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Underdog、Zerohash提携で予測市場の入金に暗号資産を対応、年内に1,100万ユーザーへ
UnderdogがZerohashの決済基盤を活用し、予測市場アカウントへの暗号資産・ステーブルコイン入金を年内に開始する。カードやApple Pay、銀行送金に加わる新手段で、1,100万ユーザーが対象。IG Groupによる11億ドル買収の中での発表となった。
AI要約AI
- Underdogが10月22日にNEXTPredict NYC Summitで暗号資産入金機能を発表、Zerohash基盤で年内稼働予定
- IG Groupは2026年7月30日にUnderdogをエンタープライズバリュー11億ドルで買収に合意
- Underdogの累計出来高は78億8,000万ドル、累計取引件数は4,986万件に達する
- TRM Labsのデータでは月間予測市場出来高が2026年1月に200億ドル超、月間アクティブウォレットは80万以上
Zerohashの送金基盤、年内稼働へ
スポーツ予測市場を運営するUnderdogは、利用者が予測市場アカウントへ暗号資産とステーブルコインで入金できるようにすると、10月22日木曜日にニューヨークで開かれたNEXTPredict NYC Summitで発表した。予測市場は実際の出来事の結果にポジションを取れるサービスで、これまでの入金手段は銀行の営業時間で止まってしまうカード決済や銀行送金が中心だった。新機能はステーブルコインによる即時送金を扱うPayFi分野の決済インフラを手がけるZerohashの基盤の上に構築され、年内の稼働を予定している。条件を満たす利用者はUnderdogアプリから直接入金でき、夜間や週末も含めてほぼ即時の送金が可能になる。ウォレットアドレスの管理もブロックチェーンネットワークの選択も不要だという。銀行の営業カレンダーに縛られる従来の送金と違い、入金フローは典型的な暗号資産の取引時間の枠外でも動く。対応する暗号資産とステーブルコインの銘柄は公表されておらず、執筆時点で確定していない。新入金手段の手数料も非開示だ。Underdogの決済責任者Arthik Adla氏は、ステーブルコインとオンチェーン資産が「より大きな選択肢と速度」をもたらすと述べ、Zerohashの収益責任者Adam Tesan氏は世界規模の24時間送金に言及した。訴求する層はすでにある。IG Groupの2026年10月の買収プレゼンテーションによれば、Underdog顧客の46%が過去に暗号資産を取引した経験を持ち、42%が暗号資産での入金を希望していた。個別株の取引経験者は58%だった。Zerohash自身もこの分野は手慣れた領域で、2026年7月にProphetX向けに暗号資産とステーブルコインの入金を展開しており、今回のUnderdog統合は同じ基盤を2つ目のプラットフォームへ広げる形になる。Underdog自体は2026年7月18日、それまでCrypto.com傘下のCFTC承認デリバティブ部門経由で処理していたスポーツ契約から移行し、自社の予測市場取引所へ切り替えた。ただし留意点もある。Zerohashの開示資料は一部サービスがニューヨーク州では利用できない可能性に触れており、同社アカウント内の暗号資産・ステーブルコイン残高はFDICやSIPCの保護対象外だ。
11億ドルの買収と急拡大する市場
この入金強化は、Underdogが買収手続きの最中にある時期に届いた。IG Groupは2026年7月30日、エンタープライズバリュー11億ドル(うち約2億ドルはアーンアウト)で同社の買収に合意しており、クロージングは2026年末から2027年初めが見込まれる。IGはスポーツファンと個人投資家の層の重なりを買収の後押しの一つに挙げた。2020年創業のUnderdogは登録アカウントが1,100万を超える。公表ダッシュボードによれば、2026年10月21日時点の累計出来高は78億8,000万ドル、累計取引件数は4,986万件で、10月20日単日では7,072万ドルが取引された。いずれも会社側の開示値だ。業界全体の伸びはそれ以上で、取引額もアクティブウォレット数も拡大している。TRM Labsのデータでは、月間の予測市場出来高は2025年初めに約12億ドルだったが、2026年1月には200億ドルを超え、毎月80万以上のユニークウォレットが活動している。Artemisのスナップショットは、過去1年間に予測市場全体で約4,000億ドルが取引され、そのうちスポーツ契約が42.7%、暗号資産契約が14.6%を占めたと示す。Underdog自身のシェアは小さな規模から急速に伸びており、集計データでは10月21日までの30日間の取引高が14億ドルで、前期間から133%増だった。対照的にKalshiは815億ドル、Polymarketは米国と国際プラットフォーム合計で172億ドル。2年前にはほとんど存在しなかった分野で、この3社が現在市場を支配している。新基盤が狙う少額の暗号資産取引も増えている。Chainalysisによれば、100ドル未満の暗号資産サービスへの送金は2025年7月から2026年6月の間に78.4%増加した。ただしこの数字は予測市場への入金に限らず、暗号資産全般にわたるものだ。
CFTCの10月9日スワップ提案
こうしたイベント契約をめぐる規制の土台はまだ動いている。2026年10月9日に示されたCFTC提案は、イベント契約をスワップの定義に明示的に組み込む内容で、予測市場のポジションがデリバティブ向けの規律や暗号資産の契約取引の仕組みの中に置かれることになる。当方の見立てはシンプルだ。30日間で133%の伸びは、入金の摩擦が事業上どれほど重いを示しており、すでに暗号資産を保有する顧客を奪い合う事業者にとって、こうした送金基盤は標準装備になりつつある。とはいえ機能は未稼働で、対応銘柄も非開示だ。発表の中には新規の暗号資産ユーザーを引き付ける、トークン需要を高める、価格を動かすことを裏付ける材料は何もない。
一次情報源
- CFTC提案 · cftc.gov
AIによって生成され、AIによるレビューを経て、COINOTAGの編集監督のもとで公開されました。

