Prysmがv7.2.1修正版をリリース、Ethereum(ETH)Sepoliaテストのガス上限2億に対応
Prysm v7.2.1が月曜夜にリリースされた。Ethereum(ETH)のGlamsterdamテストは火曜10月6日、13時53分36秒(UTC)にSepoliaのガス上限を約6,000万から2億へ引き上げる。デフォルト設定に組み込まれた修正により、バリデータは手動変更なしで2億ガスのブロックを提案する。
AI要約AI
- Prysmが10月6日のGlamsterdamフォーク前にv7.2.1をリリース
- Sepoliaのガス上限は13時53分36秒(UTC)に約6,000万から2億へ変更
- v7.2.1は2億ガス設定をデフォルト構成に同梱しフラグ不要
- 旧ビルドのバリデータは手動変更がない限り6,000万のまま
Sepoliaが2億ガスのブロックを事前検証
Ethereum (ETH)のクライアントPrysmは月曜の夜遅く、バージョン7.2.1をリリースした。火曜10月6日にテストネットSepoliaでGlamsterdamアップグレードが有効化されるその数時間前のことだ。今回の修正で直ったのは、初期設定のままだとネットワークのバリデータの一部が、テスト本来の測定対象よりもはるかに小さいブロックを提案し続けるという問題である。Glamsterdamは13時53分36秒(UTC)にSepoliaで稼働し、目玉となる変更は同ネットワークのガス上限を約6,000万から2億へ引き上げる点にある。ガスとは、Ethereumが1つのブロックに収まる計算処理の量を測る単位だ。上限を上げれば同じスロット内でより多くの取引と重い処理をさばける一方、バリデータ運用者のマシンにかかる負荷も増える。このトレードオフこそが、開発者たちが最終数値を一気に決めず段階的に引き上げてきた理由だ。Sepolia自体は、価値のないトークンを使って変更を事前検証するリハーサル用チェーンであり、本番ネットワークに何かが届く前に仕組みを確かめる場だ。
Glamsterdamはチェーンルールを同時に切り替えるフォークであり、全クライアントが同じスロットで新設定を採用しなければ、ネットワークは互換性のない2つの状態に分岐する。Ethereumのバリデータの多くが稼働させるソフトウェアであるPrysmに修正が必要になったのは、前回のリリースが2億の設定がSepoliaの構成に入る前に完成していたからだ。旧ビルドの運用者は手動で数値を変えない限り6,000万のままで、旧上限で提案されたブロックがリハーサルの精度を損なっていたはずだった。v7.2.1のリリースノートは新設定をクライアントのデフォルト経路に置いたため、フォークスロット前に更新したバリデータは手作業なしで2億ガスのブロックを提案する。今回の出来事は市場イベントではなく工学の節目だ。Ethereum(ETH)の価格はリハーサルに一切関与せず、市場側の読みは火曜のテストではなくメインネットの日程次第で決まる。
13時53分36秒(UTC)後に動くもの
Ethereum (ETH)の処理能力ロードマップは、バリデータ運用が重すぎたりコストが高すぎたりする水準に達する前に、チェーンがどこまで吸収できるかを段階的に確かめてきた。火曜のSepolia実行はその次のデータポイントであり、開発者がメインネットにどの程度の容量を取り込むか判断する前に、バリデータが従来のデフォルトの3倍超のブロックを安定して処理できるかを示す。Glamsterdamはメインネットでは未稼働で、今回のテストに日程は付けられておらず、2億の設定はSepoliaのみに適用される。メインネットが同じ数値を採るかどうかは、独自のテストを伴う別の決断だ。それでも、容量が持てば利益は具体的だ。ブロックスペースが増えれば、ユーザーがスペースを競って手数料を吊り上げるまでに、より多様な取引、ステーブルコイン送金、アプリケーションの余地が生まれる。チェーンの活動はすでにデリバティブのコントラクト取引、ステーブルコイン決済、レイヤー2へのデータ投稿に及び、拡張のたびに各事業が計画の基準にしてきたコスト構造が更新される。板の厚みもこの計算に絡む。第3四半期データではEthereumの厚みはBitcoinの35%であり、安いブロックの恩恵は取引所やユーザー層の間で均一には及ばない。バリデータも新たな負荷を直接背負う。ブロックが大きくなれば、同じスロット時間内に検証・保持するデータが増えるからだ。構成も移り変わる。レイヤー2ネットワークは入れ替わりが激しく、10月26日の引き出し期限付きで予定されているBlastレイヤー2の縮小は、基盤層がスペースを広げる一方で、ブロックスペースの消費者を1つ減らす。Ethereum 1.0から2.0への移行以来続くこの手法は、まず価値のないネットワークで変更を検証し、結果を読み、それからメインネットへの導入量を決めるという繰り返しだ。
フォーク後に何が変わるか
火曜のテスト自体は価格に一切のインプットを持たないが、市場の文脈は周辺に集まっている。
Ethereum (ETH)は2,695ドル付近で推移し、2,733〜2,775ドルの抵抗帯の下で2,650〜2,700ドルの支持帯を維持しており、24時間の動きはほぼ横ばいだ。米現物Ether ETFから週次で純流出が報じられていることが需要側の逆風となり、マクロの節目も二つ近くに控える。10月7日の米連邦準備制度理事会(Fed)9月分議事要旨と、10月14日の米消費者物価指数(CPI)である。2,800ドルを明確に上回って終値を付ければブレイクアウトの構図は強まる一方、2,650ドルを失えば2,550〜2,612ドル付近のさらに深い支持が視野に入る。Sepoliaのデータを注視するトレーダーは制約に留意すべきだ。2億ガスできれいに走ったとしても、メインネットの上限引き上げが差し迫ることを意味しない。Ethereal news weekly #41は、このアップグレードを即時の価格再評価の引き金ではなくインフラ整備として位置付けている。
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Glamsterdamの内容は、2億ガスのテストに処理能力のみならずより広い意味を与える。このアップグレードは実行層のAmsterdamと合意層のGloasを対にしており、中核となる変更は、プロポーザー・ビルダー分離をプロトコル自体に組み込むEIP-7732と、ブロックレベルのアクセスリストを導入するEIP-7928である。開発者のShaurya Malwaは、旧上限6,000万のまま提案され続けるブロックがテストの精度を薄めていたと指摘した。より大きいブロック下でネットワークがどう振る舞うかを観察することこそがこの実行の目的だからだ。クライアントチームは、Sepoliaのノードをローカルで運用する者への実践的な指示も出した。Prysmのビルドが7.2.1以降であることを確認し、手動の編集なしにノードが新上限に従うようにすることだ。メインネットは、開発者が結果を読み終えるまで、この一連の動きの対象外のままだ。
リリースノートによると、Prysmのv7.2.1はデフォルトで部分的なデータカラムも有効にし、ノードがブロブデータの列全体ではなく個々のセルをやり取りできるようにしたほか、一部のケースでクライアントがフォーク後最初のブロックを構築する方法のバグを修正した。この更新が届いたのは、EIP-8261のもとで定められたフォークスケジュールが、v7.2.0の公開後に確定したからだ。先行ビルドは、バリデータのGloasプロポーザー設定がデフォルトで6,000万ガス上限になる旨を警告していた。クライアント側にはまだ一つ穴が残る。Ethereum財団は、Teku 26.9.1がアクティベーション後も依然として6,000万をデフォルトとしていると指摘しており、火曜朝時点でそれはTekuの最新リリースだったため、Teku運用者はコマンドラインフラグを使わなければ2億ガスのテストに参加できない。
Sepoliaでの実行とは別に、Ethereumのメインネットは月曜、初のアトミックなクロスチェーン取引を実行した。Ethereum Economic Zone(EEZ)プロジェクトのコア寄稿者Eduardo Antuña氏によるとのことだ。このテストでは0.001ETHが移転し、レイヤー2の状態更新に伴うクロスレイヤー呼び出しがオンチェーンで記録された。アトミック実行は、L1と複数のL2にまたがる作業を1つの取引として扱うもので、全工程が成功した場合にのみ確定し、1つでも失敗すれば全体が取り消される。この設計は、ユーザーが資産をブリッジし各接続先ネットワークで取引を再実行するというL2分断問題を狙いとしている。GnosisDAOは8月にGIP-153を可決し、現在独立したL1であるGnosis ChainをEEZベースのロールアップへ転換する計画を承認した。転換期間は2026年末から2027年初頭とされている。Antuña氏は、中核プロトコルは依然開発初期段階にあり、複数のL2を対象としたセキュリティ監査と性能検証を待つ状態だと述べた。
13時53分36秒(UTC)に変わるのは機械的で目に見える部分だ。Prysm 7.2.1のバリデータは自動的に2億ガスのブロック生成を始める。火曜まで、どのEthereumネットワークも実行したことのない状態だ。公式リリースノートは、新上限がデフォルト設定に同梱され運用者のフラグ不要であることを明記している。この違いこそが、処理能力の目標を現実の負荷テストに変える。設定が任意のオプトインだったなら、部分的な採用がSepoliaのデータを濁していたはずだ。デフォルトが固定された今、結果は綺麗に読み取れるはずである。今後注視すべき数値はメインネット側の設定であり、その判断はSepoliaのブロックが今後数時間で何を見せるか待つ。
一次情報源
AIによって生成され、AIによるレビューを経て、COINOTAGの編集監督のもとで公開されました。

