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ポリゴン

BinanceとPolymarket、盗難Polygon(POL)7,049万枚の回収へハードフォーク提案

BinanceとPolymarketが11月4日、ブロック済み5ウォレットから盗難Polygon(POL)7,049万トークンを回収するハードフォークを提案。11月5日のガバナンス協議での承認が前提となる。

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2026年11月5日, 10:48 JST1分で読めます
AI要約AI
  • BinanceとPolymarketが11月4日、Polygonのハードフォークで7,049万POLの回収を提案
  • 凍結資産は10月29日のPOL価格0.0924ドル基準で約650万ドルと評価
  • Binanceは損失を約63億ドルと発表、史上最大のハッキングとなる可能性
  • 提案は11月5日14時30分(UTC)のProtocol Governance Callで審議される

凍結7,049万POLの回収提案

Polygonはハードフォークの提案段階に到達した。11月4日にPolygonガバナンスフォーラムへ投稿された文書は、BinanceとPolymarketが起草し、Polygon Labsのバリデータ支援チームが公開したものだ。内容は、事前に固定されたブロック高で新たなクライアントコードを稼働させ、ブロック済みの攻撃者アドレス5つからトークンを全額引き上げ、両社が管理する回収用ウォレットに同額を送金するというもの。総額は約7,049万Polygon (POL)だ。Polygon(POL)の価格は10月29日時点で0.0924ドルにあり、提案はこの基準で凍結資産を約650万ドルと評価している。直近24時間で価格は6.0%動いており、こうした変動は当サイトのPolygonテクニカル分析で追跡している。提案は11月5日14時30分(UTC)のProtocol Governance Callにかけられ、Polygonネットワークのバリデータが議題を審議する。アップグレードの歴史やリスクは、MATICからPOLへの移行と今回試されるガバナンス手順をまとめたPolygonレビューに詳しい。トークンの移転にはPolygon側のソフトウェア変更が不可欠で、パラメータ調整ではなくハードフォークになる理由はここにある。全バリデータが従うルールを書き換える処理なので、バリデータ全体の同意なくしては実行できない。コード投入の前条件も定められている。両社が回収用ウォレットの所有をPolygon Labsに対して証明し、書面で確認することだ。回収提案自体が、この措置は異例であり「頻繁に再現されるべきものではない」とする極端な手段だと明言している。クライアントのリリースはまだ存在せず、文書は将来のリリースが担う仕組みを定義しただけだ。

トークンが凍結されるまで

トークンがブロックリストに載ったのは10月29日、両インシデントが同日に発生した日だ。攻撃者はPolymarketに外部スクリプトを侵入させ、ログイン中のトレーダーを攻撃した。プラットフォームは国際サイトを注文取消のみに制限したが、同日に取引を再開し、ユーザーへの返金を約束した。この事件で残った4つのウォレットアドレスには合計約2,386万Polygon (POL)が眠る。5つ目のアドレスはBinanceに紐づき、約4,663万POLを保持する。こちらの背景はさらに大きい。取引所は自社の損失を約63億ドルと発表しており、認められれば仮想通貨史上最大のハッキングとなる。提案に添付されたデータはブロック96,399,251時点の全残高を列挙し、バリデータが投票前に台帳と突き合わせられるようにしている。そもそもフォークが議題に上がったのはブロックリストがあるからだ。BinanceとPolymarketは4つのブロックプロデューサに攻撃者アドレスの追加を要請したが、プロデューサはソフトウェア再起動時にしかリストを読み込まない。新たにブロックするアドレスがあるたび、ネットワーク全体の再起動が必要になる。この摩擦は攻撃者の行動にも表れている。10月30日に提出された未決トランザクションは約21万9,450POL(10月29日の価格で約2万ドル)の手数料を設定し、リストが阻止するはずの送金に優先権を買おうとした。提案文書はさらに、ハッカーがバリデータに金銭を提示しトランザクションの通過を図ったとも記す。凍結残高は動いていない。動こうとする試みは止まず、リストが強いる各再起動のコストを4つのブロックプロデューサが払い続けている。

Amoyでの検証を経て採決へ

COINOTAGの読みでは、提案文書こそ重要な文書であり、その限界はコード経路自体に書き込まれている。フォークが実行されるのはPolygonガバナンスが承認し、かつ両社のインシデント報告が公開されたままブロックチェーンの記録と一致する間だけだ。11月5日の協議で承認されれば、執筆者らは構築とテストネットAmoyでの検証に約2週間を見積もり、その後メインネットの固定ブロックで有効化するとしている。問題の650万ドルはトークンの時価総額からすれば小さい。草文案が警戒するのは前例だ。論点は取引所の管理とウォレットセキュリティの境界にも及ぶ。残された関門は最初のもの、本日14時30分(UTC)のガバナンス同意、そして回収用ウォレットが被害者のものである旨の書面証明だ。

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