OKXICEのトークン化株式取引に56社が異議申し立て
OKXとICEの合弁OKXICEのトークン化株式取引をめぐり、AmazonやTeslaを含む56社が異議を申し立てた。SECの5年免除の下、当初62社の約79%が反対に回り、発行企業の同意が上場の可否を左右する。
異議申し立ては56社に拡大
OKXICEが米国上場銘柄の第三者トークン化版を上場する計画をめぐり、11月2日付の公告時点で56社が正式な異議を申し立てた。数日前の開示から6社増えた計算だ。異議を唱える企業にはAmazon、Tesla、SpaceXが含まれ、直近の6社分ではNetflix(NFLX)、SoFi Technologies(SOFI)、Lam Research(LRCX)が筆頭となった。OKXICEが当初、取扱候補として挙げた62社のうち49社、およそ79%がすでに反対に回っている。一方で、異議申立人のうち7社はこの当初リストに名がなかった企業であり、逆に当初候補の13社が公告の公開名簿から姿を消している。ただし公告は、名簿に載っていないことが同意を意味するとは明記していない。件数の推移は段階的で、38社から10月30日公告で50社、そして56社へと進んだ。
更新(11月3日 16:55 UTC):当初選定された62社に名のなかった企業が合弁事業へ参加の打診をしているというもので、同氏は企業名や件数を明かさなかった。
この手続きは米証券取引委員会(SEC)が定めたもので、9月17日、要件を満たすトークン化証券取扱業者に対し条件付きの暫定免除を5年間与えた。トークン化株式を上場したいプラットフォームは、発行企業へ書面で通知しなければならず、その通知から30暦日以内に異議が出されれば上場はブロックされる。取引所OKXとNYSE親会社のIntercontinental Exchange(ICE)の合弁企業であるOKXICEは、異議を1件受けるたびに5営業日以内に公開公告を修正する義務を負う。
取引の仕組み自体は、中央のオーダーブックではなく自動マーケットメイカー(AMM)を中心に構築されている。流動性プールから決済が行われ、価格は各プール内のトークンとステーブルコインの比率で決まる。トークンはステーブルコインとペアを組み、週7日24時間取引できるが、参加は本人確認とウォレット審査を通過した利用者に限られる。OKXICEの設計開示によれば、各トークンは原株と1対1で裏付けられており、利用者は取引前に配当や議決権が株主と同じ条件で受けられるかを確認するよう案内されている。
Cuomo氏「発行企業はまず様子見」
10月30日の公告では12社が名を連ねた。NVIDIA、Costco、Nike、Micron Technology、CrowdStrike、Corning、Iris Energy(IREN)、USA Rare Earth、Bloom Energy、Palo Alto Networks、Reddit、Hewlett Packard Enterprise(HPE)の12社だ。この時点の公開件数は50社で、当初62社のうち43社、約69%が反対していた。当初候補のうち19社はこの公告の時点で公開の異議を出しておらず、Apple、Palantir、Strategy、Robinhood、Coinbase、Circle、Super Micro Computer、ServiceNow、GE Vernova、Boeing、Home Depot、Securitize、BitGoらが名を連ねていた。Netflix、SoFi、Lam Researchの3社も10月30日にはこの「異議なし」側にいたが、2日後にいずれも反対側へ移った。なお、残りの非異議企業は支持を意味しない。異議リストに名がなくても、各社は自社の30日窓口内で後からトークンをブロックできる。
OKXICEの共同議長を務めるニューヨーク州元知事のAndrew Cuomo氏は、金曜日の記者会見で、多くの企業が参加の可否を決める前に市場の実際の動きを見たいと考えていると述べた。同氏はトークン化への理解が深まるにつれ、より多くの発行企業が加わるとの見通しを示し、このプロジェクトを新しい市場構造における初期段階と位置づけた。スケジュールは書面上タイトだ。OKXICEは10月4日に提出書類を公表しており、その日に通知を受けた発行企業の締め切りは11月3日前後となる。ただし通知日は各社で異なり、全社共通の締め切りは存在しない。公表が実態に遅れる点も要因で、プラットフォームは異議1件につき最大5営業日を開示に要することができる。先行して異議を申し立てたJPMorganは、この技術に可能性を見出しており、自社株がどうトークン化され取引されるかを検証したいとの考えを示している。
Cuomo氏は同じ金曜日の記者会見で、異議申立件数には表れない2つの点を明らかにした。当初選定された62社に名のなかった企業が合弁事業へ参加の打診をしているというもので、同氏は企業名や件数を明かさなかった。また、開始日や取引開始時に上場可能となる株式数についても言及しなかった。一方、公開の異議がまだ出ていない当初候補13社のうち2社はすでに自らの立場を示している。SecuritizeとBitGoは以前、異議を申し立てる予定はないと述べており、それぞれの30日窓口が閉じればトークンの上場が可能となる。
カギを握るのは発行企業の同意
2つの公告を併せて読むと、足元で取引所運営の制約となっているのはトークンの設計ではなく、発行企業の同意だ。OKXICE自身の開示は慎重に絞り込まれている。原株による1対1の裏付け、プールベースの価格形成、そして取引前の配当と議決権の扱い確認を求める明示的な指示であり、裏付けだけでは株主の権利は伴わない。同社はまた、通常の取引時間外や流動性が薄い局面ではトークン価格が原株から乖離し、約定が成立しない可能性もあると注意を促している。当初62社のうち13社は依然として公開の異議リストに名を連ねておらず、同意も示唆されていない。各社が申請期限までに届け出るかどうかが、実際に何が上場されるかを決めることになる。
AIによって生成され、AIによるレビューを経て、COINOTAGの編集監督のもとで公開されました。

