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ビットコイン(BTC)ETF、2日間で2億8,600万ドルの資金流入

米国の現物ビットコイン(BTC)ETFに月曜と火曜の2日間で約2億8,600万ドルが流入。BlackRockのIBITが約1億5,146万ドルを吸収し、10月の純流出は約2,600万ドルに縮小した。執筆時点の価格は81,197ドル。

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2026年10月28日, 17:05 JST1分で読めます
AI要約AI
  • BlackRockのIBITが火曜日に約1億5,146万ドルを吸収し当日の流入の大半を占めた
  • 10月の純流出は火曜日時点で約2,600万ドルまで縮小
  • Crypto Fear & Greed Indexは48から51に上昇し中立圏を維持
  • 米現物イーサリアムETFは2日間で約1億4,900万ドルの純流出を記録
gate.com

米国の現物ビットコイン (BTC)上場投資信託(ETF)をめぐる資金の流れが、火曜日までの2取引日で流入基調へと転じた。先週の木曜日と金曜日の2日間だけで約7億7,400万ドルが同商品群から流出し、10月の累計を赤字に押し込めていた。ところが月曜日に約1億1,000万ドル、火曜日には約1億7,600万ドルが戻り、2日間の合計流入は約2億8,600万ドルに達した。流入幅はセッションごとに拡大している。ETFは、市場参加者(AP)が新たな株式を設定し、信託が custody 業者経由でビットコインを買い入れる「純設定」を通じてのみ規模を伸ばす仕組みで、解約(純解約)はその逆に供給へ働く。機関投資家はコインを直接保管せずにこの商品経由でビットコインへのエクスポージャーを取るため、この規模の資金流入は米国機関需要を映す主要な規制された指標となっている。

月間の収支帳はこれで描き直された。火曜日時点での10月の純流出は約2,600万ドルまで縮小し、年初来の純流入は約8億5,000万ドルを維持する。センチメントも資金流れに沿って動いた。Crypto Fear & Greed Indexは火曜日に前日の48から51へ上昇したが、依然として中立圏内で、1週間前の「強欲」を示す63には及ばない。執筆時点のビットコインの価格は市場データによると81,197ドルで、直近24時間で1.6%上昇している。一方、反発はイーサリアムには及んでいない。米国の現物イーサ(Ether)ETFは、4週連続の純解約を経て、月曜日と火曜日の2日間で約1億4,900万ドルの純流出を記録した。10月の同商品からの流出額は13億2,000万ドルに達しており、このままなら2025年11月以来で最も重い解約月となる。

火曜日の流入はBlackRockのIBITに集中

ファンド別データは、火曜日の回復がいかに狭い幅のものだったかを示している。米国の現物ビットコイン (BTC)ETF12本のうち、純流入を記録したのはわずか2本だ。BlackRockのIBITが約1億5,146万ドルを吸収し、FidelityのFBTCが約2,454万ドルを追加した。この2本で当日の純流入額の全額を占め、残る10本は純流入ゼロだった。当日の流入額は前日の約1.6倍のペースで、流入基調は2取引日に延長された。この偏りは、全体の数字が単一ファンドにどれほど依存しているかを浮き彫りにする。IBITの1億5,146万ドルがなければ、火曜日の純流入は約2,500万ドルにとどまっていた計算だ。

この種の集中は、商品群の既存の規模構成とも一致する。商品群全体の設定来累計純流入は約574億7,000万ドルに達し、純資産総額は火曜日の終値時点で1,039億4,000万ドル。これはビットコインの時価総額の約6.40%に相当する。ただし累計の大半は過去の積み重ねで、2026年に流入したのは約8億5,000万ドルにすぎない。純資産ではIBITが約655億2,000万ドル(全体の約63%)で突出し、以下はFBTCの142億ドル、GBTCの101億ドルが続く。出来高も同じ構図を裏付ける。12本の当日売買高は約15億8,000万ドルで、うちIBITが約11億9,000万ドル、FBTCが2億1,200万ドル、GBTCが7,000万ドルを占めた。純資産は各信託が保管するビットコインの時価であり、設定と価格上昇の双方で増えるため、資金流入が軽い日でも合計は膨らみ得る。同商品はデリバティブではなく現物取引でコインを取得するため、純設定のたびに保管用ウォレットへBTCが追加され、公開市場の供給がその分減る。仕組みの詳細については、設定・解約のメカニズムを解説した現物ビットコインETFの仕組みを参照されたい。

82,000ドル台に抵抗帯が集積

こうした資金流入の買いは、密集した上値の壁にぶつかっている。当メディアのテクニカル指標の複合スコアでは、直近の抵抗線は81,449ドル(強度83/100)、その上に82,220ドル(強度93/100)のより強い層が控え、最新読み取り時点の現値は81,197ドルで最初の壁の直下にある。デリバティブ市場はETF主導の需要の傍らで落ち着きを保っている。ファンディングレートは0.0071%、建玉は163億5,000万ドルで、純設定はまだレバレッジ勢の本格的な再参入を呼び込んでいない。機関のポジショニングでは、Standard Charteredがビットコイン (BTC)の2026年末ターゲットを10万ドルに設定しており、商品群がこの水準に迫るには数か月にわたる持続的な純設定が必要になる。2日間の窗口は約2億8,600万ドルの流入と10月の赤字縮小(2,600万ドル)で閉じた。水曜日に3日連続の純設定が実現すれば、月間収支は黒字に反転する。

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