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企業発表

EvernorthのXRP準備金4億7,300万枚超、Nasdaq上場(XRPN)へ接近

Ripple系のEvernorthが株主総会で合併を承認され、473,276,430 XRPのトレジャリーを持つXRPNとしてNasdaq上場へ。SBI Holdingsら10億ドルの支援、清算クラスターとエスクロー解放の焦点を解説。

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2026年9月30日, 22:47 JST1分で読めます更新
AI要約AI
  • Evernorthが株主総会で合併承認を取得し、473,276,430 XRPのトレジャリーを持つXRPNとしてNasdaq上場へ
  • Evernorthは2025年末までに2億1,400万ドル規模のXRP買いつけを完了
  • SBI HoldingsとArrington Capitalなどが10億ドル超のコミットメントでトレジャリーを支援
  • 直近24時間で約1億9,780万ドルのレバレッジポジションが67,756人のトレーダーに対して強制清算
gate.com

株主投票がXRPNのNasdaq上場への道を開く

XRPの価格は1.49ドル付近でもみ合っているが、今回のセッションで保有者に響いた動きは株式市場側にある。Ripple系のEvernorthは株主投票を残すのみで、Nasdaq上場企業となり「XRPN」として取引される見通しだ。公開市場の投資家が法人のXRPトレジャリーに間接的にアクセスできる形だ。SPACのArmada Acquisition Corp. IIとの合併では事前の委任状投票ポータルがすでに閉じられ、株主は臨時株主総会に集まり最終承認を付议した。SECへの提出書類によると、Evernorthは473,276,430 XRPを購入済み、あるいは購入にコミットしており、2025年末に完了した2億1,400万ドル規模の買いつけがその土台となっている。この保有量は、公開された法人XRPポジションの中でも最大級であり、上場後の構造の中核を担う。仕組みはStrategyが株式・債務の発行で広めた法人ビットコイントレジャリーの型を借りているが、目的は異なる。トークンを受動的な貸借対照表に眠らせるのではなく、XRPエコシステムのインフラやオンチェーン金融に保有分を展開し、1株当たりXRPエクスポージャーという指標を時間とともに伸ばすことを成功尺度の一つに据える。上場手続きに先立ち、株主の経済的利益がトレジャリー価値に連動するよう契約も組み替えられ、時価総額と保有トークン価値のずれを縮める試みがなされた。さらに3,000万ドルの転換社債が追加のXRP購入用資金として用意されているが、利用はSPAC取引の完了が条件だ。トークンそのものを直接保有したい投資家にとって、取引所経由の usualな経路は変わらず、XRPの買い方ガイドでは直接購入の方法を整理している。

機関投資家の後押しとデリバティブの建玉

この取引に機関的な重みを与えているのが出資者の顔ぶれだ。トレジャリーは確認済みで10億ドル超のコミットメントに支えられ、SBI HoldingsやArrington Capitalが参加者に名を連ねる。SECのForm S-4提出書類は2026年第4四半期のクロージングを指し示す。資金流出入データでは、XRPベースの製品が当日ネット155万ドルを吸収し、ビットコインやイーサリアムのファンドが資金流出を見せる中、プラスで終わった唯一のカテゴリーとなった。大手プレイヤーのセンチメントは「貪欲」圏にあり、このゾーンでは典型的にFOMOが買いを担うため、資金流入は少数の銘柄に集中しやすい。トークン自体は週足高値から9.7%下落した後、1.47ドルのサポートから反発したばかりだ。より注目すべきはデリバティブの建玉である。清算データ(liquidation data)によれば、直近24時間で約1億9,780万ドル相当のレバレッジポジションが強制決済され、対象は67,756人のトレーダーに及んだ。ロングが1億2,561万ドル、ショートが7,220万ドルと、ロング側の損失が大きい。XRPに限れば、1億5,900万ドル規模のショート清算クラスターが現値のすぐ上、1.50〜1.553ドル帯に積み上がっており、小幅な上伸でも売り手側へ連鎖が走る構図だ。先物取引でこのスクイーズを狙うトレーダーは、通常の連鎖メカニズムに直面する。供給面にも予定された動きがある。10月1日には10億XRPがエスクローから解放される。これは2017年から続く標準的なカレンダー方式で、エスクロー残高は319.8億XRP。歴史的に解放分の大半は再びエスクローへ戻るため、市場への純流入は約2億〜3億XRPにとどまる。供給ショックの可能性は排除できるが、XRPNのデビューを控えたこの時期、デリバティブの関心が同じ窓に集約される。Rippleのエコシステム活動も並行して進む。ブラジルの中央証券格付機関CSD BR(運用資産4兆ドルを管轄)と組み、BTG Pactualファンドのユニットをトークン化し、ブラジルの資産レジストリをXRP Ledgerへミラーする取り組みがそれだ。

焦点は2026年第4四半期のクロージング

株主投票に関する新情報が入った。臨時株主総会はEvernorth合併を承認したと伝えられる。XRPLコラボレーターのBear ChampがX上で、Armada/Evernorthの会議を聞き、投票が通過したと発言したことが情報の出所だ。この報が広がる中、XRPは1.50ドルを上回り、1.51ドル付近で約1.89%高と推移した。9月30日のセッションでは1.47ドルを下押しした後、一時1.55ドルへ接近し、その後1.54ドル付近にタッチする動きもあった。開示された取引条件によれば、承認により残りのクロージング条件と上場条件が満たされ次第、合併は完了へ進み、新会社はNasdaqで「XRPN」として取引される見込みだ。

投票後のスケジュールも判明している。Evernorthの公式発表によれば、合併のクロージングは10月7日、最終条件と取引所の承認を前提に、NasdaqでのXRPNとしての取引は10月8日に開始される見込みだ。目論見書はまた、保有棟がすでに取引価格を下回っていることも示す。2025年10月の契約調印時の提出書類では、Rippleによる1億2,680万XRPの拠出が1XRPあたり約2.37ドルと評価されており、これに基づけば4億7,300万XRPは約11億ドルとなる一方、現行の1.49ドルでは約7億500万ドルにとどまり、37%の目減りとなる。保有分の大半は公開市場での購入ではなく、Rippleと関係者が約3億8,800万XRPを株式と引き換えに提供したもので、合併により費用控除前に約3億ドルの現金が入り、一部は追加のXRP購入に充当される。この保有量は、XRPの流通量631億XRPの約0.75%に相当する。

Armadaが10月1日にSECへ提出した文件によれば、Evernorthの事業結合提案は賛成1,933万1,337票、反対136万2,081票、棄権930票で、別途の合併提案には2,051万4,597票の賛成が集まった。株主はSPACのケイマン諸島からデラウェア州への移転と2件の勧告決議も承認したが、クロージングおよびNasdaqの上場条件は未解決のまま残る。そうした中、XRPは10月1日の日足で1.4784ドルまで下落し、1.4744〜1.5103ドルのレンジを経て約0.78%安となったが、上向きの20日移動平均1.447ドルは維持している。Ali Chartsは時間足の終値が1.54ドルを上回れば対称三角形のブレイクアウトが確定し、発動すれば約10%の上昇で1.70ドルへ向かう可能性があると見ている。一方、CoinGlassのヒートマップでは清算バンドが下値は1.46ドル付近、上値は1.56〜1.60ドル付近に位置している。

会社側の発表からさらに詳細が明らかになり、投票を支える資金の内実が見えてきた。取引は費用計上前で、総額約3億ドルの現金収入を生む見込みで、内訳は私募による2億2,500万ドル、信託収入の約4,800万ドル、3,000万ドルの転換社債資金。会社は、コミット済みの出資者の100%が参加していると明言した。Evernorthの創業者でCEOのAsheesh Birlaは上場を、XRPエクスポージャーへの規律ある透明な経路と位置づけており、出資者名簿には、すでに報じられていたSBIグループやArrington Capitalに加え、Pantera Capital、Kraken、GSRの名前も並ぶ。同社は当初、約6億8,500万ドル相当のXRPを背景にこの計画を発表し、登録届出書が8月末に発効した時点でSECの審査を通過、クロージング時点で約4億7,300万XRPを保有する見込みで、これを上場される純粋なXRPトレジャリーとして最大と説明している。

(20:30 UTC時点)両スレッドは一点で収束する。XRPは発行体自身の開示をもとに、法人トレジャリー時代へ入っている。Evernorthの提出書類は準備金がRippleから直接提供されたと明記し、10億ドルのバッキングも実名の機関が出している。投機的なプロキシ株とはここが違う。基礎となるティッカーはXRPのままで、株主が実際に得るものは市場の憶測ではなく発行体の文書が定義する。上場、転換社債、エスクロー解放がすべて同じ四半期に重なるため、2026年第4四半期のクロージング日程が正念場となる。直近の終値は1.49ドル、直近の清算クラスターは1.50〜1.553ドルに位置する。COINOTAGはこの帯域を、上場週の方向性が決まる場とみている。動向を追う読者はXRPニュースハブを利用してほしい。

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