の内訳を示すと、4商品から約1億1,300万ドルが流出、FidelityのFETHが240万ドルを取り戻し、差し引きの1億1,060万ドルが単一の米国取引セッションに計上された。

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